ポートフォリオオランダニュース

オランダ地方選、極右のフォーラム・フォー・デモクラシー党(FvD)が大躍進、VVDと第一党に
昨日20に行われたオランダ地方選挙(上院選挙)で、これまで議席がなかったフォーラム・フォー・デモクラシー党(FvD)が大勝した。(93%開票時) FvDはルッテ首相の率いる自由民主党(VVD)党と同数の12議席を獲得している。野党の衰退は目立つものの、左派の緑の党(Groen Links)は、9議席とこれまでの4議席から大幅に躍進した。

ティエリー・ボーデットが率いる新党FvDゼロ議席から12議席へと、第一党としてVVDと肩を並べる形となった。ルッテ首相は、FvDを無視するわけにはいかなくなると会見で述べている。同じような政策を掲げていたウィルダース氏の率いる極右のPVV党は9議席から5議席へと縮小した。この他、キリスト教民主党が12議席から9議席へ、労働党が8議席から7議席へ、社会党が9議席から4議席へと議席を失っている。

FvDはEUに反対し国民投票を提唱している。さらにオランダの価値を守るための移民排斥と国境管理強化を求めている。

ユトレヒトの銃撃事件、容疑者逮捕
18日朝ユトレヒトで起きた銃撃事件で3名が亡くなり5名が負傷した。トルコ出身のギョクメン・タヌシュ容疑者(37)は、事件の数時間後、現場から約3キロ離れた建物内に潜んでいるところを発見された。捜査当局によると、銃撃犯の犯行動機はまだ不明。

タヌシュ容疑者は2週間前にも、自転車窃盗、店舗無断侵入で逮捕されている。それ以前にも強姦罪で逮捕されるという経歴があったが数日後釈放されている。強姦の被害者であるアンジェリーク(47)によれば、タヌシュが事件後に自分のところに押しかけるのではないかと不安だったという。タヌシュ容疑者はコカインを服用し、強姦し暴力をふるったという。アンジェリークは、容疑者はテロリストではなく、ただの精神異常者だと断言している。また近隣の人も容疑者は普段から情緒不安定だと証言している。一時期熱心なイスラム教徒になったかと思うと、酒を飲みだすなど、一貫性がなかった。

別の情報源(近隣の住民)では、タヌシュの家族はサラフィー主義のセクトに属しているという。タヌシュもこの感化を受けていた可能性もある。弟はチェチェン紛争に参加していたとみられ、フェイスブックのページにはジハードの旗の写真が載っている。チェチェンのイスラム武装勢力は、過激派「イスラム国(IS)」ともつながるとされる。しかし、今のところ銃撃の動機は明らかにされていないため、テロと結びつけるのは時期尚早である。

銃撃発生を受けて、空港やモスクに準軍事警察を配置するなどユトレヒトの警戒レベルは最高レベル5にまで引き上げられたが、容疑者逮捕を受けて4に引き下げられた。
(画像はトラム内のカメラが撮ったもの)

オランダ地方選と一昨日の銃撃事件の影響
本日20日はオランダの地方議会とWaterschapというオランダ独特な水管理委員会選挙。後者はオランダに住んでいる人なら国籍に関係なく日本人にも選挙権がある。投票用紙配布数は1310万通。全土に1万近い投票所がある。投票は夜21時まで。

地方議会選挙は伝統的に投票率が低いと言われている。前回は50%に満たなかった。しかし今年は投票率が上がると見る向きもある。2日前に起きたユトレヒトでの銃撃事件と天気の良さがその理由だ。ユトレヒトの銃撃事件はまだテロとは確定していないものの、反移民を掲げる極右党である自由党(PVV)党と民主フォーラム党(Forum voor Democratie)には追い風になるかもしれない。ただ、この両党の支持者は固定しているため、新規にこの事件を受けこの両党に投票をしようとする人は少ないという見方もある。また、脅威が迫っている場合には一般的に既存の政党に投票するという過去のデータもあることから、ルッテ首相のVVD党に有利という説もある。
世論調査では、自由民主党と反EUと反移民を掲げる民主フォーラム党が拮抗している。

