ニュース

オランダの人口、移民増加でさらに拡張続く
日本の九州ほどの小さな国オランダに住む人は1740万人。1990年には1490万人だったので30%の増加。そしてこの人口の増加は止まらない。増加のほとんどが移住者によるものだ。2019年にオランダに移住した人は27万人。オランダから国外へ移動した人は15万8千人なので、この差の11万4千人が増加したことになる。

移住者の多くがEU諸国から人で、戦火を間逃れてやってきた難民はそれほど多くない。移住者全体の6%ほどである。オランダに移住する人が圧倒的に多いのがポーランドから。ルーマニアやブルガリアからも多い。なぜオランダを選ぶかの調査は行われていないが、景気の良さや人手不足が欧州他国から人を寄せ付けているようだ。これらの移住者が働くのは農家や工場での教育程度が問われない部門が多い。オランダの給料でポーランドの家族が養える上、貯金もできる。

インドからの移住者も多い。そのほとんどがIT関連技術者だ。フィリップスやASMLといった大企業がこぞってインドから雇用しているため、アイントホーフェン近辺に多数在住している。人手不足とはいえ、EU外からの雇用は厳しい規制がある。インド人技術者は知識労働者という枠で高給を出す必要がある。

過去に最も移住者が多かったのは70年代に出稼ぎ労働者としてやってきたトルコ人だが、定住しすでに3世代目が活躍している。面白いことにこの世代は新興経済国であるトルコへm移住する人が増加。2014年のトルコへの移住者数は過去にやってきたトルコ人数合計を上回るという。

ブレグジットの影響でイギリスからオランダへと拠点を移す企業も増加している。すでに7000人の雇用を生んでいる。
留学生の増加も顕著だ。英語で授業を行う大学が増えているので、欧州各国や中国からの留学生が急増している。

オランダも高齢化が進んでおり、介護に関する業務はますます人手不足。海外からの労働力が求められているがEU条例でEU外からの雇用が難しいのが現状だ。