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2019年、レンブラント没後350年のイベント
2019年はオランダ黄金時代17世紀の巨レンブラント没後350年という記念の年になります。オランダではレンブラント没後350年を記念した特別展等の様々なイベントが行われる。ライデンに生まれ、その後アムステルダムで活躍しその生涯を終えた、レンブラント。以下が主なイベントです。

■「アムステルダム国立美術館のレンブラント」展  All the Rembrandts of the Rijksmuseum
2019年2月15日〜6月10日
アムステルダム国立美術館

■「レンブラントとベラスケス」展 Rembrandt – Velázquez
2019年10月11日~2020年1月19日
アムステルダム国立美術館

■「レンブラントのソーシャルネットワーク」展 Rembrandt’s Social Network:Family, Friends and Acquaintances
2019年2月1日~5月19日
レンブラントハウス (アムステルダム)

■「レンブラントとマウリッツハウス」展 Rembrandt and the Mauritshuis
2019年1月31日~9月15日
マウリッツハウス美術館 (ハーグ)

■「レンブラントとサスキア」展 Rembrandt and Saskia
2018年11月24日~2019年3月17日
フリース博物館(レーワルデン)

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レンブラント没後350周年、誕生日に国立美術館で一般応募の絵画展示
今年は没後350年ということでレンブラントにちなむイベントが各地で行われている。7月15日はレンブラントの誕生日。アムステルダムの国立美術館では子供からプロのアーティストまでが応募した「レンブラントにインスピレーションを得た」作品575点を展示開始した。この誕生日記念プロジェクトには95カ国から8500人が作品を送付、この中から575点が選ばれた。

国立美術館のオープニングには691人の子供から大人まで「アーティスト」が勢揃いした。会場ではアーティストでありバンド「ノルマール」のシンガーであるベニー・ヨリンクが、誕生歌「Lang zal hij leven」を斉唱し、レンブラントの誕生日を祝った。 作品には「夜警」にちなんだものが96点、子供の作品が253点、そして132点のレンブラントの自画像が含まれる。国立美術館での展示は9月15日まで。

さて国立美術館の展示に外れてしまった悲しんだり怒ったりしている人のために、これらの作品を展示する会場もできた。ハーレムでは「除外された人のサロン(Salon des Refusés)」と題しヤン&ピート美術館で展示された。

オランダ、仏ロスチャイルド所有のレンブラントを購入か
フランスとオランダが権利をめぐって対立するのは珍しいことではない。数年前にはロスチャイルド家が売り出したレンブラント作の「マルテンとオープエン」を、オランダが購入するもののフランス政府の横槍がはいり、最終的にアムステルダムの国立美術館とパリのルーブル美術館が共同購入、交代で展示することになった。オランダKLMとフランスのエアフランスの対立も続いており、今年の2月にはオランダ政府が密かに株を買い増ししフランス政府の持ち分と同様になった。さて今回はロスチャイルド家の係累が所有するレンブラント作品「旗手(De Vaandeldrager)」をアムステルダム国立美術館が購入計画だという。フランスのオンライン・アート・マガジン「La Tribune de l'art」が伝えている。

1636年作のこの絵画は1億6千500万ユーロという値札がついている。このマガジンによれば、黄色いベスト運動などで国内情勢がフアンなフランス政府にはこの購入は論外だという。それよりもノートルダム聖堂の修復に簡単に財布の紐をゆるめたフランスの億万長者たちにアプローチすればいいのだとマガジンの主催者ライクナー氏。
ライクナー氏によれば、アムステルダム国立美術館が1億6500万ユーロで購入意欲を見せているという。ただし輸出許可という壁がたちはだかっており、購入期日の6月19日までにフランスの美術館がこれを買ってしまう可能性もある。輸出許可がおりなければ、国立美術館はこのレンブラント作品は購入できない。今回も同じような問題に遭遇する可能性は低くない。

