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火曜日から新しいガソリンE10が登場。ただし適さない車もあるので注意
火曜日から、2つ以上のガソリン給油システムがあるガソリンスタンドでは、「E10ガソリン」の販売を法的に義務付けられた。これまで「95」と名称がついていたガソリンである。ただしすべての車両がこのガソリンに適しているわけではないため、給油前に車がE10ガソリンを入れられるかどうか確認したほうがいい。

車両登録日が2018年10月12日以降の新車の場合、車両が新しい燃料に適しているかどうかを示すステッカーが充填口に貼ってあるはず。少し古い車では、以下のE10checkのWebサイトで調べたほうがいい。

E10-ガソリンは、10%のバイオエタノールを含有する。バイオエタノールは、トウモロコシやサトウキビ、テンサイなどの天然物から作られたアルコールだ。バイオエタノールと混合することにより、ガソリンの燃焼で放出されるCO2が最大2%減少する。

オランダで登録されている車両の大半は、E10ガソリンに適している。しかし自動車協会 BOVAGは、オランダの乗用車総数の8.2パーセントに相当する約10万台の車両がE10への切り替えで影響を受ける可能性があると推定している。
E10ガソリンにあまり適していない車両は直接トラブルが生じるということはないが、 E10の頻繁な燃料補給は、内部の堆積物が緩み、燃料システムを汚染する可能性があります。その場合、燃料フィルターを適切な時期に確認し、必要に応じて交換することが必要だ。



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アムステルダム市、2030年からガソリンとディーゼル車の通行禁止に
アムステルダム市は2030年から市内へのガソリン車およびディーゼル車の乗り入れを禁止すると発表した。排気ガスのない街にするとして環境保護地区を拡大する意向だ。市議会のダイクスマ交通担当議員によれば、市の空気汚染は深刻で毎日6本のタバコを吸っているのに値するという。「アムステルダム住民の寿命はオランダ平均より1年短い」と同議員。

アムステルダム市内の車両所有者は、排気ガスが出ない電気自動車などへの乗り換えのために助成金や税控除などを受けるという。排気ガス規制計画は段階を踏んで実施される。来年からは製造後15年以上の古いディーゼル車は環状線A10内での通行が禁止される。この規制の対象となる住民は数千人いるとみられる。さらに2022年には、アムステルダムの中心地区(S100)での公共バスと観光バスの通行が禁止される。さらに2025年には、バイクや原付きバイクの市街地での通行禁止そして環状線A10内へのトラック、タクシー、公共バス、観光バスそしてモーターボートの乗り入れが禁止される。そして最終的に2030年にはガソリンおよびディーゼルの自家用車の乗り入れも不可となる。

このアムステルダムの計画に対し、RAI自動車協会は「実現不可能な計画」だと批判している。オランダで使用されている車の平均使用年数は11年。2030年までにすべての人が電気自動車に買い換えねばならないというのは非現実的だと同協会。一方で環境保護団体はこの計画を支持している。

本日からガソリンの名称変更、欧州共通に
本日10月12日から給油所で販売される燃料の名称が変わる。新しい名前はEU加盟国とアイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン、マセドニア、セルビア、スイスそしてトルコでも使用されるようになり、どこに行っても名称で戸惑うことがなくなる。

ガソリンはE。これにバイオ・エタノール含有分である5あるいは10という数字がつく。ディーゼルはB7。これはディーゼルに7%のバイオ燃料が含まれていることを示す。LPGは現状のまま。

オランダでも今日から4000軒の給油所のタンクに新しいステッカーが貼られるが、旧名称もついているので間違えることはないはず。
バイオ・エタノール5%含有のE5はこれまでのEuro95。Euro95には2005年から5%のエタノールが混ぜられている。2020年までにEU規定で最低10%のエタノール含有が義務付けられ、E10が主流となる。ただ2000年前に製造された車にはこのE10は要注意だ。エタノール(アルコール)は金属やプラスチックに悪影響を与えるため、古い車では使用しないほうがいいという。

