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ゴッホ美術館とドレンテ美術館が共同でゴッホ作品購入
ニューヨークでファン・ゴッホの作品2点が競売にかけれたが、このうちの作品1点をアムステルダムのゴッホ美術館とアッセンにあるドレンテ美術館が2800万ユーロで競り落とした。「雑草を燃やす農夫」と題されたこの作品は、夕暮れの人けのない場所での孤独な姿を描いたもの。ファン・ゴッホは1883年に数ヶ月間ドレンテ地方に滞在したが、そのときに描いたものである。この時代に描かれた作品はあまり現存しておらず、この作品は数少ない作品のひとつである。「雑草を燃やす農夫」は両方の美術館で交代で展示されるが、保存や修復作業はゴッホ美術館が行う。

この農夫が描かれた絵は1930年代にアムステルダムのアートディーラーであるジャック・ハウドスティッカーが購入した。1940年にこのアートディーラーが亡くなった後、ドイツの占領軍が没収した。そして最近ハウドスティッカーの義理の娘の手に戻されることになった。

ニューヨークのオークションハウスであるサザビーズは、63万5000ユーロという想定価格をつけていたが、美術館は280万ユーロと高値で落札した。もうひとつのゴッホの作品「パリの公園を散歩する人たち」は、450万から630万ユーロという想定価格だったが、最終的には880万ユーロで落札されている。


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北ブラバント美術館でゴッホ展
ブラバント州はオランダの生んだ天才画家ゴッホの生まれ故郷である。同州デン・ボッシュにある北ブラバント美術館で9月21日から2020年の1月20日まで「ゴッホと彼の愛した人たち」をテーマにした「ゴッホの内輪(Gogh's Inner Cicle)」展覧会が開催されている。ゴッホは短気で怒りっぽく気難しい性格だった反面、家族や友人そしてモデルらと親密で温かい関係を望んでいた。

日時:2019年9月21日−2020年1月20日
場所:Noordbrabants Museum

イギリスに貸与しているゴッホ作品、ブレグジット後に関税なしで戻せるのか?
ロンドンのテート美術館では「ゴッホとイギリス」と称したゴッホ展を開催している。イギリス滞在中にゴッホが受けたアーティストそしてゴッホから影響を受けたフランシス・ベーコンなどの作品とともにゴッホの作品を50以上展示している。作品はアムステルダムのゴッホ美術館、クレラー・ミュラー美術館、パリのオルセー美術館などから集められた名作ばかり。今ロンドンでは大人気の展覧会である。

先週展覧会が開催される直前にイギリスのジャーナリストであるジョン・スノウ氏はショッキングなニュースを公開した。EUの美術館はイギリスに(展覧会用に)貸与している作品がブレグジット後に戻ってくるのが困難だと心配。オランダ政府は作品をウィーン公約に基づいた外交郵便で送り、帰還の際にも外国郵便を使い関税や検査を免れようとしているというのだ。たしかに展覧会の終わる8月11日にはすでにブレグジットは終了しているはずで、イギリスはEU外となりこれまでと違いモノの動きには複雑な手続きや税金がかかる。

しかし、ロンドンのオランダ大使館によればこのスノウ氏の話は嘘だという。美術館が懸念しているというのは確かであるが、外交郵便云々の話は正しくない。EUの規則によれば第3国からEUに入ってくる名画(マスターピース)には輸入関税やVATはかからない。逆もしかりである。今、オランダやフランスから米国や日本へ展覧会のために送っている作品には課税対象にはなっていないのと同様、イギリスからゴッホ作品が戻ってきても税金は課せられないはずだというのだ。さらに3月11日にEUは
合意なきブレグジットの際の関税に関する書簡を発表した。この中で、イギリス内に明らかに一時的に滞在するモノに関してはEU内に戻ってくる際には税金はかからない旨が述べられている。ゴッホ作品に対し付加価値税がかかるとしたら巨額な金額になる。この書簡の発表でオランダの美術館は安堵している。

ホックニー展「The Joy of Nature」ゴッホ美術館で3月1日から5月26日
世界的に有名な画家デビッド・ホックニーのヨークシャー時代の作品がアムステルダムのゴッホ美術館で展示される。「The Joy of Nature」と名付けられたこの展覧会は、オランダでは初めての展示である。ホックニーがいかにゴッホの絵に影響されたかがよくわかる作品が、ゴッホの絵とともに展示されるという面白い試みである。92のパーツからなる幅9メートル、高さ3.66メートルの「ウォルドゲート、春の訪れ」という巨大な作品やiPadで制作した作品など、21世紀に入ってから制作した作品が中心である。「世界は色に満ちている。美しいと思う。自然は偉大だ。ゴッホは自然を礼拝した。彼は惨めだったかもしれないけれど、それは作品には出てこない。気持ちが沈むこともあるけれど、世界を見て楽しまなくては。」とホックニーは語っている。

日時:3月1日から5月26日
場所:アムステルダム・ゴッホ美術館

ファン・ゴッホと日本展 (3月23日ー6月24日)
日本に憧れていたゴッホは、日本の芸術について読みあさり、浮世絵を集め模写し、日本の美についてアーティスト仲間と討論を戦わしていたことは有名である。

3月からアムステルダムのゴッホ美術館で開催される展覧会「ゴッホと日本」は、ゴッホがどのように日本の芸術に影響を受けたかを見せるものである。同時代のアーティストであるベルナールやゴーギャンとはそこで一線を画そうという試みがあったようだ。ゴッホが蒐集した浮世絵も展示される。この展覧会は2017年に札幌、東京、そして京都にて巡回展を行っている。

日時:2018年3月23日から6月24日
場所:アムステルダム・ゴッホ美術館

「ゴッホと日本」展、オランダでも来年開催
現在日本で、「巡りゆく日本の夢」と題されたゴッホ展が開催されている。これに続き日本文化に影響を受けたゴッホの作品展は来年オランダでも開催されることが決定した。ゴッホは生前600枚近くの浮世絵を集め、これに大きな影響を受けたことは知られている。今回開催予定の展覧会では、ゴッホ美術館だけでなく世界中のコレクションから珍しい昨品を借り受けることになる。例えばロンドンのコートールド・ギャラリーに所蔵されている「耳を包帯で隠した自画像」などは1930年以来オランダで展示されるのは初めてとなる。さらにハーバード大学美術館にある自画像や、ルーラン夫人の肖像など、ゴッホ美術館では通常展示されていない著名な昨品が一堂に会する。このほかゴッホが蒐集した浮世絵の一部も閲覧できる。

「巡りゆく日本の夢ーゴッホと日本」展は、日本では2017年8月26日の北海道近代美術館での開催を皮切りに、10月28日から東京都美術館そして京都近代美術館での開催が予定されている。オランダでは2018年3月23日から6月24日までアムステルダムのゴッホ美術館での開催が決まっている。
10月3日(金)にはNHKで「ゴッホは日本の夢を見た」と題した番組が放送される。

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