レンブラントの「夜警」来年から公開修復作業に
レンブラントが描いた「夜警」が修復される。アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)は来年の初めにも修復作業に入ると発表した。1642年に描かれたこの巨大な絵画の修復作業は公衆の面前で行われる。また同美術館のウェブサイトでもライブで閲覧することができる。

「夜警」はガラス張りの壁の中で動くイーゼルの上に置かれる。観覧者は7メートル離れた場所から修復作業を見ることができる。修復作業は8人の修復士が行うという。ちなみこの作品は200年前にアムステルダム市から国に貸し出されたものである。前に修復が行われたのは1976年だが、それからも劣化が進んでいる。電子顕微鏡などの新しい技術を使い、今回の修復はより優れたものになると国立美術館。

ちなみに2019年はレンブラント没後350年となり、オランダでは各地でイベントが計画されている。

美術商ヤン・シックス氏、またレンブラント作品発見
半年前にロンドンのオークションでレンブラントの作品を見つけたアムステルダムの美術商ヤン・シックス(Jan Six)氏は、2014年にも別のレンブラントを発掘していたと、フォルクスクラント紙のインタビューにて語った。2014年ケルンのオークションハウス「ランペルツ」にて、作者不明のバイブルのシーンが描かれた絵が競売にかけられた。シックス氏はこの絵に描かれている人物のひとりがレンブラントの自画像であることを見抜き、レンブラントの作品であると確信した。この絵にはレンブラントの母親も描かれている。オークション会社がつけた予想価格は15万ユーロ(約1800万円)だったが、アメリカの美術商であるオットー・ノーマン氏もこれがレンブラントの作品だと見抜き、値段は一気につり上がった。シックス氏もこれに応じ、10倍の150万ユーロ(約1億8000万円)で競り落とした。

4年前に顧客のために購入したこの作品は、専門家の鑑定を受けやっと本物のレンブラントであることが確定し、今回の発表となった。シックス氏は半年前にも「若い男性の肖像」と題されるレンブラント作品を発見、競売で購入している。1978年生まれの同氏は美術史を学んだあと、オークションハウスのサザビーズで働き、その後独立している。先祖にはレンブラントが肖像画を描いたヤン・シックス氏がいる。

ロンドンのオークションで売られた作者不明の絵画がレンブラントのものと判明
作者不明としてオークションにかけられた絵画がレンブラントの作品であることがわかった。新しくレンブラント作と認められた作品が出たのは50年ぶり。この絵画は1634年ごろ、若い男性を描いたものだが、おそらく男女の肖像画の一部だと見られている。

この作品を発見したのはアートディーラーで美術史家であるヤン・シックス氏。1年半前にロンドンのオークションハウスであるクリスティーズに「作者不明」として出品されていたものを競り落とした。レンブラントと見られる作品の多くは弟子らによるものが多いため、シックス氏はレンブラント研究機関である「レンブラント・リサーチ・プロジェクト(RRP)」で真贋を調査してもらった。この結果作品がレンブラントのものであることが判明、さらに世界の15人のレンブラント専門家も本物であると太鼓判を押した。

94.5cmx73.5cmのこの作品は、6代にわたってイギリスの貴族によって保持されていた。クリスティーズでの当初の見積もり価格は15,000から20,000ポンド。シックス氏は絵を見た瞬間にレンブラントのものだと確信、数百万ポンド(数億円)に上がると予想し投資家を確保しこの絵画を購入した。予想に反し、競り落とした価格は137,000ポンド(約2000万円)と安いものだった。

さらに、3年前にフランスで競売に出て1億6000万ユーロ(約200億円)でオランダとフランスの両政府により競り落とされたレンブラントの「マルテンとオーピエン」の「マルテン」と今回発見された肖像画の男性に類似点が多いという。顔料、筆使い、構成などがレンブラントが1634年ごろに描いた作品と一致する。

この作品は本日水曜日からアムステルダムのエルミタージュ美術館で公開される。

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