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オランダ、7月1日から自転車での携帯電話使用禁止に
オランダの交通法61条が7月1日から自転車にも拡張される。この法律は、車両、バイク、身障者用乗り物運転中での携帯電話操作を禁止するもので、本日からはこれが自転車そして路面電車(トラム)の運転者にも適用される。さらに「携帯電話」が「携帯電子機器」へと変更され、タブレットや他の電子機器にも拡大解釈される。罰金は16歳以上では95ユーロ。16歳未満は半額である。

運転中のアプリの使用が禁止となるが、グーグルマップなどのナビの使用や携帯電話での通話はどうなのか?これらも実際には全面禁止である。ただし、ナビが固定されている場合は問題ない。また通話もハンズフリーなら許可されている。ハンズフリーの場合も、イヤフォンは右耳に入れるのがいいという。左耳は空けておいて車などの交通音が聞こえるのが望ましいらしい。

自転車が体の一部になっているオランダ人にとって両手離しで携帯をいじるのは朝飯前。しかし車両や歩行者にとっては脅威であり、事故も多いためこの法律施行となった。
(画像:NRC)



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アムステルダム、スクーターの自転車道路通行禁止に
スクーター(原付きバイク)は4月9日からアムステルダムの中心部(高速道路A10より内側)では、自転車道路を利用せず自動車道路を通行するいう条例が施行された。またこれまでスクーターにはヘルメットの着用は義務付けられていなかったが、自動車道路を走るスクーターはヘルメット着用が必須となる。さらにスクーターは時速25kmが最高速度でこれ以上のスピードは違反となる。アムステルダム市は、この条例で交通の安全を確保するとともに、自転車専用道路の混雑を緩和するのが目的。

しかしこの条例に反対する請願書に現在42,000人が署名している。スクーターが自動車道を走ることによる事故が心配だという。車はスクーターより大きいだけでなくスピードも出るため、衝突や接触事故などが起きやすいというのが反対者の見地。車とスクーターの混合は、スクーターと自転車が同じ道路を走るより危険度は高いという。
ヘルメット着用はアムステルダムだけでなく全土で義務化される予定だ。昨年末に130名の医師が脳損傷の危険を提唱しヘルメット着用の請願を提出している。現在オランダには70万台のスクーターが登録されている。

自転車運転中に携帯操作で罰金95ユーロ!
オランダでは自転車走行中にメールやソーシャルメディアを利用する人が驚くほど多い。7月1日からこれが警察に見つかると95ユーロの罰金が課せられることになる。自転車走行中のアプリ使用以外の罰金では、酔っ払い運転で100ユーロ、赤信号無視で95ユーロ、無灯運転で55ユーロとなっている。

自動車の運転中に携帯電話を利用すると、240ユーロという高額な罰金が課せられる。これは自転車運転中よりも他の車や人への損傷が大きいという理由からだ。車の場合には、アプリ使用だけでなく通常の通話でも同様な罰金が課せられている。自転車の場合、携帯電話での通話は合法である。

自転車走行中の携帯電話使用による事故数は明らかではないが、10年前の4%をかなり上回る数字になっているという。
自転車走行は車の運転と違ってあまり取締も厳しくなく違反事項も少ないと思いがちだが、実は違反事項は多い。上記以外にも右左折で腕で方向指示を出さないのは違反で、罰金も35ユーロ。横断歩道やその近くで追い抜きをすると150ユーロの罰金が課せられることを知っている人は少なそうだ。もっと意外なのは、自転車のベル(警音器)が作動しないと35ユーロの罰金!

オランダのスタートアップ会社「スワップ自転車」快調
デルフトのスタートアップ企業「スワップフィーツ(交換自転車)」が成長している。前の車輪が青く塗られている自転車が目印のスワップ自転車はオランダの大学都市だけでなく、ベルギーやデンマークなど他の欧州都市でも見られるようになった。このサービス付きの自転車事業は2015年に3人のデルフト工科大学卒業生が始めたもの。

利用者は月額費用を払って自転車を借りる。そのかわりにメンテナンスや修理がすべて無料で受けられるというもの。タイヤがパンクしても電話一本で修理の人がその場にかけつけてくれる。利用者数は昨年2万人、今年は10万人が予想されている。スワープフィーツ社は、すべての自転車に対し利用情報、メンテナンス情報、修理情報あるいは盗難情報がデータベース化している。これによってどの部品が一番壊れやすいかなどが一目瞭然だという。今一番修理が多いのはライト。データはこのほかにメンテナンスを行う頻度にも利用できる。また盗難の多い地区で貸し出す自転車にはヒートマップと呼ばれる装置を設置し、盗難時に警察が簡単に見つけられるようにしている。利用料金は月額15ユーロから。

オランダの自転車にやさしい町は? アムステルダムはトップ100に入らず
オランダ自転車連盟(Fietsersbond)は45,000人を対象に、自分の住む市町村の自転車環境に関して調査を行った。自転車道の充実度、雪や凍結の際に塩をまくかどうか、子供や老人が安心して自転車で移動できるかなどが調査の項目に入っている。オランダ全度ではの自転車環境への満足度は高いといえる。

オランダで最も自転車にやさしい町は、ユトレヒト近郊のハウテン(Houten)が選ばれている。ハウテンは自転車都市として有名で海外からの研究者や学生の訪問が引きを切らない。市の周りには環状道路があり、車で他の地域に向かう場合にはこの道路を通過しなければならない。これに対し自転車にはは自転車ネットという交通網が張り巡らせされており、遠回りをせずにどこにでも素早く到達できるシステムとなっている。また自転車専用の橋も最近建設された。

アムステルダム市はトップ100には入っていない。自転車連盟によればオランダ全土の「平均以下」だという。アムステルダムでは自動車道の横断が危険だったり、自転車道が充実していない、そして駐輪スペースが足りないといった問題がある。近郊のアムステルフェーン市は13位と自転車にやさしい。

オランダのスポーツ大賞に自転車、スケート、F1の選手が候補に上がる
今年のオランダ・スポーツマン・オブ・ザ・イヤーに、自転車のトム・デュムラン、F1のマックス・フェルスタッペン、そしてスケートのスベン・クラマー選手がノミネートされた。女子では短距離のダフネ・スキッパースと、自転車のアンナ・ファン・デル・ブレッヘンそしてヨットのマリット・バウメースターが大賞を競っている。昨年の大賞はF1のフェルスタッペンが受賞している。ベストコーチの部門では女子サッカーのサリナ・ヴィーフマン、ショートトラックのイェルーン・オッターそしてスケートのヤック・オリーが候補に上がっている。

トム・デュムランは、マーストリヒトの自転車選手。今年のジロイタリアでオランダ人初の総合優勝を手にした。マックス・フェルスタッペンは最年少でF1レースにデビュー、今年の日本GPでも2位を獲得している。スベン・クラマーは世界トップクラスのオールラウンダー。特に5000mと10000mの長距離に強く、これまでにオリンピックで金メダル3個、銀メダル・銅メダルをそれぞれ2個ずつ獲得している。


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