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格安エアライン、危険地域への航空券を激安で販売。議会で批判
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格安エアラインがコロナウィルスがまだ蔓延している地域(コード・オレンジ)への航空券を超低価格で販売している。
ライアンエア(Ryan Air) は先週、イビザ、マドリード、そしてマルタなどのコロナウィルス危険指定地域(コード・オレンジ)への航空券を5ユーロという異常な価格で販売した。 ライアンエア、5ユーロのチケット 他の格安航空会社も超廉価チケットを提供し顧客を集めようと躍起になっている。

「航空会社は満席を目指して手段を選ばない。」と緑の党は批判。民主66党やキリスト教民主党、労働党、社会党、キリスト教連盟も同調した。今夜(10日)に予定されている国会討論で、格安航空会社にこのキャンペーンを中止するよう要請するか否かが決まる。社会党はさらに一歩進んで、コードオレンジ指定国(不要不急での訪問を避ける)へのフライトはすべて廃止すべきだと提案している。

またスキポール空港でのコロナ検査のキャパシティも問題になっている。コロナ検査場は日中のみ開いており、1日1400人までしか検査を受けられない。議会では、検査時間の延長を求める予定だ。民主66党は、危険地域から到着したフライトの乗客に対し、すぐに結果が出る簡易テストの導入を求めている。


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新型コロナウイルス関連情報(現在のロックダウン措置の更なる強化等) 2021-1-20
本日20日(水)午後2時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関して昨年12月15日(火)から実施されているロックダウンの措置に関連し、同措置を強化することなどについて発表しました。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細は、「 https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2021/01/20/lockdown-verder-aangescherpt-vanwege-zorgen-om-nieuwe-virusvarianten 」(蘭語)をご参照ください。

1 追加対策の背景及び目的
(1)政府は、これまでのものと比較して、感染力の強い英国型新型コロナウイルス変異株について非常に懸念をしている。また、懸念を引き起こす他の変異株も存在する。これらの新たな変異株をコントロールするため、追加対策が必要である。

(2)追加対策の目的は、現在の感染レベルを下げ、現在流行しているウイルスと新たな変異株のウイルスの拡散を遅らせ、新たな変異株の流入を可能な限り最小化することである。これにより、新たな変異株が優勢になるのを可能な限り遅らせることができる。さらに、医療機関が今後数か月間、新型コロナウイルス患者のための余剰を維持し、他の医療を可能な限り継続できるようにするためにも重要である。
(注:記者会見の質疑応答では、措置緩和として最初に検討されるものとして、夜間外出禁止及び小学校の閉鎖である旨の言及がありました。)

2 追加対策の内容
(1)夜間外出禁止
○政府は、下院の承認を経た後、数日以内にオランダ全土での夜間外出禁止を導入する計画である(注:記者会見の質疑応答では、仮に下院が明日(1月21日(木))、承認する場合、同措置は、1月23日(土)、若しくは、24日(日)から開始され得ると言及がありました。)。その意図は、午後8時30分から午前4時30分まで人々を屋内にとどまらせることである。有効な理由なしに、夜間外出禁止の間に外出することは禁じられる。下院の承認後、詳細が公表される。夜間外出禁止は、原則として、2月10日(水)午前4時30分まで適用される。
○以下の場合、例外に該当する。
・緊急事態の場合。
・自分自身、サポートを必要とする者、若しくは、動物が、緊急に(医療の)支援が必要な場合。
・雇用主が業務のために外出することを要求する場合。
・自身が海外へ渡航する場合、若しくは、オランダへ戻る場合。
・葬儀に関連して外出しており、それを証明できる場合。
・裁判官、検察からの召喚、もしくは、異議申立てや控訴の審理に関連して外出しており、それを証明できる場合。
・リードを付けた犬を散歩する場合。これは一人で行うこと。
○外出が必要である場合、自己宣言フォーム(注:現時点で、該当ページにフォームは掲載されておりません。)を持参しなければならない。仕事で外出する必要がある場合、雇用主によるステートメントを提示する必要がある。いくつかのケースにおいては、フォームを必要としない。詳細情報は、該当ページ( https://www.rijksoverheid.nl/onderwerpen/coronavirus-covid-19/avondklok )を参照のこと。
(注:記者会見の質疑応答において、取締りは厳格に実施され、警告が行われることはなく、違反者には即座に95ユーロの罰金が科される旨、さらに、書類を偽造した場合、犯罪であり、より厳しく罰せられると言及がありました。)

