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オランダもマスク義務化は近い? 欧州他国多くが義務化
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22日夜の記者会見にてフラッペンハウス司法安全省大臣は、規制緩和によるコロナ感染者の増加(22日の記事を参照)を憂慮し、人との距離の確保や手洗いといったこれまでの規則を遵守するよう国民に呼びかけた。ただマスク着用については触れていない。欧州各国ではオランダを除くほぼ全部の国で店舗などの公共屋内でのマスク着用が義務付けられている。アムステルダムでも店舗オーナーがこれを導入したいとしている。

オランダではコロナウィルス感染発生当初から「マスク着用派」と「マスク不要派」が対立していた。マスク不要論を主張する国立公衆衛生研究所(RIVM)は後者で、この機関のアドバイスにより政府はマスク不要を続けてきた。ただし、6月から1.5メートルというソーシャルディスタンスを取れない公共交通機関内のみマスク着用に変じた。
科学者や研究者の間でもマスク着用によりウィルス感染が防げるかどうかの実験も行われ、結論も不要・必要に分かれていた。
しかし、これまで不要論を貫いてきたベルギーでも、ウィルス研究のトップであるマーク・ファン・ランスト氏が主張を変えたことで、コロナ危機発生3ヶ月後に、マスク着用義務化を導入することになった。フランスでは先週の月曜日から、イギリスでも金曜日から、そしてオーストリアでも先週から公共屋内でのマスク着用が義務付けられた。これにより現在、公共の場でのマスク着用が義務付けられているのは、ポルトガル、スペイン、フランス、ベルギー、ドイツ、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、スロベニア、イタリア、マルタ、イギリスとなった。

顧客が急増するアムステルダムでもショッピング通りのカルファストラートの店主たちが、買い物客が安心感を得るよう独自のマスク義務化を考えている。外国からの旅行者も「なぜオランダではマスク着用が不要なのか?」と質問する人が多いという。

マスク着用によるウィルス感染防止効果の研究結果については各国で発表されているが、以下のリンクはドイツでのもの。研究結果の差はあるものの全員が着用することで安心感を得られることは確かである。