安全情報・大使館情報

オランダ内および海外の安全情報や大使館情報を載せています。

28日(火)オランダ全土で公共交通24時間スト
28日(火)にはオランダ全土で公共交通機関の24時間ストが計画されている。労組が年金制度の改善を求めて交渉中で、合意に至らない場合にはストは決行される。ストが予定されているのは、オランダ鉄道、バス、トラム、メトロといったほぼすべての公共交通機関。通勤・通学は徒歩、自転車あるいは車といった手段のみとなる。

すでにグリーンウィールやシックストといったレンタカーは予約が急増している。KLMなどは車の通勤者が増えるのを見越してすでに通常より広い駐車場を借りている。企業でもこの日は従業員の在宅勤務を推奨するところも多い。

政府も通勤、通学者に注意を呼びかけている。ファン・ニュウェンハウゼン交通大臣は、渋滞を懸念し「車での外出の必要がなければ使用しないように」と述べている。労組と年金について交渉しているコールメース社会省大臣は「火曜日のストを回避するよう努めているものの、非常に複雑な問題がからんでおり」火曜日までに双方の合意が得られるかはわからないとしている。

スキポール空港は、空港への公共交通は火曜日も通常通り運行するよう呼びかけている。もしストを決行するなら裁判でストを中止させる圧力をかけると発表した。


アムステルダム、オープン・ガーデン

欧州議会選挙、オランダでは労働党が圧勝
極右政党の台頭が懸念されていたオランダで昨日23日に行われた欧州議会選挙で、出口調査の結果、大方の予想がはずれ、労働党が第一党となった。労働党は全26議席中5議席とトップ、中道のキリスト教民主党(CDA)と自由民主党(VVD)はそれぞれ4議席、反EUをかかげた極右の民主フォーラム(FvD)党は3議席とオランダのEU支持が明確となった。

前回の2014年の選挙では3議席だった労働党の圧勝の裏には、元外務大臣で欧州委員会のナンバー2の地位にあるフランス・ティマーマン氏がいる。労働党は2017年のオランダ総選挙で38議席から9議席へと大敗したという苦い歴史があるが、今回の欧州議会選挙でカムバックを成し遂げたといえる。

投票率は41.2%と1989年以来最も高かった。5年前は37.2%だった。他の欧州諸国も今日、明日そして日曜日に選挙が行われ、最終結果は来週の月曜日に発表される。

欧州議会選挙、オランダは先陣を切って23日投票に
4億2600万人が投票権を持つ世界で最も大規模な欧州議会選挙が開始した。加盟国の選挙日は4日間に分散されているが、オランダは最初の日の本日23日に行われる。28カ国の加盟国の投票が終了する日曜日夜にはオランダでの投票結果が出そうだ。各国でポピュリストと呼ばれる移民排斥や反EUの党が台頭しており、今回の選挙の結果は欧州の行末に大きな影響を与える。

オランダでは16党が参戦するが、欧州議会議席総数751議席のうち26席が割り当てられてる。議席数は人口に比例する。議会は各国の政党が政治色によって分けられている。例えば、オランダの自由民主党(VVD)と民主66党(D66)はリベラル派に、社会党と労働党は左派といった具合だ。最終結果はイタリアが投票を終了する日曜日夜から発表が始まる。
投票権はオランダあるいは他のEU国の国籍を持つ人。

採点ミスで小学校最終学年生徒、間違った進路アドバイスを受ける
日本の小学校6年生にあたるオランダのグループ8の生徒は、中等教育を選択するために試験を受ける。試験の結果で、大学進学コースか職業訓練コースかなどの進路アドバイスを受ける。試験はCITOと言われる中央管理されている試験と民間試験があるが、この民間試験を受けた子どもたちのうち数千人が採点ミスで間違ったアドバイスを受けた可能性があると教育省が発表した。

4月に試験を受けた11歳から12歳の子供の総数は175,000人。このうち採点ミスがあったのは19854件である。この中で実際よりも高いレベルの学校をアドバイスされた子供は18288人。問題なのは実力よりもレベルの低いコースを推奨された子どもたち1566人。採点は民間テスト会社ではなく、独立した採点専門家が行っている。民間テスト会社は火曜日このミスを各小学校に伝えた。間違った試験結果を受けた子どもたちは再度試験を受ける必要はないという。

報告を受けたスロブ教育大臣は「進路選択をアドバイスする小学校が、再度進路アドバイスを検討しなければならない自体になったことは非常に遺憾」だと述べている。先週までに試験結果を受け取った子供のうち11%は間違ったものを受けている。CITOテストでは採点ミスはなかった。

