オランダで起業

ポートフォリオ・ニュースではオランダで起業したかたがたを定期的にインタビューしてご紹介しています。自薦他薦を問わずご興味のあるかたは、info@portfolio.nlまでご連絡ください。

2018-03-22

リラックス・マッサージのもんたさん

アムステルフェーンでリラックス・マッサージのお店をやっていらっしゃる通称モンタさん(本名は尾関さん)にお話を伺いました。モンタさんは2015年の4月からオランダにお住まいです。P:ポートフォリオ、M:モンタさん

P: 日本ではどのようなお仕事をしていらっしゃったのですか?

M: オランダに来る前は、午前中は家業の紙器製造会社に勤務し、午後は往診専門の鍼灸指圧治療院、夜はリラクゼーションサロンで働くという忙しい生活を送っていました。26歳のときからリラクゼーションサロンに興味をもち働きだし、鍼灸学校に通い国家資格を取得したのが30歳のときでした。

P: ずいぶんと忙しい日々を送っていらっしゃったのですね。それからどのようにしてオランダに移住なされた のですか?

M:はい、27歳のときに結婚し新婚旅行でスイスに行きました。それがきっかけかけになり、海外にあこがれ、いつか住みたいと思うようになりました。また、人生は一度ですし世界は広いので日本で一生を過ごすことは次第に考えなくなりました。オランダに決めたのはビザが取りやすかったことや日本人コミュニティがあること、子育てにも良いと思ったからです。 滞在許可申請にあたり、いくつかの企業にご協力いただき移住権利を得ることができました。これには本当に感謝しています。

P: それでオランダに移住しすぐにお店を開いたのですか?

M: はい、2015年の4月に移住し、5月下旬にサロンをオープンしました。私の場合、2014年に下見と滞在許可申請のために二度来蘭し、同年秋には個人事業主ビザを取得していました。また、移住当初は自宅の一室をマッサージに利用したので、日本から持ってきたマッサージベットと看板代わりに横断幕を設置し、すぐにお店をオープンできました。

P:ちょうど日本人が就業ビザを得やすい時期でしたね。

M: そうですね。

P: 鍼灸をやっていらしたのに、指圧でもなく、リラックスマッサージというのはどういうことでしょうか?

M: 鍼灸学校へ入学したころは、パッと「痛みをとる」「治せる」ようになりたいと思っていました。しかし、学んでいくうちに、「症状がよくなる」ということは技術や治療以外に自然治癒力や心理的な効果、作用が大きくかかわっていることを知りました。また、それらの差は科学的に比較しないと判断できません。 そして、「受け身的な姿勢」(治療に依存する)より、できる限りレベルの高い研究結果を知り認知を変えていくことも痛みを軽減する助けになるのです。それらのことを知ったとき、鍼灸学校のころから抱いていた疑問が解消され、私の中で治療院をする考えはなくなりリラックスできる時間を提供したいと思いました。 ちょうど移住を真剣に考えはじめたころです。

サロンではゆっくり(リラックス)する時間を提供しつつ、これまでの経験と合わせお役に立てれば嬉しいです。「もんた」は小学生のころからのあだ名です。

P: お子さんもいらっしゃるとのことですが。

M: 6歳と2歳の娘がいます。オランダは教育もいいと聞いていますので成長が楽しみです。

P: お仕事は順調ですか?

集客にはもう少し力を入れなければと思っていますが、おかげさまでオランダ人を含め多国籍のお客さまもたくさん来てくださっています。日本人の方はもちろん、いろいろな国の人たちをマッサージできることは幸せです。

P: 将来の夢は?

オランダで根付き、マッサージといえばモンタ!と誰もが連想できるぐらい、オランダ中にMontaマッサージを浸透させたいです。お店も増やせたらいいなと思っています。

アレクサンダー・テクニーク教室を主催する椙本康世さん


MONO JAPANの中條永味子さん


リラックス・マッサージのモンタさん


映像作家の小倉裕基さん


理学療法士の桑原さん


日本人ドライバーサービスの村上さん