(2)追加的な渡航制限
 以下のア~ウの3つの措置については、1月23日(土)午前0時1分から実施される。

ア フライト禁止措置等
○英国について、フライト禁止及び船舶の停泊禁止を適用する。
○フライト禁止は、南アフリカ、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、チリ、コロンビア、エクアドル、フランス領ギアナ、ガイアナ、カーボ・ベルデ、パナマ、パラグアイ、ペルー、スリナム、ウルグアイ、ベネズエラからの旅客便にも適用する。
○この航空機の乗り入れ禁止は、現時点で、最大1か月間、若しくは、旅行者に対する強制的な検疫が法的に規定されるまで適用される。

イ ハイリスク地域(注:1月20日(水)時点では、日本は安全な国に指定されています。)からのすべての旅行者に対する迅速検査提出義務化
○ハイリスク地域から航空機又は船舶でオランダへ到着するすべての旅行者は、オランダへの出発直前に実施された陰性の迅速検査結果を提示する必要がある。この検査は、搭乗から遡って4時間以内のものである必要がある。迅速検査は、空港や港周辺のどこでも実施できるわけではないため、二重の検査義務を課すことにより、実質的にオランダへの渡航を減少させることになると期待される。
○陰性の迅速検査結果の提示は、既に義務付けられている陰性のPCR検査結果(到着から遡って72時間以内のもの。)の提示に加えて行われる。
○これらの措置は、オランダ領カリブ海領域の旅行者にも適用する。
○ハイリスク地域からの旅行者は、オランダ到着後、10日間の自己検疫を行わなければならない。なお、到着から5日後、検査を受けることも可能である。このPCR検査の結果が陰性の場合、検疫は終了する。

ウ 入国禁止の例外リストの見直し
○政府は、EU域外の国から渡航する旅行者に対する入国禁止の例外リストを見直すことを決定した。これにより、ビジネスを目的とした渡航者、学生、高度なスキルを有する移民、文化・クリエイティブセクターの専門家、短期滞在を目的とする遠距離恋愛者等はオランダへの入国が禁止される。

(3)自宅への訪問制限の厳格化等(注:最短でも2月9日(火)まで実施。)
○自宅へ客を招く場合、1日あたり、13歳以上の訪問客は1名までとする。
○さらに、1日に1度までの訪問とするよう要請する。
○自宅勤務について、再度、強く要請する。

(4)自己隔離の義務化
○新たな変異株に関し、隔離ルールに従わないことは、ウイルスの拡散リスクを拡大させるため、政府は、隔離ルールを義務化する方策を検討している。オランダへの渡航者を登録し、自己隔離中の人に電話をかけるなどの対応を検討している(注:記者会見の質疑応答では、ランダムに実施される旨の言及がありました。)。今後、詳細が発表される。

(5)葬儀
○政府は、Outbreak Management Team(OMT)(注:政府に対して勧告を行う専門家会議)の助言を踏まえ、葬儀の参列者数の上限についてのルールを調整する。1月25日(月)から、葬儀の参列者数は最大50名までとなる。

ロックダウン、厳しいのはオランダだけ? 欧州他国でのコロナ規制
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感染者数の減少が十分でないため、昨日オランダは3週間のロックダウン延長を決定した。しかし同じように感染者が多い他国でも必ずしも厳しいロックダウンを行っているわけではない。コロナウィルス撲滅対策は各国で異なる。厳しい規制が敷かれているのは、イギリスとドイツそしてオランダだ。

■ベルギー
ライト(軽い)ロックダウン。店舗はオープンしている。
学校も通常通り
10万人あたりの感染者数13.7人

■イギリス
全土でハードロックダウン(オランダと同様な措置)
学校は、障害児と両親がエッセンシャルな仕事をしている子供たちのみに開校
10万人あたりの感染者数 593人

■ドイツ
ハードロックダウン
ほとんどの学校が閉校
10万人あたりの感染者数 167人

■フランス
夜間外出禁止。店舗は通常通り開店
学校も開校
10万人あたりの感染者数 192人

■イタリア
ロックダウン無し。飲食店はオープン。ただし週末だけ軽いロックダウン
小学校はオープン
10万人あたりの感染者数 200人

■スペイン
夜間外出禁止。一部(マドリード)など閉鎖
ロックダウン無し。飲食店も条件つきでオープン
10万人あたりの感染者数 108人

ちなみにオランダでは過去1週間の感染者数は200名程度である。

ロックダウン2月9日まで延長。イギリスのコロナ変異体が脅威に
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12日夜開催された記者会見にて、ルッテ首相とデ・ヨング大臣がコロナウィルスによるロックダウンの延長と、懸念事項、そしてワクチン接種予定について発表した。要点は以下の通り。