反移民・反EUのFvD党ボーデット議員、今度は女性蔑視
今年3月に行われたオランダ地方選挙で第一党となった反移民、反EUの民主フォーラム党(FvD)のボーデット氏が、アメリカの政治誌に寄稿した記事に対し、各党が砲火を浴びせている。「アメリカン・アフェア」誌の中でボーデット氏は、フランスの小説家ウェルベックについて書き、中絶、安楽死、そして働く女性に反対する旨を書いている。批判をしているのは、中道右派の自由民主党や民主66党そして左派の労働党、社会党そして緑の党である。

ボーデット氏自身は各党の批判を全く理解できないと発言している。「世界でも最も重要な思想家(ウェルベック)に関する美しいエッセイだ。全編をしっかりと読んで理解してほしい。」と反論している。

同氏は安楽死や中絶だけでなく、働く女性に対しても批判的である。「女性が”解放”され経済的に自立できることは喜ばしい限りだが、フルタイムで働くことは夫や家族にとっては苦難だ。仕事と育児を両立させるのは不可能。」だとし、これが欧州の人口減少の原因だという意見だ。

民主66党は「ボーデットは時代錯誤」だと批判、緑の党や社会党もこれに同意。緑の党は「お母さん、また昔のように女性の地位のために戦わねばならないの?」とツイートしている。教育科学文化省大臣ファン・エンゲルスホーフェンもツイッターで「馬鹿な記事」だと批判、「女性が自分の人生を選択できる自由のために、経済的な自立を促す目的で今も戦っている。」 オランダの大臣16人のうち10人は女性である。

履歴書や面接なしで就職、オランダでも始まる
履歴書送付や面接もなしで即仕事を開始、というシステムがオランダでも始まった。オープン雇用(Open Hiring)という米国で使われている方式がオランダにやってきた。最初にこのシステムを取り入れたのはウーデン市にあるベビー用品小売りチェーン「ママルース」である。今年3月にこの会社で働きたいという人たちがリストに名前を記入した。就職希望の人は例えば10kgを持ち上げられるとか、4時間立ち続けで仕事ができるなどといった特技を記入するだけで、学歴や職歴、年齢、性別などは書く必要がない。55歳の失業者であるコルネーさんは、これまで何度も履歴書を送り、面接を重ねてきたが、年齢でひっかかり就職ができなかった。ところが今回のオープン雇用ですぐに就職が決まり、コルネーさんも会社側も満足しているという。

オープン雇用システムは35年前に米国のバーニー・グラスマンが考案したもの。グラスマンは、グレイストン・ベーカリーを設立し、仕事をしたい人が名前を記入するだけという、就職にかかわる様々な壁を排除し、人材を確保することに成功した。履歴書と面接だけで選考すると、多くの良い人材を見捨てることになりかねない。本日もウーデン市ではチェイン・ロジスティックスが同じ方法で人材を集める。同市にある他の企業も同じ方法を試行する予定だ。

オランダの失業率は史上最低のレベルまで落ち、4月には30万人となった。しかしながら、性別や年齢や経験などを考慮しなければ「働ける」という潜在求職者は110万人ほどいると見られている。人手不足の今、このような雇用方法は雇用者も求職者の両方にプラスになる。ただし、当然ながらこのシステムがどんな職種や企業にも通じるというわけではない。

ユーロビジョン・ソングコンテストでオランダ優勝、44年ぶり
18日行われたユーロビジョン・ソングコンテストでオランダ代表のダンカン・ローレンスが優勝した。オランダが優勝したのはなんと44年ぶり。ユーロビジョン・ソングコンテストは1965年に始まった息の長い番組で、各国の放送局が自国代表のアーティストと楽曲を決定し、自国の視聴者に大会を生中継するというもの。開催国は前年の優勝国で、今年はイスラエルのテルアビブで行われたが、来年はオランダとなる。コンテストは視聴者による電話あるいはSMSの投票で行われる。

ダンカン・ローレンスは492ポイントを獲得し優勝、続いてイタリアの465ポイントとロシアの369ポイントが2位3位となった。ダンカンの歌った「Arcade」は彼自身が他の2人のシンガーソングライターと作詞作曲したもの。他の決勝出場国25カ国が派手な舞台装置や衣装で注目を浴びたのに対し、ダンカンの普段着のピアノ弾き語りというのが逆に人々の心を射たようだ。王室や首相も「素晴らしい」とツイッターで祝福している。

