サークル (廃止)

2月15日(金)JWC日本語会話オープンデー
JWC日本語会話オープンデー開催。
日本人のあなたにできるボランティア。日本に住んだことがある方、日本が大好きな方、日本語を学習している方々と金曜日の朝にお茶を飲みながら楽しく会話しませんか?英語が話せなくても大丈夫です。子連れ参加も可能です。

日時:2月15日(金)10:30ー12:30
場所:EGCC Amstelveen, JCC room
Schokland 14, 1181 HV Amstelveen
費用:参加無料 (但し、お茶代2ユーロ程度は別途必要)
申し込み:不要。当日受付にて体験の旨お伝えください。

主催、運営:The Japan Women's Club

DFA1ディプロマ試験対策コース始めます
オランダは花の先進国。花は国の主要産業のひとつでもあり、日常生活の中で花を楽しむ習慣があるため、フローリストのレベルもおのずと高くなります。

DFA1ディプロマはオランダ最大のフローリスト協会であるVBW (オランダ花卉小売業協会) が発行し、EFDA(European Floral Design Academy) が実施、オランダ農業・自然・食品安全省が公認する国際資格です。

試験は世界中で同じ基準、同じ試験規約のもと行われ、合格者は世界でも定評あるオランダの基礎的なフラワーデザインテクニックを証明することになります。

もしせっかくオランダにいるので
花のことを知りたいな。
素敵な花アレンジを作れるようになりたいな。
どうせならキッチリ学びたいな。

そんな思いがあるなら是非!
この3月からスタートする試験対策コースをご検討ください。
2020年6月下旬の試験合格を目指します!
初心者の方も大丈夫、しっかり丁寧にご指導します。

初回の3月7日(木)はDFA1ってどんな内容なの?が分かる概論と
ハンドタイドブーケのレッスンを単発参加OKで行います。

コースに興味あるけれどいきなり全コースは・・・・という方は
この機会に是非いらしてみてください。

とりあえず初回だけでも!という方はこちらにどうぞ。↓

日時 : 3/7(木) 10:00~16:00
場所 : Sint-Michielsgestel   詳細はお申込み後にお知らせ
費用 : €120(ランチ込み)

詳細はこちらをご覧ください。
https://ameblo.jp/cija/entry-12436699069.html

ABNアムロ、世界テニス選手権本日準々決勝。ベスト8錦織選手も出場。
2月9日からロッテルダムのAHOYで行われているABNアムロ世界テニストーナメント。昨日14日には男子シングルス2回戦で錦織圭選手がラトビアのエルネスツ・ガルビス選手を6-1、6-4 で下し、ベスト8進出を決めた。本日15日は準々決勝に出場する。このツアーはオランダの銀行グループのABNアムロ銀行が冠スポンサーを務めている。大会の格はATPワールドツアー・500シリーズに属すもので、今回は日本の錦織圭選手が出場していることで、日本からも注目されている。
本日の予定は、
12:30 ガエル・モンフィス vs ダミール・ズムル
14:30 ダニール・メドベージェフ vs ジョー=ウィルフリード・ツォンガ
19:30 スタン・ワウリンカ vs デニス・シャポバロフ
20:50 錦織圭 vsマートン・フクソービッチ

錦織選手の試合を観戦したい人は夜19:30から入場可能。チケット代は決勝に近づくにつれて上昇するが、本日分は1等席43ユーロ、2等席40ユーロとなっている。
(画像はABNアムロ世界テニストーナメントのHPから)

英国EU離脱で、駐在員ヘルプビジネス大ブームに
英国のEU離脱(ブレクジット)でオランダ企業が莫大な財政的損失を被る一方、これをチャンスと見る会社がオランダで急増している。英国に本拠を置いていた企業がすでに数十社オランダへ拠点を移しているが、移転してきた従業員のために住居や学校などの世話をするビジネスである。

この駐在員(エキスパット)のためのビジネスは、ゴミの出し方から学校の選び方そして住居探しといった手伝いを行うもの。さらにこういった実務的なヘルプから、誕生日には自分でケーキを職場や学校に持っていくといったオランダの習慣までも教えるという。

ビジネスは盛況だが、実際には忙しすぎるといった問題も抱えていると、エクスパット・ヘルプのフレムダー氏。2014年にはこのような駐在員を助けるビジネスとして商工会議所に登録していた会社は301社あった。それが現在では590社とほぼ倍増している。会社が増えたにもかかわらず、英国のEU離脱で仕事は増える一方。週に60時間から70時間働くのはざらだという。アムステルダム市はイギリスに本拠を置く企業の誘致に熱心で、これも拍車をかけている。

