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アフリカで超廉価版エコーを導入したオランダ人
発展途上国での妊産婦の死亡率は高い。オランダの医療技術者である青年トーマス・ファン・デン・ヘウフェルさんは妊産婦の死亡を簡単に防げる方法を生み出し、アフリカに向かった。トーマスさんが持ち込むのはラップトップと携帯エコー機器(超音波検査器)のみ。まずエチオピアに赴き、出産時に母親が死亡する可能性が高い複雑な状態の逆子や双子といった危険要素をエコーで探る。

エチオピアでの妊婦に対する超音波検査はほぼ行われていない。通常の機器はオランダでは2万から20万ユーロもするが、彼の開発した検査器はたったの2000ユーロである。

世界保健機構WHOによれば、アフリカでの妊婦の出産時死亡率は高く、エチオピアでは10万人に353人の母親が死亡するという。オランダでは7人なのでこの数はかなり高いものだ。
トーマスのエコー機器を使うと、妊娠期間や胎児が逆子か否か、そして何人の胎児がお腹にいるかが一目瞭然にわかる。トーマスは助産婦にこの器械の使用方法を教えるという。レッスンは1日しかかからないので多くの助産婦が学ぶことができ、妊婦の死亡を防ぐことができるようになる。
トーマスはこの器械をエチオピアの医療機関に広めたい意向だ。

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EUトップ会談でアフリカ移民問題で合意、オランダ首相は満足
28日夜から29日早朝まで続いたEUの28カ国首脳による会談がブラッセルで開催され、長い討論の結果移民問題で合意に達した。現在欧州では地中海をボートで渡ってくるアフリカからの移民が問題化しており、先日もイタリアが受け入れを拒否したためスペインまで航海を続けるという事件が起きている。アフリカからの移民がまず上陸するのがイタリアやギリシアなので、欧州内における不公平感が高まっていた。

移民の中でも戦火や反乱を逃げてやってくる難民と、より良い生活を求め欧州に渡る人たちがいるが、難民に関しては欧州全土で受け入れる。ただし東欧諸国はこれを断固として拒否している。長期的には一箇所で移民や難民を管理するシステムを構築するということになりそうだ。

オランダのルッテ首相は、現在EUの助成金でトルコでシリア難民を受け入れているのと同様なシステムをEU外の国に設置したいという意向を示し、これがEU全体で合意に至った。「この問題は非常に複雑であるが、合意に至ったことは喜ばしい」と述べている。これまでEU内で犠牲を払ってきたイタリアも今回の合意を歓迎している。

さらに今回の会議ではロシアに対する経済制裁をさらに6ヶ月間延長することも決定した。ロシアに対する制裁は4年前のロシアのクリミア侵攻に端を発している。制裁は、ロシアのエネルギー企業、防衛企業そして銀行の欧州での活動を禁じるものと、先端技術のロシア輸出を制限するもの。

オランダのバラ、多くがアフリカ産
オランダは世界一の花卉の流通量を誇っているが、実際にはオランダ国内で生産している花の量はそれほど多くない。海外で生産した花をオランダ市場を通し世界で流通させているのである。
例えばオランダや他の欧州諸国で取引されているバラの多くが欧州外で栽培されている。欧州で流通しているバラの3分の2はケニアとエチオピア産。最近ではインド産のバラも欧州市場に出回っている。オランダの花卉卸売市場フローラ・ホランド(アールスメールの花市場)によれば、ウガンダ、ジンバブエ、ザンビア、タンザニアそして南アフリカでも栽培が盛んであるという。バラの生産量が最も多いのがインドと中国。ただし輸出量は少ない。

欧州でのバラの生産は減少しており、生産量は過去5年で約4分の1近く縮小している。高いエネルギー料金、厳しい規制そして海外からの安いバラの流入がこの減少の原因である。オランダでは2004年にはバラの作付面積は850ヘクタール、これが現在では238ヘクタールまで減っている。

それでもオランダはバラの流通では世界の中心となっている。フローラ・ホランドでは昨年だけで35億本のバラを取り次いだ。主な輸出先はドイツ、フランスそしてイギリスである。

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