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オランダニュース

News 温暖化とオランダ
2007-02-04 12:06 (日曜日)
2012年の京都議定書更新のための報告書が金曜日に発表された。今後20年、10年で0.2度ずつ世界の気温は上昇し、水不足、熱波、嵐、洪水が悪化する。気温と海水温が上昇し、雪や氷が解けることで海水面が上昇する。現在までの気温の上昇は、過去10,000年以上をさかのぼっても前例がない。国連により調査を委託されたIntergovernmental Panel on Climate Change(IPCC) の報告書によると、2100年までに約3度の気温上昇が予測される。2100年までの気温上昇を2度または4.5度と予測する科学者もいるが、いずれにしても10億~40億の人々が深刻な水不足と嵐に見舞われる。熱波が頻発し、局地的な激しい雨も増えるが、干ばつにあえぐ地域は増える。ハリケーンの強さは増し、海岸地帯に洪水をもたらす嵐も急増。IPCCは1988年からおよそ5年ごとに報告書を作成している。

明るいニュースとしては、海面の上昇予測幅が28~48cmと、前回2001年の報告書の9~88cmより改善された点。北極の雪や氷の多くは解けるが、南極では降雨量が多く、溶ける量が少ないと予測される。
これをうけ、オランダの気象庁(KNMI)と環境・自然計画局(MNP)はオランダは、100年間に1m以下の海面上昇なら堤防や水路の技術でなんとか沈まないでいられると発表している。

ブリストル大学教授でIPCCメンバーのPaul Valdes教授は、「報告書は、気候変動は予測よりもはるかに速いスピードで起こることを示している。しかし、まだ遅くはない。今後数年にどのような対策をとるかが重要だ。経済や我々の生活様式を損なうことなく、排出ガスを削減する事は可能。」と述べた。

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