オランダでの住居探しも平均60日と大変だが、外国人の子供のための学校探しはこれに輪をかけて困難である。多くの学校が満員であり、空き待ち状態だという。

こういった外国人従業員向けビジネス(エキスパット・ビジネス)のブームはいつまで続くのだろうか。ブレクジットが一段落し、拠点のオランダへの移転そして外国人のオランダへの転勤といった大移動が去った後はおそらくこのビジネスも冷える可能性が高い。とくに小さな企業は消え去り、大きなエキスパットビジネス企業が生き残ると見る向きが多い。

オランダの象徴的ショップ、HEMAとAHが共同で店舗
雑貨や家具そして食品も販売するHEMAと大手スーパーマーケットのAH(アルバートハイン)が、共同で2店舗を開店すると12日共同発表した。消費者はこの店舗でHEMAとAHの製品の両方が購入できる。

昨年オランダの投資家に買収されたHEMAはオランダ以外の国への拡大を狙うなど、新規事業戦略を計画中。このAHとの共同店舗計画もこの戦略の一部である。一方AHも今後コンビニや宅配事業などへの進出を図っており、HEMAとの協力も新事業計画に含まれる。

HEMAのCEOであるイェーヘン氏は、最初のテスト店舗2店をさらに発展させ、HEMAが消費者にとってさらに楽しい場所になるよう努めると述べている。1926年に雑貨店として創始されたHEMAは比較的質が高く、デザインが良く、かつ安い製品を独自に開発し販売している。現在9カ国で750店舗運営、1万9000人の従業員が働いている。一方130年前に食品屋として始まったAHは全世界で10万人の従業員を擁する大きなチェーンである。AHのCEOファン・エグモンド氏は「オランダの最も人気ブランドであるHEMAとAHが共同店舗を設置することで、時間のない消費者が簡単に買い物ができるようになる。」と語っている。AHは2店舗のロケーションはまだ決まっていないが大都市の中心部になるようだ。

製薬会社の高額薬品の代わりに、アムステルダムの病院が独自に薬品を製造
アムステルダムの大学病院UMCは、現在製薬業界に注文している医薬品が素早くかつ廉価に入手できるよう病院内の薬局で薬品を製造する予定だと月曜日発表した。この計画実施の引き金となったのはオランダの宝くじ「Vriendenloterij」からの500万ユーロの寄付金だ。この宝くじ会社は毎年数10の慈善事業に寄付しており、UMCへの寄付もこの一環である。

UMCが行う薬品の自主製造は、主として希少疾患の治療薬が対象である。通常希少疾患の治療薬は法外な価格で製薬会社から販売されているが、これを病院が独自に製造する。

UMCは昨年、代謝障害の治療薬を独自に製造したことで製薬業界と対立した。この薬品を製造するリーディアント社は、一人あたり1年分の薬品代を3万ユーロから16万ユーロへと値上げし、さらに市場独占権まで得ていた。UMCは同じ薬品を2万5千ユーロで提供したため同社と対立。オランダ政府はリーディアント社が利益の追求だけを目的としているとしてUMC病院を支援したが、法的な立場からUMCは製造を断念せねばならなかった。

しかしUMCは今年は同じ薬品でさらに質の高いものを独自に製造すると発表した。この治療薬はリューマチや稀なガンの治療薬と同様に非常に高価なものである。UMCは他の希少疾患のための治療薬も独自に開発すると述べている。

オランダの人員縮小の銀行や保険業界の人材、教師不足を助けるか?
オランダの小中高等校学校では教師不足が深刻な問題となっている。一方、金融業界ではITによる自動化が進む中、職の減少が進んでいる。ところが、銀行員や保険業界でリストラになった人たちで教育部門で新しくチャレンジを求める人はほとんどいない。そこで、金融業界は教育省のアリー・スロブ大臣と話し合い、元銀行員や保険業界人に対し教師になるための教育を行うことを協定を結んだ。

この協定は教育者への転職を妨げを取り払うのが目的。再教育や訓練は通常の教職教育より早いテンポで行われ、教師になるのが容易くなるようプログラムが組まれる。さらに一番の妨げとなっている給与だが、これに対しても何らかの措置がとられるという。

金融業界ではここ15年間で4万人の職が消えている。金融危機だけでなく自動化や電子化も職の消滅に拍車をかけている。銀行の支店や窓口も閉鎖される一方でここで働く人たちはリストラされている。一方オランダの義務教育機関で働く教員はこれから5年で5000人不足すると試算されている。求職する金融業界の人材が教育業界への転職を躊躇するのは、給与の差が大きすぎることと、教職の資格を取ることが煩わしいという理由がある。それが今回の協定で改善されることが見込まれている。

