オランダで起業

ポートフォリオ・ニュースではオランダで起業したかたがたを定期的にインタビューしてご紹介しています。自薦他薦を問わずご興味のあるかたは、info@portfolio.nlまでご連絡ください。

2018-02-26

理学療法士の桑原さん

オランダ起業の第2回目、今回はライデンで理学療法士として働いている桑原秀和さんにお話を伺いました。桑原さんは27歳、水瓶座、O型 P:ポートフォリオ、K:桑原さん

P: まずオランダに来た経緯をおしえてください

K:4年前の2014年5月にオランダにやってきました。もともと海外にでていろんな人や文化に触れたいという思いがあったのと、日本の理学療法士の養成校にいた頃、理学療法士としてオランダで活躍された方にあった事がきっかけでオランダに来る事を決めました。そのときはとにかく理学療法士としてオランダのプロサッカーチームで仕事したいと思っていました。


P: それまでは日本では何をしていたのですか?

K: 理学療法士の学校で4年間学び、そのあとフィットネスやマッサージの仕事をしていました。1年やって、オランダに行こうと決心しました。

P: オランダではすぐに仕事を?

K: いいえ、オランダに来たときは所持金すべて合わせて30万円でした。まずは宿泊場所を探さねばと思い、無料で部屋を貸してくれる「カウチサーフィン」というサイトでアムステルダムのデンマーク人の家に泊まりました。その次の日にはユトレヒトに移るという転々生活をしていたのですが、あるイベントで出会ったオランダ人のおばあちゃんにライデンで3ヶ月ほど無料で家に泊めてもらえることになりました。その3ヶ月の間、ほぼほぼ一銭も使わずにさまざまな方に助けられ生活する事ができました。


P: それで起業をしたのですね?

K:いや、また難関にぶつかりました。所持金は30万円しかなくビザの取り方もわからない状態でいましたので、結構困っていました(笑)。その頃、たまたまウェブサイトで見つけた起業を専門とする弁護士さんが無料相談キャンペーンをやっていたので門戸をたたきました。僕の所持金とプラスで資本金4500ユーロで起業ができるというのです。ただそのお金もない。途方にくれていた所、たまたま本屋で出会ったハンスさんという方が3回目くらいに家に遊びにいったときに事情を話したら、なんとお金を貸してくれることになり、無事に個人事業主として労働許可を得ることができました。

P: いろいろな人に助けられたのですね。やはり人間的な魅力があったのでしょうね。

K: それはどうか(笑)ただ、必死でした。英語もあまり得意ではなかったのですが、一生懸命オランダ語を学びました。

P: それから現在に至るまで

はい、今まで3つのアマチュアサッカーチームで働き、現在はAlmereにあるプロサッカーチームのユースチームで週に3回研修しています。また、オランダ柔道協会で週1回と2ヶ月に一回の頻度で海外遠征の帯同をフィジオセラピスト(理学療法士)としてさせてもらっています。ただそれだけだと食べていけないので、個人のかたの治療もライデンの治療院と出張で行っています。これまでオランダ人向けに仕事をしていたのですが、施術内容が東洋医学の要素も含めたものなので、日本人のかたにも来て頂けたらと思っています。今、日本の免許をオランダのものに書き換える手続きをしている最中です。オランダの免許が取れたら、保険も適用されるので利用しやすくなるはずです。

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