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2年前にオランダに上陸したデパート「ハドソンズ・ベイ」撤退に
経済紙FDは、2年前にオランダに上陸しデパートチェーンを展開した「ハドソンズベイ」が閉店すると報じている。詳細については関係者との話し合いがまだついていないため公表されていない。

FD紙はカナダの親会社であるハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)の書簡をもとに記事を発表している。書簡には「HBCの株主はオランダの支店の財政状況が悪化をたどっているため2019年末で閉店を決めた。」と記されているという。

労組CNVはこの記事が発表される数日前にハドソンズベイのオランダ撤退を知らされており、約1400名の従業員の解雇が言い渡されている。

今年の6月に親会社のハドソンズ・ベイ・カンパニーは欧州における店舗を売却すると発表している。ドイツとベルギーの店舗はすでにオーストリアの投資会社シグナに売却された。シグナはオランダの拠点でも資本参加をしていたが、オランダの店舗を引き受ける気はないとし、現在では100%カナダの親会社の持ち分となっている。

現在オランダの各店舗で70%セールを展開しているが、閑古鳥が鳴いている。ブランド店を店内に入れるいわゆる「ショップインショップ」という形態をとるものの消費者にアピールするようなブランドが入っていないこと、高級店と廉価店のどちらかに集中というトレンドの中でどっちつかずの市場戦略をとっていたことなどが敗因と思われる。


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オランダでデパート展開するカナダの「ハドソンズ・ベイ」親会社売上不振で赤字に
オランダでも今年9月から百貨店チェーンを展開するカナダの「ハドソンズ・ベイ・カンパニー」の経営が向かい風に直面している。同チェーンの親会社である「サックス・フィフス・ディスカウント」と系列の「カウフホフ・デパート」の売上不振で、損失は2倍に膨らんだ。第3四半期の売上は昨年同時期から4%減少の31億6000万カナダドルへと落ち、損失も1億2500万ドル下がり2億4300万カナダドルへと増加した。

同社はオランダで倒産したデパートチェーンであるV&Dの建物を買取、9月から速いテンポで「ハドソンズ・ベイ」チェーンを開店してきた。アムステルダム、ロッテルダム、ズウォレ、アルメールそしてライデンで営業。将来的にはでは全土20ヶ所での開店を計画している。また11月にはブランド製品をディスカウント金額で売る「サックス・オフ・フィフス(Saks OFF 5th)」をロッテルダムとアムステルダムに開店し、オランダ市場の制覇を狙っている。

オランダでの売上・利益に関してはまだ公表されていないが、店の混雑から見ると当初の予想よりも下がっている感が強い。オランダのハドソンズ・ベイは、高級デパートであるバイエンコルフとV&Dの中間という位置づけ戦略をとっている。

カナダのデパート「ハドソンズ・ベイ」火曜日アムスに第一号店
1年半前に倒産したオランダのデパートV&Dに取って代わり、カナダのデパートチェーン「ハドソンズ・ベイ」が火曜日アムステルダムのローキン通りに第一号店をオープンする。これに続き今週中にもハーグとロッテルダムでも開店。今月中にはライデンやアルメールなど他7店もオープンし、最終的にはアムステルフェーンも含めオランダ全国で20店舗に拡大する。ハドソンズ・ベイはアムステルダムのローキン通り店を除き、すべての店舗が倒産したV&Dの店舗を改造し利用している。同社はオランダでの展開に3億ユーロ投資しており、欧州での地盤を固めたいと考えている。

アムステルダムに開店する4ヶ所(ローキンとネス通り)では、400人が朝9時から夜9時までのシフトで働く。「中級より上だが最高級以下」という路線を狙った商品は、ブランドごとに並べられている。これまでの典型的なオランダのデパートとは一線を画した顧客へのサービスが売りだ。インターネットで商品を買うのが当たり前になっている時代には、顧客とのパーソナルな接触がキーになると同社は説明する。ジーンズの売り場ではその場で丈を直すサービスといった、これまでのオランダでは存在しないサービスも加わった。アムステルダム店の最上階には、有名シェフであるロン・ブラウのレストラン「ナカラ(Nacarat)」も併設され、ここは店舗が閉まってからも利用できる。

 カナダの小売ハドソンズ・ベイ、オランダに20店舗展開予定
アメリカの百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」や「ロード&テイラー」を所有するカナダの企業「ハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)」は、今後2年以内にオランダで20店舗の百貨店を開店する予定である。3億ユーロ規模の投資が行われるオランダでの展開は、2,500人の新規雇用を生むとされている。HBCはすでにいくつかの不動産物件と賃貸契約を結んでいると発表している。

今年正式に倒産が確定したオランダの百貨店チェーン「V&D」の跡地物件が賃貸の有力候補である。ただし「V&D」という名称は受け継がない。「オランダへの進出はすでに拠点のあるベルギーでのチェーンの拡大であり、ルクセンブルグでの展開への足がかりとする。」とHBC。同社によれば、オランダではまだ高級市場と廉価市場での拡大の余地があるという。HBCが店舗展開を計画しているのは、高額製品を販売するハドソンズ・ベイとそのディスカウントショップである「サックス・オフ・5TH」。店舗の中に店舗が入る「ショップ・イン・ショップ」形式が中心だが、どの店が入るかはまだ発表されていない。

HBCは、ドイツの百貨店「カウフホフ」を買収し137店舗を所有、ベルギーでも「ガレリア・イノ」を手中に収めている。世界では合計460ヶ所に店舗を展開、6万6千人を雇用している。

カナダの百貨店チェーン「ハドソンズ・ベイ」オランダに60店舗計画
カナダ最大の百貨店チェーン「ハドソンズ・ベイ(Hudson's Bay Company)」がオランダで60店舗を展開する計画で、これが実現するとオランダ最大の百貨店チェーンとなる。同社は2013年に米国の有名高級百貨店である「サックス・フィフス・アベニュー」を買収、2015年にはベルギーの「ギャレリア・イノ」をグループに入れている。オランダでの最初の店舗は2017年にオープンの予定だという。

ハドソンズ・ベイがオランダの一般紙フォルクスクラント紙に語ったところによれば、同社はオランダでの展開を長期にわたり検討してきたというが、今年の1月に中堅デパートチェーンである「V&D」が事実上倒産したのを機に、計画が具体化してきた。
「ハドソンズ・ベイ」がオランダで展開するのは、「サックス・フィフス・アベニュー・オフ・フィフス(Saks Fifth Avenue Off5th) と「ギャレリア・イノ」という2つのライン。前者は、米国の高級デパート「サックス・フィフスアベニュー」のブランド商品アウトレット。後者はヒルフィガーやカルバン・クラインといった中級のブランド商品を扱うデパートで、バイエンコルフのようにグッチやルイ・ヴィトンといった高級ブランドは扱わない。このラインは、V&Dがカバーしなかった商品群で、大きな需要があると見込まれている。ハドソンズ・ベイは世界で450店舗を展開していることで、その購買力が強みである。同社はさらに、ドイツの百貨店チェーン「カウフホフ」137店舗そしてベルギーの「イノ」16店舗を買収し、北西ヨーロッパでその地位を固めていて、オランダへの進出もその一環であると見られる。「ハドソンズ・ベイ」が倒産したV&Dの建物を使用するかしないかは未定である。

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