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ハーグ郊外のダウンドルプで暴動、13人逮捕
警察は月曜日夜、ハーグ近郊のダウンドルプで13人逮捕したと発表した。同地で暴動が続き月曜日の夜で3日目。50−60人による投石や暴力そして恐喝沙汰が続いたことで警察は逮捕に踏み切ったという。

ダウンドルプでは週末から緊迫した空気が流れていた。暴徒が警察に向かい投石するなどの暴力が続いていたが、複数の若者が載った車が警察官の脇を通り過ぎたときに警察官がピストルを向けたことで、暴動は悪化した。この地域ではゴミ箱に火がつけられという火災が多数発生しており、警察とともに消防も警備にあたっていた。

暴動はおそらくハーグで大晦日恒例のかがり火が中止になることへの反感からと見られている。昨年の大晦日から新年にかけ、ハーグのスヘーフェニンゲン海岸でのかがり火が大風に煽られ近隣に着火するという事故が起きている。大晦日、オランダでは打ち上げ花火を個人で行うことが許可されているが、ハーグのように市がかがり火を焚くところもある。ハーグではこのダウンドルプとスヘーフェニンゲンの海岸でかがり火が焚かれるがが、今年は中止になる可能性があり、青少年が反対していた。暴動に参加していたのは未成年者がほとんど。中には9歳の子供もいた。この子供は火炎瓶を所持していた。かがり火が中止されるか否かは本日火曜日に決まる。


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龍児の世界:デン・ハーグの風景
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オランダ第三の都市であるデン・ハーグは中世の頃から政治の街。ここにはオランダの国政を担う省庁や各国の大使館が集まっています。そしてハウステンボスと呼ばれるオランダ国王家族の居住宮と、ノールドアインデ宮殿という国王の執務宮もあります。アムステルダムとロッテルダムの持つインターナショナルさとはちょっと違うインターナショナルな雰囲気と歴史を感じさせる佇まいがデン・ハーグにはあります。派手ではないけれど、地味でもない。面白みに欠けるけど、つまらない所ではない。それほど知名度が高いわけでもないけれど、全く無名でもない。そんな微妙なバランスがある都市です。

デン・ハーグでは王室のメンバーや政治家に街中で突然会うことも珍しくはありません。先日もマキシマ女王が自転車でKunstmuseum(Gemeentemuseumと呼ばれていた美術館が改名しました。)を訪問したニュースがありました https://royalcentral.co.uk/europe/netherlands/queen-maxima-cycles-to-work-to-support-reopening-of-famous-museum-143891/し、ウィレム・アレクサンダー国王とマキシマ女王の3人の王女たちも市民と同じように自転車で通学しているそうですhttps://www.ad.nl/show/prinses-alexia-stapt-gewoontjes-gekleed-op-de-fiets-naar-school~acc27e2b/"
私も国王の弟君であるコンスタンティン王子を職場近くのアルバートハイン(Albert Heijn、オランダのスーパーマーケットチェーン)でよくお見かけします。いつもお一人でいらっしゃって、カート一杯に買い物されていきます。レジ担当の店員さんと顔馴染みらしく、お会計の最中によく談笑されてます。初めて王子をここでお見かけした時には、あれ、どこかで見たことある顔だけど??というくらいで、仕事帰りのお父さんが買物しているのと全く変わぬごくごく普通っぽい感じでそれがどなたかはすぐにわかりませんでした。周りの買い物客も別に気に留めていない風でした。彼の後をつけて駐車場に行って、買い物を車に入れている姿をよーく見てようやく、あ、王子だと分かった次第です(ストーカーではありません)。

まったく普通っぽくて分からなかったのは、ルッテ首相も同じでした。土曜日の昼前、デンハーグのセントラムでスタジャンにジーンズの背の高い男性とすれ違い、あれ、今の誰だったっけ?と思ったのがルッテさんでした。小脇に新聞と、スナックバーで買ったと思われるサンドイッチでも入った紙袋を持って歩いてました。護衛らしき人は見なかったです。ルッテ首相も自宅から首相官邸であるCatshuisや彼の執務室のある国会議事堂Binnenhofに自転車で通勤する様子が有名です。
コロナの自粛生活も緩まってきたある金曜日の午後、BinnenhofのプレスセンターNieuwspoortの前を通りかかったら、こんな光景に出くわしました。
 