アヤックス(サッカー)とダンカン(音楽)で湧いた1日
16日オランダ中が注目したのは、アムステルダムのサッカーチーム「アヤックス」のリーグ制覇記念パーティとシンガーソングライター「ダンカン・ローレンス」のユーロビジョン・ソングコンテストの決勝進出だ。

アヤックスは、15日オランダ・エールディビジ第33節の試合が行われ、デ・フラーフスハップに4-1で勝利し、通算34度目のリーグ優勝を果たした。欧州チャンピオンズリーグでは準決勝でトッテナム・ホットスパーに敗れたものの、かつてない活躍ぶりにオランダ中が湧いた。16日にはアムステルダムのミュージアム広場にファン10万人が押し寄せ、勝利を祝うパーティが行われた。ヘルセマ市長もこれに参加しスピーチを行ったが、途中で缶ビールが投げられるという事態も。投げれた缶ビールはマタイス・デ・リフト選手が見事にキャッチし難を免れた。警察によれば数人の逮捕者が出るものの、この大イベントは支障なく19時に終了した。

この夜多くのオランダ人が注目したのは、ユーロビジョン・ソングコンテスト準決勝。オランダ代表のシンガー・ソングライターであるダンカン・ローレンス(Duncan Laurence)が出場し、見事に決勝進出を獲得した。イスラエルのテルアビブで行われているこのコンテスト、決勝は土曜日に開催される。

オランダ情報機関、ファーウェイ社によるサイバースパイ行為を調査
オランダのフォルクスクラント紙の報道によれば、中国の通信技術企業ファーウェイ(Huawei)社がオランダにてサイバースパイ行為を行っている可能性があるという。ファーウェイはオランダの大手通信会社経由で顧客情報を盗み取っていると同紙は報じている。オランダの情報機関であるAIVDは中国政府によるスパイ行為であるかを調査に乗り出すという。ただし、AIVDもファーウェイそして大手オランダ通信企業(KPN、Vodafone/Ziggo、T-mobile)も、これが事実かどうかは発表していない。

ファーウェイ社は世界中でスパイ行為の容疑がかけられている。オランダでは無線通信4Gネットワークをさらに高速で信頼度の高い5Gネットワークへの移行が進みつつあるが、このネットワーク構築にファーウェイ社を招くか否かで調査が進められており、その結果を待って政府は決定を下すという。

昨日オランダ政府は100ページに及ぶ「中国戦略」を発表したが、その中で中国によるサイバースパイ行為にもっと目を向けるべきである旨が記されている。「これまでオランダはあまりにもナイーブであった。」と述べている。このファーウェイ社回避は、「安全保障上の問題」としてアメリカのトランプ大統領が同盟国各国に呼びかけている。日本を含むEU諸国もこれを検討しているが、5G構築は中国企業の技術なしでは完成しないというジレンマに直面している。

春から夏にかけてのオランダ、アンティーク・マーケット
オランダでは、春から秋の初めまで野外のアンティークそしてビンテージのマーケットが各地で開催されます。その中でも面白いのはハーグとデルフト。
ハーグは中心に近い並木道のあるLange Voorhoutで毎週木曜日と日曜日の2回、毎回70店舗ほどが出店。デルフトは運河沿いの道端と旧教会の周りで毎週土曜日に100軒以上の店が品物を並べています。ハーグのほうは、アール・ヌーボーやアールデコといったアンティークから銀製品、ジュエリーそしてビンテージ製品、古書が中心で、少しだけ高級志向。デルフトは食器やガラス製品、本、古い版画などが並んでいます。両方ともじっくり見ると3〜4時間かかります。

【ハーグ】
5月5日から9月22日までの毎週木曜日と日曜日。10:00〜18:00
Lang Voorhout

【デルフト】
4月13日から10月19日までの毎週土曜日10:00〜17:00
Oude Delft付近の運河沿いと旧教会の周り

ローリング・キッチン(5月29日から6月2日)
アムステルダムのウェスター・ガスファブリック(Westergasfabriek)は元ガス工場あとで、今では文化施設が集まるコンプレックスとなっている。そこで数々のイベントが行われるが、今月末は数10台のフードトラックが集まる「ローリング・キッチン(De Rolendekeukens)が開催される。敷地中が巨大野外レストランと化する会場では、ライブ音楽が演奏されるなど、家族で楽しめる。