ABNAmroワールド・テニス・トーナメント(2月9日ー2月17日)
ABNアムロのワールドテニスは、ATPワールド・ツアー500の13トーナメントのひとつである。このトーナメントは毎年ロッテルダムで開催される。2019年は2月9日から始まり決勝は17日。
今年はプレイヤーに錦織圭選手も名を連ねているので日本人ファンも押しかけそうだ。

日時:2月9日ー2月17日
場所:ロッテルダムAHOY

オランダの高校生、地球温暖化政策に対するデモ。政府の反応は?
木曜日、オランダ全土から国会や政府機関のあるハーグに集まった高校生約1万人(高校生側では3万人と発表)が、政府の地球温暖化対策が十分でないとし、改革を求めるデモを行った。ルッテ首相は、この気候変動を憂う青少年のデモを「素晴らしい」と絶賛する一方で、政府が現在行っている温暖化対策以上は約束できないというコメントを発表した。ルッテ首相によれば、オランダは他の欧州諸国と比べ気候変動に関してはより多くの措置をとっているという。2030年までの二酸化炭素排出削減計画を取り上げ「これ以上何を望んでいる?」と問いかけ、これ以上の対策は不可能だと語った。

ルッテ首相は、今回の高校生によるデモを政府との綱引き競争にしたくないという意向を示し、デモ参加者と政府が協力し綱を引こうと呼びかけた。オランダの気候変動対策を担当するヴィーベス経済相は、青少年がデモを行うことに理解を示している。「将来の気候変動は我々の世代よりも彼らが直接被害を受けるものである。」だとデモをする高校生たちに同情した。

アムステルダムの中央銀行付近で警察と銃撃戦で犯人死亡
水曜日夜19:15ごろ警察はアムステルダムのオランダ中央銀行(DNB)付近で男を射殺したと発表した。射殺されたのは31歳のアムステルダムに住む男性で、拳銃で警官を脅したと伝えられている。警察のツイッターによると、銀行付近で男が銃を振り回しているという通報を受け警官が駆けつけたという。警官数名が現場に行くと男は発砲。警官はこれに応酬、銃撃が行われ男は死亡した。

この発砲事件に巻き込まれそばを通行していた自転車に乗っていた人が負傷したと警察は発表しているが、状態は不明。この事件の目撃者によれば、最低でも10回発砲されたという。

事件後、オランダ中央銀行付近は封鎖され、何台かの救急車やヘリコプターが現場に到着し物々しい雰囲気となった。
付近を運行するトラムも数時間の間、迂回するなど現場付近では運行しなかった。警察は犯人の動機などについて調査中である。

アンデスのスーパーフード、オランダ産「キヌア」世界市場席巻
2014年ごろからスーパーフードと呼ばれる食品がブームになっているが、そのひとつ南米のアンデスからやってきた疑似穀物キヌア(あるいはキノア)がオランダでも大人気となった。これにオランダの「ダッチ・キノア・グループ」が目をつけ今では世界市場を獲得している。

農家で育ったレンス・カイテンさんは2001年からオーガニックなキヌアをオランダで生産し始めた。最初は単なる趣味で栽培していたのだが、キヌアが世界で最も栄養価が高い疑似穀物であることがわかり、大量生産に乗り出したという。

カイテンさんは2012年にオランダの土壌や気候がキヌア生産に適しているかどうかを調査した。2013年には国連がキヌアを国際キヌア年として設定したことにも押され、2014年にはオランダのワーヘニンゲン大学と共同で「ダッチ・キノア・グループ」を設立する。ワーヘニンゲン大学は1990年代から、オランダの土壌に合うキヌア開発の研究を行っていた。2014年にはキヌアがスーパーフードとしてもてはやされるブームとなり、ビジネスは波に乗り順調な滑り出しとなった。

グループは2019年には20万−30万キロのキヌアを生産予定だ。ここで生産されるキヌアブランド名はLola Quinoa。Lolaはオランダを表すLow Land(低地)の略称だ。

グループはオランダで生産し輸出するよりも、世界の農家を助けるために、現地生産の援助を推進したいとしている。現在グループが開発したキヌアを生産しているのは、イギリス、フランス、トルコ、アルゼンチンそして南アフリカである。さらに米国、カナダ、イスラエルでも生産が開始される。原産地である南米でも関心を示しているという。