首相の到着を待っていたデモ隊3名(赤いTシャツの男性とその両隣の女性たち)と、建物の中に入る前に彼らの抗議に耳を傾けるルッテ首相。市民と政治家の間の垣根の低さを確認した一瞬でした。こんなところも私がオランダを好きな理由の一つです。

ハーグのビーチハウス、政府規制を無視し水曜日からオープン?!
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オランダのローカル放送局「Omroep West」によれば、ハーグの海岸にあるビーチハウス(海岸にあるレストランやカフェ)の一部が今週の水曜日から店を開けるという。海岸飲食店協会の会長であるトリープ氏が日曜日の午後書簡にて発表した。政府の規定では6月1日から一定の条件のもとで飲食店が再開できることになっている。しかし、ハーグ近郊の海岸の飲食店はこの規制を無視して再開する。同会長は「もうこれ以上の自粛は無理」と述べている。

「コロナウィルス蔓延防止のためにずっとこれまで政府の規制に従い我慢してきた。しかし今週も週末も良い天気が続きそうで、海岸にやってくる人も多い。トイレを一般に開放し、ビーチ用ベッドを数を限定して貸し出す。またテイクアウトの食事も用意する。」店舗の再開に関する規制は各地方自治体が行っている。同氏によれば、フーク・ファン・ホランド(Hoek van Holland)など他のビーチではすでに営業しているところもあるという。

ハーグ市に属するケイクダウン(Kijkduin)やスヘーフェニンゲン(Scheveningen)の海岸には70のビーチハウスがある。「ハーグ市は規則違反でこれらの店に罰金を課すことになる。しかし、営業しないで店が全部倒産したら、罰金は無駄になる。」とトリープ会長は述べている。ハーグ市当局はこの書簡を受け取ったと確認したが、「現時点でコメントは避けたい。」としている。

ハーグで刺傷事件、3人の未成年者が怪我
金曜日夜ハーグの繁華街であるフロートマルクト通り(Grote Marktstraat)で3人の10代の青少年が刺傷事件に巻き込まれるという事件が起きた。容疑者はまだ逃亡中である。刺傷の動機などは明らかではない。また容疑者が被害者の知り合いであるかどうかも不明だ。

事件が起きたのはデパート「ハドソンズ・ベイ」付近。警察によれば午後23:30には3人の被害者は病院から退院したという。

昨日はブラックフライデーでハーグの中心地は買い物客でごったがえしていた。事件を目のあたりにした人は「2人の少女が叫びながら逃げていた。容疑者と思われる男はまるで陸上選手のように軽くベンチを飛び越え逃げ去った。チータのような走り方をしていた男を周囲の人が抑えようとしたが、かなわなかった。ショックだった。」と話している。

オランダ初、ハーグで学校の登下校時間に車両通行止め
ハーグ市によればオランダで初めての「学校道路」を設置したという。子供の登下校時間に車両の侵入を禁止するというもの。学校付近の道路は封鎖され、車で子供を送り迎えする人は定められた場所に駐車しそこから歩いて学校まで行かねばならない。この措置を行ったのはキリスト教系モンテソーリ学校である「デ・アベール」。学校によれば、子供の登下校時間は自転車や車や徒歩の人々でごったがえし危険な状況にあった。このためこの「学校道路」の設置に至ったという。今後状況を見てハーグの他の学校地域でも同様な試みを行う予定だ。市によれば、ベルギーやイタリアで同じような試みがおこなわれていて成功しているという。

起業家インタビュー、「女性3人で立ち上げたハーグのお惣菜屋さん」
今回の起業家インタビューは、日本から移住してきたばかりの女性3人が共同で立ち上げたお惣菜屋さんです。3人は全く別時期に別の理由でオランダにやってきました。移住の理由はというと、2人は子供の教育、もうひとりは海外でのビジネス挑戦とそれぞれ違ったのですが、なぜか3人でお惣菜屋さんを開くに至ったのです。どのようなきっかけで、そしてどのような方法で開店にこぎつけたのか、ぜひ読んでみてください。オランダへ教育移住する人が増えているという話も聞いたことがありましたが、今回のインタビューで実際に実行しているかたにお話を聞くこともできました。