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フェンローのスクラップ工場から貴金属や現金がザクザク
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リンブルグ州フェンローの金属リサイクル会社から数百キロの金、現金、不動産物件、車、時計などが押収された。検察によれば推定合計金額は1,000万ユーロ(120億円)以上に上るという。

先週の土曜日、金融犯罪捜査機関(FIOD)と警察が、この金属リサイクル場関係者の自宅を捜査し、現金45万ユーロや高級車そして宝石などを押収した。リサイクル場ではさらに数百万ユーロ相当の貴金属が見つかった。検察によればこれらの貴金属は偽装加工されていたという。貴金属がリサイクルの過程で取得されたものなのか否かは現在調査中である。

また会社役員の2人の家から10丁の武器も見つかっている。さらにコンテナ一杯の古い弾薬や迫撃砲などもあった。
検察によれば、この金属リサイクル会社が犯罪組織の資金洗浄に利用されている疑惑があるという。また「ゴミ」の多くが盗品である可能性が高い。


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オランダ最大金融グループING銀行、資金洗浄扶助で7億7500万ユーロ罰金
オランダの金融最大手であるING銀行は、マネーロンダリング(資金洗浄)捜査を巡り、7億7500万ユーロ(約1000億円)の罰金を支払うことでオランダ検察当局と和解したと発表した。オランダ領キュラソーのランジェリー会社やロシアの携帯電話会社などが数億ユーロの闇資金を6年間に渡り洗浄したり、賄賂の支払いにING銀行を利用していたもの。

ING銀行に開設した口座を利用し犯罪行為を6年間(2010年から2016年)行っていたのを見逃していたとし、この罰金はオランダ検察がこれまでに課した金額では最大。この犯罪行為には、ロシアの携帯電話起業VimpelComからウズベキスタンの大統領の娘に5500万ドルの賄賂支払いなども含まれている。資金洗浄の容疑では、キュラソーの下着メーカーによる1億5000万ユーロ、スリナムの建設資材メーカーによる900万ユーロ、野菜果実輸入メーカーのダミー会社などが含まれている。

検察によれば、オランダの反資金洗浄法違反およびテロ資金調停違反だとしてING銀行を起訴していた。ING銀行は7億7500万ユーロの罰金を支払うことで和解に収めたが、複数の従業員に停職やボーナス支給停止などの処分を下し、マネーロンダリング防止策を強化したと明らかにした。