オランダでKポップブーム、コンサートチケットも160ユーロと高く
韓国のポップミュージック、K-ポップが世界を席巻しておりオランダも例外ではない。アムステルダムで5月に開催されるKポップコンサートのチケットは166ユーロとオランダでのコンサートでは最高値を記録。

オランダでKポップを開催する興行主は数少ないが、コンサートはヒットしている。BTSという少年のバンドは昨年10月にアムステルダムのジゴ・ドームで開催されチケットは売り切れ。数年前にヒット曲「ガンナムスタイル」を出したPSYも成功しているし、少女のグループBlack Pinkも人気上昇中だ。今度開催されるコンサートはこのBlack Pinkのものでチケット代金166ユーロと過去最高額。

KポップはJポップと似ているが、アジアのみならず北米や欧州で人気上昇中。EXO,Twice,Big Bangというアーティストたちは世界でも有名だという。多くのグループが5人から10人という団体で形成されているのも特徴。さらに音楽だけでなく、完璧なダンスも特徴である。そしてこのヒットの影にはJYP,YGそしてSMというKポップ製造工場とも言われる音楽企業がある。グループを育てる事から始め、インスタグラムなどのソーシャルメディアでの宣伝に大金を注ぎ込んでいるという。これらのKポップ製造企業の株も上昇中でJYPは1年間で120%も上がっている。


父親の産休、法定5日よりも延長する人が多く
父親あるいはレズビアンのパートナーは、子供が生まれた際に最低5日間の有給の産休が取れる権利がある。先週の欧州議会ではこれが最低10日と決定しているので、オランダの法律も今後さらに改定されるはずだ。オランダではこの法定産休を延長し、自分の有給休暇を使うかあるいは無給でこれを延長する父親が半数以上いることがNu.nlの調査で判明した。

今年の1月からオランダでは父親は5日間の法定産休が取れることになった。しかしこの期間は短すぎると考える人が多く、67%の人はこれを延長すべきだとしている。半数は最低2週間は欲しいと訴え、5人に1人は4週間を希望している。オランダでは1年半後にはこの5日間の法定産休のほかに70%の給与で5週間の父親産休が取れることになる。

パートナー産休は男女の労働条件の平等化には大きな要素になることは確かである。産後に勤務時間を減らさないと答えた女性は64%、減らすという人は22%、そして仕事を辞めるという人も27%いる。


自転車運転中に携帯操作で罰金95ユーロ!
オランダでは自転車走行中にメールやソーシャルメディアを利用する人が驚くほど多い。7月1日からこれが警察に見つかると95ユーロの罰金が課せられることになる。自転車走行中のアプリ使用以外の罰金では、酔っ払い運転で100ユーロ、赤信号無視で95ユーロ、無灯運転で55ユーロとなっている。

自動車の運転中に携帯電話を利用すると、240ユーロという高額な罰金が課せられる。これは自転車運転中よりも他の車や人への損傷が大きいという理由からだ。車の場合には、アプリ使用だけでなく通常の通話でも同様な罰金が課せられている。自転車の場合、携帯電話での通話は合法である。

自転車走行中の携帯電話使用による事故数は明らかではないが、10年前の4%をかなり上回る数字になっているという。
自転車走行は車の運転と違ってあまり取締も厳しくなく違反事項も少ないと思いがちだが、実は違反事項は多い。上記以外にも右左折で腕で方向指示を出さないのは違反で、罰金も35ユーロ。横断歩道やその近くで追い抜きをすると150ユーロの罰金が課せられることを知っている人は少なそうだ。もっと意外なのは、自転車のベル(警音器)が作動しないと35ユーロの罰金!

アムステルフェーンの囲碁会館に和風カフェオープン

中国でのプラスチックゴミの輸入禁止が、オランダでビジネスに
少し前まで使用済みのプラスチックは中国に輸出されリサイクルされていた。しかし1年前の2018年1月から中国はプラスチックを含む24種のゴミの輸入を禁止した。1992年には全世界のプラスチックゴミの45.1%である1億600万トンが中国に売られていたが、もう世界のゴミ捨て場になるのは止めたと宣言したのである。

これによって利を得たのがオランダである。フレーフォランド州にあるリサイクル企業ファン・ウェルフェンは中国のプラスチックごみ禁止以来利益を上げており、今年始めには欧州で5か所目の工場をスエーデンにオープンした。この会社は庭の椅子などのような硬いプラスチックを細かい粒状にしリサイクルする。
「13年前にこのビジネスを始めたときには、いったいリサイクルで何が作れるのかが問題だったが、最近ではどうやったら古いプラスチックを入手できるのかに頭を抱えていた。ところが中国の禁止令のおかげで大量にプラスチックが手に入るようになった。」と手放しで中国の禁止令を歓迎している。当時は中国企業が競合だったが、これがなくなったことで売上は急上昇している。