日時:5月29日から6月2日
場所:Westergasfabriek, Amsterdam (トラム5番の終点)



車両放火が増加
保険業者組合(Verbond van Verzekeraars)によれば、車両への放火事件が急増しているという。2014年に受けたクレーム数は3000件だったのが、2018年には45%増加し4359件となっている。ユトレヒト州、フローニンゲン州、ゼーラント州での増加が目立っている。人口に対する車両放火数の多い州はオーファーアイゼル州で2900人に対し1件という割合だ。

この増加の背景は明らかではないが、保険業界は若者の間で放火魔を真似する者が増えているのではと見ている。証拠は燃えてしまっているので犯人を捕らえるのは困難を極める。さらに防止も難しい。

実際に放火される車両の数は上記保険業界が発表しているものより多いとみられる。放火などの被害に対する保険をかけている車は70%のみで、30%の車両は基本保険のみ。これらの車が炎上しても保険のクレームはできない。

オランダ、空前の人手不足、求人数過去最大に
オランダでは好況を反映し人手不足が続いているが、2019年の第1四半期にはこれが頂点に達した。中央統計局の調査によれば、求人数は27万7千人と過去最大。とくに従業員数10人から100人の中小企業ではこれが深刻だ。求人が最も多いのは、介護、商業、飲食業である。雇用者側は従業員の獲得が難しく、これが経済成長を妨げる要因になるという懸念もある。

CBSによれば、雇用契約は最初は短期でその後無期限契約になるのが普通だが、従業員確保のために最初から無期限契約を提示するところも増えているという。しかしながら、不思議なことに人手不足や高成長経済にもかかわらずインフレ調整後の実質賃金は下がっている。

失業率も2008年の金融危機以来最低の水準に落ちている。失業率は5年前には7.8%だったのが現在では3.4%と下がっている。これにより長期間失業者も仕事が見つかっている。

フリッツの容器をプラスチックから環境に優しい素材への移行なかなか進まず
フライドポテト(フリッツ)やコロッケといった揚げ物のスナックなどを売るスナックバー(日本のスナックバーとは異なる)やカフェテリアはオランダに6500軒ほどあるが、大抵の店では白いプラスチックの容器を使用している。プロフェッショナル・フリチュア連盟(ProFri)の推定では毎年3億個のプラスチック容器が使い捨てされている。昨今のプラスチック使用削減の動きで、この業界でも少しずつではあるが、ダンボール、サトウキビパルプ、竹、ヤシの葉といった素材の容器に変える店も出てきている。しかしながら、環境に優しい素材の容器は価格の4%から4.5%とプラスチックの3%よりコスト高になることから、なかなか移行が進まないというのが現実だ。

容器素材の移行が進まないのには別の理由もあるようだ。昨今の健康志向から、フリッツやクロケットの脂肪分や塩分が多いというイメージダウンや、付加価値税の6%から9%への値上がりといった逆風に業界はさらされている。生き残りが一番の課題となっているこのフリッツ業界、容器問題は二の次となっているようだ。

EUでは今後2年以内にプラスチック製のストロー、フォーク、皿、蓋の使用を禁止するというガイドラインを発表した。ところが意外なことにこの禁止リストの中にはプラスチック容器が含まれていないのだ。これもスナックバーでの容器素材の変更を遅らせる原因となっている。ただし、オランダ政府がフリッツ用の容器を皿だと解釈すれば、2021年にはオランダの法律でこれが禁止されることになる。さらに8年後にはオランダの人口の半数がミレニアル世代といわれる30歳から40歳となる。この世代は以前の世代よりもプラスチックの海洋汚染を認識していることから、プラスチック容器の使用を避けるのではと見方もある。ただし紙の容器の中でぐったりとしたポテトを嫌がる人も少なくないため、容器業界には新素材の開発とコスト削減が期待されている。


中国のオンラインショップ「AliExpress」 オランダで「後払いシステム」を開始
中国の巨大Eコマース企業アリババの消費者向けオンラインショップ「AliExpress」が、近い将来オランダなどで後払いシステムを始める。AliExpressは、中国の中小企業が生産するありとあらゆる製品を直接消費者に販売するサイトで、欧米で人気を集めている。AliExpress自身は製品を持たずに生産者が直接消費者に売るというモール形式。