ユトレヒトのトラム内で発砲事件、警察はテロを警戒
18日10:45ごろユトレヒトのトラム内で発砲事件があり数人が負傷した。事件が起きたのはユトレヒトのカナールアイランド地区にある24オクトーバー広場(24 OKTOBERPLEIN)付近。現在警察が捜査中だが犯人は逃走中だという。警察はテロの可能性があると調査を進めている。

当局によれば、ひとりの女性は胸を数箇所撃たれ重症。道路にも負傷して横たわる人が蘇生治療を受けている。トラムの中でも数名重傷者がいる模様で救助隊が手当をしている。

付近は現在交通閉鎖中。高速道路A12のOudenrijn付近の一車線も救急車などの通行で閉鎖されている。市内はトラムの運行はすべて中止。またユトレヒト市内の各学校は厳重警戒をするよう警察から指示されている。ユトレヒト中央駅も警戒を強化している住民には外出を控えるよう呼びかけている。
(画像はNOS)

気候変動対策で数万人の雇用
オランダ持続可能エネルギー協会(NVDE)の依頼でTNO(オランダ応用科学研究機構)が調査した結果、政府の気候変動対策により雇用が拡大することが判明した。TNOによれば、39,000から72,000人のフルタイムの雇用が実現するという。政府...


政府の気候変動対策、消費者のエネルギー税増税を止め企業への負担を増やす方向に
気候変動の原因であるCO2削減対策費用が、今年度からエネルギー代(税)の値上げとして消費者に転嫁されたことに対し、国民からの反感は大きいものがあった。水曜日、中央統計局(CPB)と生活環境計画局(PBL)の報告書を受け、ルッテ首相とヴィーベ...


オランダ気候変動対策に対するデモ、アムステルダムで4万人参加
アムステルダムで10日に行われた政府の気候変動対策に対するデモに、暴風と雨の悪天候にもかかわらず4万人が参加した。ほとんどの参加者は穏やかにデモ行進を続け、ゴミなども残さず無事に終了した。デモの参加者は、過激な反政府主義の人たちではなく、ま...


3月18日(月)オランダ全土でスト
月曜日朝、オランダ鉄道(NS)やトラムやバスなどの都市交通機関が66分間ストを行う。このため都市部からの列車は始発が7時06分からとなる。その後は通常通り運行する。ストが行われるのは、デン・ヘルダー、ホールン、アルクマール、、エンクハウゼン...


オランダでもボーイング737MAXの飛行禁止
エチオピアで起きた米ボーイングの最新鋭機「737MAX」の墜落事故に関連して、同型機の運航を停止する動きが世界各国に広がっている。オランダを含むヨーロッパでも例外ではなく、欧州航空安全機関(EASA)の指令を受け欧州各国が12日の午後20:...


アムステルダム市、イスラム過激派の影響を受けている高校に懸念
アムステルダム市当局は、イスラム系中高等学校であるコーネリアス・ハーハ・リセアム(Coenelius Haga Lyceum)が非民主的な教育を行っているとし、同校理事会の総辞職を求めている。アムステルダム市市長であるフェムケ・ヘルセマ氏と...


アムステルダム市、投資目的の不動産購入を禁止に
アムステルダム市は、新規建設の不動産を賃貸目的で購入できないようにする意向だ。住宅不足で悩むアムステルダム市は、投資目的で不動産を購入する企業や個人による不動産価格の高騰を防ぐのが目的だと発表した。同市によれば、投資目的で購入する業者は、非...


アムステルダム国立美術館、旧植民地スリランカやインドネシアへの美術品返還か
アムステルダム国立美術館は、スリランカとインドネシア政府といわゆる「略奪美術品」を返還することについて話し合うと発表した。Trouw紙のインタビューで、国立美術館のタコ・ディビッツ館長は「美術品返還はもっと早い時期にすべきだった。弁明の余地...


ブレグジットで、BMWのMINI生産オランダに移行か
あと数週間で英国のEU離脱のデッドラインがやってくる。もしこれが合意なしの離脱(ハード・ブレグジット)となる場合には、BMWが所有する車ブランドMINIの生産はオランダのボルンに移行する可能性があると、BMWの幹部が発表した。


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ターメンジャパン少年野球チーム


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オランダ長崎県人会


日本語お勉強サークル Wonder★Kids


ソフィア会(上智大学出身者、関係者)