これまでプラスチックごみが中国への輸出物だったが、今ではゴミを加工してできたプラスチックを中国へ輸出している。フォーレンダムにあるクラス・リサイクリング社によれば、世界中でリサイクル加工されたプラスチックの50%が中国へ向かうという。ただ、最近では中国でのプラスチック需要が大幅に減ったため、価格が下がり、これがトルコ、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどへ輸出されている。


アフリカで超廉価版エコーを導入したオランダ人
発展途上国での妊産婦の死亡率は高い。オランダの医療技術者である青年トーマス・ファン・デン・ヘウフェルさんは妊産婦の死亡を簡単に防げる方法を生み出し、アフリカに向かった。トーマスさんが持ち込むのはラップトップと携帯エコー機器(超音波検査器)のみ。まずエチオピアに赴き、出産時に母親が死亡する可能性が高い複雑な状態の逆子や双子といった危険要素をエコーで探る。

エチオピアでの妊婦に対する超音波検査はほぼ行われていない。通常の機器はオランダでは2万から20万ユーロもするが、彼の開発した検査器はたったの2000ユーロである。

世界保健機構WHOによれば、アフリカでの妊婦の出産時死亡率は高く、エチオピアでは10万人に353人の母親が死亡するという。オランダでは7人なのでこの数はかなり高いものだ。
トーマスのエコー機器を使うと、妊娠期間や胎児が逆子か否か、そして何人の胎児がお腹にいるかが一目瞭然にわかる。トーマスは助産婦にこの器械の使用方法を教えるという。レッスンは1日しかかからないので多くの助産婦が学ぶことができ、妊婦の死亡を防ぐことができるようになる。
トーマスはこの器械をエチオピアの医療機関に広めたい意向だ。

オランダ最大のチェーン店は「クラウドファット」
オランダのどの町に行っても見かけるドラッグストア「クラウドファット(Kruidvat)」は全土で店舗数956軒を記録した。2013年から店舗数の多さでは常にトップの座にいる。次に店舗数が多いのはスーパーマーケットの「アルバートハイン」で852軒。これに続くのが同じくスーパーの「ユンボ」だと、調査会社ロカトスの調査で判明した。

この調査「トップ100の店舗フォーミュラ」で、増加を見せているのが化粧品などを販売する「リチュアル」の115店舗と「ニューヨーク・ピザ」の129店舗である。これに対し店舗数を減らしているのはネット取引が当たり前になった銀行や郵便局である。

10年前には400店舗あった開発国からの商品を売る「ワールド・ショップ(Wereldwinkel)」も減少の一方で現在234店舗となった。ここで売られるコーヒーやチョコレートなどの「フェアトレード」商品は、たいていのスーパーマーケットで売られているため需要がなくなったことが原因のひとつだという。このためワールドショップは食品以外のスカーフやランプやバッグといった商品に力を入れているが、「なんとなく古臭い」というイメージが払拭できないでいると、担当者。
ドラッグストアやスーパーマーケットはオンラインショップにはまだ取って代わられていず健在だが、銀行の窓口はますます減る一方である。

オランダはタックスヘイブンへの中継地
オランダは税回避地(タックスヘイブン)と呼ばれる国への金融中継国である。中央計画局(CPB)の調査によれば、最終的にタックスヘイブンへ到着する4兆2000万ユーロという金額が中継地オランダに流入している。これはなんとオランダのGDPの6倍という数字だ。大企業は配当金、利子、ロイヤリティで最も有利な国を探しているが、ほとんどがオランダを中継地点として選んでいる。資金はオランダ経由でアイルランドに行き、そしてバミューダなどの税回避国へと流れるというパターンが多い。

オランダが多国籍企業に選ばれる理由には、ロイヤリティに対し源泉徴収税が課税されないことがある。批判を受け政府は2021年からこの制度を変更することに合意している。しかしながらCPBはこの合意だけではオランダが中継地点となることを避けられない非難。政府の合意案では、源泉徴収を課すのは、ルクセンブルグ、アイルランドそしてスイスへの支払いのみ。CPBはこれでは不十分だとし、最終受け取り国での課税を考慮に入れるべきだとしている。

もし課税を強化しなければ国際的なオランダの評判は悪化する一方とCPB。多国籍企業の税回避を効果的に防止するためには根本的な変革が必要であるとCPBは結論付けている。