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News オランダ人学生, 海洋クリーンアップ計画のクラウドファンディング成功
世界中の海に漂うプラスチックを回収するというとてつもない計画「ザ・オーシャン・クリーンアップ」を立ち上げたのは、当時19歳だったデルフト大学の学生ボヤン・スラット。20歳になった今クラウドファンディングで目標の200万ドルを集めるのに成功した。

スラットはギリシアの海でダイビング中に、魚の数よりプラスチックバッグが多いことにショックを受けた。高校在学中にプラスチックによる海洋汚染、そしてこれを清掃・回収するための経済的、ロジスティック、技術的な方法を6ヶ月かけて研究した。2012年、スラットが17歳のときにTEDのローカル版TEDxDelftでこの計画を発表、大きな反響があった。

スラットのクリーンアップ作戦は、海を漂流するプラスチックゴミのみをターゲットにし、能動的に回収しに行くのではなく、風と海流を利用し、受動的に流れてきたゴミをキャッチしようというもの。イメージとしては、海面に浮かぶ棒状のものを100kmに渡り並べる事で、流れ着いたゴミを収集する仕組みである。この仕組みは、船や網を使うわけではないので、魚が引っ掛かったりする事はなく、プラスチックゴミのみを回収することが可能となっており、海洋環境に影響を及ぼす事なくクリーンアップ活動ができる。

TEDでの放映後、このプロジェクトに関する批判や疑問が投げかけられたが、スラットは1年間にわたるリサーチを行い2014年6月に研究結果を発表、コンセプトの正当性を確認した。このリサーチには100人以上の専門家とボランティアが参加し、デザインの機能、嵐への耐久力、環境への影響、費用対効果などを分析した。このフィージビリティスタディの直後にスラットはクラウドファンディングを開始し100日で200万ドルの目標額を集めることに成功した。
次のステップはシステムの構築と大規模なテスト操業である。


2014-09-14