ドイツ、フランスそしてベルギーのガソリンスタンドではE10が主流となっており、E5/Euro95は消え去りつつある。しかしオランダではまだE10の使用は義務付けられていない。おそらく2020年をめどにE10が主流となる。EUのバイオエタノールの含有義務は、温暖化ガスの排出削減を目的としている。


オランダ、ガソリン不足。水不足も原因?
オランダ全土でガソリン不足が目立っており、給油ができないスタンドも増えている。ガソリン供給会社の運転手不足が主な原因だが、好景気による需要増加や水不足そして夏休みも原因となっている。ガソリンスタンドも今月の初めからガソリンの供給不足で売上が落ちると苦情を呈している。

石油会社のBPやシェルもこれを認めている。BPのスポークスマンは「ここ数週間ガソリン車のドライバー不足で供給が滞っている。運送会社に働きかけ早いうちに解決するよう手を尽くしている。」とコメントしている。ガソリン輸送の大手であるスヘンク・トランスポート社は「ドライバーが本当に足りない。それと好景気のせいで、渋滞も増えガソリン需要が伸びている。またバケーションシーズンで出かける人が多くこれもガソリン需要に拍車をかけている。」と説明している。

水不足がガソリン不足の原因となっているというと首をかしげる人も多いが、これは水位の低下による水上交通の制限によるもの。ロッテルダム港で荷揚げされた燃料は水路で各地に輸送されるが、水位の低下でタンカーに積載できる燃料の重量が制限されている。このため、陸上交通による輸送に頼ることになり、運送時間の増加と運転手不足につながっている。


オランダで新しいスタイルのガソリンスタンド登場
オランダでは安い無人のガソリンスタンドが増加するなか、有人のガソリンスタンドは苦境に陥っている。さらにスタンド以外でも給電できる電気自動車も増え、ますます利用者は減っている。この打開策として打ち出したのが「ガソリンスタンド2.0」と呼ばれる新しい形のスタンドである。犬を洗ったり、携帯の修理をしたり、大量の洗濯を行うなど、給油以外のサービスも提供する。

アムステルダムにある「ズワルト」スタンドでは、カーウォッシュが設置されているが、今年から「ドッグウォッシュ」を併設。携帯修理サービスやマット洗濯も受け付けている。オーナーによれば、「給油サービスは競合が多いため利益は薄い。なんらかの付加サービスを考えねば生き残れない。」という。犬を洗っている顧客も「ここで洗えば自宅の風呂が汚れない」とそのメリットを語っている。大型洗濯機も大量に洗濯物が出るジムなどに人気だという。

ここ数年オランダではガソリンやディーゼルの販売量が減っている。5年で11%の減少である。現在国内に4200ヶ所あるガソリンスタンドのオーナーはこのままでは競合に打ち勝てないと、生き残り策を練っている。

原油安にもかかわらず、オランダ国内のガソリン価格さほど下がらず
原油価格はかなり下降したが、オランダ国内でのガソリン価格はほとんど下がらない。7月の原油価格は昨年同時期に比べ約半分近く下降したが、ガソリン価格の下落は5.1%に過ぎない。この不均衡はガソリンにかかる税金と弱いユーロが原因である。中央統計局(CBS)によれば、「ユーロ95」ブランドのガソリンの7月の平均価格はリッターあたり1.66ユーロ。このうち燃料税が0.77ユーロと大半を占める。燃料税は固定金額なので、原油価格が下がっても変わらない。さらに消費税VATが0.29ユーロと、ガソリン価格の半分以上が税金である。
税抜きのガソリン価格は0.6ユーロ。この中には流通コストそしてガソリンスタンドのマージンも含まれている。

原油は米ドルで購入するため、ユーロ安は輸入価格に影響する。これもガソリン価格が下がらない理由である。2014年7月の原油価格は102.99ドル。2015年の7月にはこれが半分近くの51.16ドルまで下がっている。ユーロに換算すると、76.79ユーロから46.93ユーロと下げ幅は少ない。

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