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イベント情報 JCC講演会「命のビザ、遥かなる旅路 ~ 杉原千畝を陰で支えた日本人たちとユダヤ人たちのその後 ~」
この度JCCでは講演会「命のビザ、遥かなる旅路 ~ 杉原千畝を陰で支えた日本人たちとユダヤ人たちのその後 ~」を以下のように開催いたします。
第二次世界大戦の混乱の中、リトアニアを舞台に「人道的支援」の名の元、欧州各地を追われたユダヤ人救済において日蘭協力があったことをご存知ですか?  
現在オランダにお住まいの皆様には大変興味深い内容と存じますのでご家族、ご友人、ご同僚などとお誘いあわせの上奮ってご参加ください。

· 日時:6月26日(月)17時半~18時半(受付開始17時)
· 会場:囲碁会館(Schokland 14, 1181 HV Amstelveen)
· 講師:北出明氏(プロフィールは下記参照ください)
· プログラム

o ドキュメンタリービデオ上映(15分)
o 講演とQ&A(45分)

· 申込方法:JCCホームページhttp://www.jcc-holland.nlからお申し込みください



· 概要

杉原千畝は第2次世界大戦中、リトアニアの日本領事で、ドイツの迫害により欧州各地から逃れてきたユダヤ難民たちへ人道的立場から外務本省の訓令に背き、独断で大量の日本通過査証を発行。同時期のリトアニア駐在のオランダ領事Jan Zwartendijk氏が発行した「オランダ領キュラソー島への渡航証明書(キュラソー・ビザ)」と共に、彼らをウラジオストックから海路、福井県敦賀経由で日本を通過させ、アメリカ、カナダなどに無事脱出させることに成功。約6000人のユダヤ難民を救った話は「日本のシンドラー」とも称されました。2015年には映画化もされました(唐沢寿明、小雪主演)。



ここまでは一般的に良く知られた話ですが、ビザ発行後、難民たちのその後の足取りはあまりよく知られていません。難民たちは、リトアニアから陸路を列車(シベリア鉄道)で移動、ウラジオストック~敦賀間の海上輸送を担ったのはジャパン・ツーリスト・ビューロー(JTBの前身)の職員たちで、その内の1人、大追辰雄氏は今回のご講演者、北出氏の元上司でした。 北出氏は、大追氏所有のアルバムに残されたユダヤ難民7名の写真と、裏面に記された大追氏への感謝の言葉に感動し、初めて自分の上司が杉原千畝を陰で支えたていたことを知りました。その後この7名の追跡調査を開始し、2010年8月から9月にかけてアメリカで取材。これまで、5人の身元が判明。その調査活動を基に本の執筆や講演を行い、またメディアなどを通じ、「杉原千畝を陰で支えた日本人たち」を紹介することにより、戦争の混乱期に人道的な行動に出た幾多の勇敢な日本人の行いを通して平和の尊さを発信し続けています。

講演では、上記の元オランダ領事Jan Zwartendijk氏のご子息(Mr. Robert Zwartendijk)へのインタビューの模様も紹介される予定です。



【北出氏プロフィール】

1944年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。66年慶応義塾大学文学部仏文科卒、国際観光振興会(現・国際観光振興機構=JNTO)に就職。ジュネーブ、ダラス、ソウルの各在外事務所に勤務。98年国際観光振興機構コンベンション誘致部長。2004年JNTO退職。著書に『風雪の歌人』(講談社出版サービスセンター)、『争いのなき国と国なれ』(英治出版)、『韓国の観光カリスマ』(交通新聞社)、『釜山港物語』(社会評論社)、『命のビザ、遥かなる旅路』(交通新聞社)がある。
2017-06-05