今回始めるという後払い形式は、購入した製品が気に入らない場合には返品することができ、支払いが発生しないという消費者には便利なシステムである。このシステムをAliExpressはオランダのオンライン支払い企業Adyenとスエーデンの銀行Klarnaと共同で構築している。Klarnaによれば、このシステムができれば消費者の購入量は増え、途中で気が変わってショッピングカートから抜くというケースが著しく減るという。オランダのAdyenは2006年に設立された新しい企業だが現在では世界に3500社を顧客に持つ、巨大なオンライン支払いサービス企業である。スエーデンのKlarna社は銀行サービスを行っている。今回計画の後払いシステムでは、Adyenが支払いページを、Klarnaが後払用ページを担当する。
サービスはドイツ、オランダ、オーストリア、フィンランドでまず開始し、その後他国でも採用するという。

アリババは現在ベルギーのリエージュに流通センターを建設中。2021年にこれが完成すれば欧州市場への輸送時間が大幅に縮小される。

ハーグとリンブルグでの連続殺人事件の容疑者逮捕
ハーグとヘールレン(南リンブルグ)での殺人事件の容疑者(27)を逮捕した、と水曜日夜警察が発表した。警察が容疑者の写真を公開してすぐのことだった。この男Hは月曜日にヘールレンで2人を殺害、先週の土曜日には日本人女性をスヘーフェニンゲンの森で殺害した容疑がかけられている。3人とも犬を連れて散歩中だった。警察はこの3件の事件に共通性を見て捜査に乗り出すとともに、テレビの「行方捜査」番組で日本語字幕つきで発表、昨日水曜日には容疑者の写真を公開した。公開した2時間後、容疑者はリンブルグ州の公道で逮捕された。今回の事件では市民と報道機関に多大な協力を得たと発表している。

容疑者はハーグ在住だがリンブルグ州の南部にも頻繁に宿泊していたという。警察が容疑者の逮捕に至った経過はまだ明らかにされていないが、犯行現場近くに取り付けられたカメラ映像の解析は行っていた模様。「容疑者の氏名と写真を公開することはほとんどなく今回は例外」だと警察。容疑者が精神を病んでいて危険性が高いのと3人もが被害にあったことから、公開に踏み切ったという。

オランダ、仏ロスチャイルド所有のレンブラントを購入か
フランスとオランダが権利をめぐって対立するのは珍しいことではない。数年前にはロスチャイルド家が売り出したレンブラント作の「マルテンとオープエン」を、オランダが購入するもののフランス政府の横槍がはいり、最終的にアムステルダムの国立美術館とパリのルーブル美術館が共同購入、交代で展示することになった。オランダKLMとフランスのエアフランスの対立も続いており、今年の2月にはオランダ政府が密かに株を買い増ししフランス政府の持ち分と同様になった。さて今回はロスチャイルド家の係累が所有するレンブラント作品「旗手(De Vaandeldrager)」をアムステルダム国立美術館が購入計画だという。フランスのオンライン・アート・マガジン「La Tribune de l'art」が伝えている。

1636年作のこの絵画は1億6千500万ユーロという値札がついている。このマガジンによれば、黄色いベスト運動などで国内情勢がフアンなフランス政府にはこの購入は論外だという。それよりもノートルダム聖堂の修復に簡単に財布の紐をゆるめたフランスの億万長者たちにアプローチすればいいのだとマガジンの主催者ライクナー氏。
ライクナー氏によれば、アムステルダム国立美術館が1億6500万ユーロで購入意欲を見せているという。ただし輸出許可という壁がたちはだかっており、購入期日の6月19日までにフランスの美術館がこれを買ってしまう可能性もある。輸出許可がおりなければ、国立美術館はこのレンブラント作品は購入できない。今回も同じような問題に遭遇する可能性は低くない。

シルバーネット バザーのお知らせ

『映画音楽の夕べ』のご案内
5月18日に行われるVecht Harmonie Orkestによる『映画音楽の夕べ』コンサートに、バイオリニストの小川朝子がゲスト出演し、『シンドラーのリスト』や『ふるさと』など数曲演奏します。

場所はアムステルフェーン市街地より車で約20分にある教会です。
先着順で無料チケットをご用意しておりますので、ご予約の際にお問い合わせ下さいませ(英語可)。

指揮:エリック・クラウン
ソリスト:小川 朝子
オーケストラ:Vecht Harmonie Orkest
曲目:ウエストサイドストーリー、ジュラシックパーク、ボレロ他
日時:2019年5月18日(土)20時開演
場所:Grote Kerk Vreeland
住所:Kerkplein 1, Vreeland
予約:reserveren@orveo.nl
入場料:€10