-  ロックダウンは2月9日まで延長
-  小学校は1月25日から再開。ただしイギリスのコロナ変異種の子供への感染が限られたものであることが証明されていることが条件。
-  中高学校では、1.5メートルのソーシャルディスタンスを守ることが必須。
-  企業に対し、これまでの支援金に対し、さらなる追加の救済措置
- 3月までは不要不急での外国への旅行をしないよう要請。
-  OMT(Outbreak Management Team)は、夜間外出禁止の効果について調査中。これが施行される可能性もある。

コロナ感染者数の減少が思わしくなく、イギリスで発生した変異種がオランダでも拡大しつつあることから、暫定的に1月18日までが予定されていたロックダウンは、2月9日まで延長されることになった。多くの人にとって、とくに企業にとってこのロックダウン延長は死活問題となりうる。政府はさらなる救済措置を近日中に発表するという。
唯一明るいニュースは小学校の再開が早まりおそらく1月25日になりそうだ。ただ、感染性の高いイギリスの変異種が若い人たちの間で広まる可能性もあり、これについては調査中だという。
ワクチンの接種計画も予定より少しずつ早まり、秋までには国民全員が接種終了する予定。


コロナ禍が去ったら。
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まだしばらくは続きそうなロックダウン。遠く離れた家族に会えないことや、友人と集まって騒ぐことも、気軽に隣国に旅行に行くこともできずに、ストレスは貯まる一方。でも、いつかは必ず収束するこのコロナ禍。過ぎ去ったらまず何をしたいですか? 読者のかたにこの質問に答えていただきました。



・オンライン葬儀となってしまった義母の墓前に参りたい。
・「前から来る人が感染者かも!?」と疑いながら大きく避けつつ歩くのではなく、人と笑い合いながら真っすぐ前を向いて歩きたい。
・現実的過ぎて悲しいけれど、次のパンデミックが発生しても平常心が保てるように心身を鍛えておきたい。と書きつつ現実は、新年の抱負さえもう、うやむやです… (TomTomさん)

■ 本当に本当に色んな方と会って、新年おめでとう、の乾杯がしたいです‼️ 旅行も行きたいですが、とにかく生き残ったことを祝いたい(浅野さん)

■ ファミリーや友人とハグしたいです。
長い事会っていない友人、会う事はあった夫の家族とももう長い事ハグし合ってません。
『よかったね。元気だった?』とハグし合って再会を喜びたいです。 (杏子さん)

■13才の娘は動物園へ行きたい。
私はコロナでキャンセルしたクルーズ旅行をしたい。
ドイツへソーセージなど買いに行きたい。
ぜーランドへ牡蠣を食べに行きたい。
フランスでPaulのシュケット買って食べたい。
寿司などの食べ放題へ行きたい。
子供の学校のcoffee morningというインターナショナルの朝食を食べに行きたい。
今年もまた錦織圭の試合見たかったな。
スケートの試合見たかったなぁ。
夫はクルーズへ行きたい。 (匿名さま)

■ オランダの武道家に日本語を教えています。
若い生徒さん、現役の生徒さん、引退仕立ての生徒さんはリモートの授業にすぐに対応できたのですが、83歳の最高齢の生徒さんはロックダウンになると授業を受けることができません。
2度目のロックダウンに向けてPCまで購入したけれど、やはりリモートはしんどいとのことで、しばらくはおやすみ。80歳を越えると人に会うことが生きがい。コロナが終わったらすぐにでも個人授業を再開したい。
個人的には最低でも週一で行っていたコンサート、カフェでのライブを楽しみたい。
また格闘技のトレーニングの再開をして、汗を流したい。 (Ayaさん)

■ 2020年1月以前のような生活を取り戻したいです。
マスク無しで外に出て自由に息を吸って、行きたいところに行って、会いたい人に会いたい時に会う。外食もショッピングもコンサートも楽しみたい。ジムに行って運動してコロナ太りを解消!
そしてやっぱり旅行です。スキーに久々に行きたいし、リゾートでのんびりもいいなぁ。日本へ行って美味しい和食を食べて温泉にゆっくり浸かってボーっとする。両親のお墓参りにも行かなくちゃ。
と、あれやこれや浮かびますが、リモートワーク体制だけは今のままでOK。ビバ在宅勤務。
したいことが自由にできないということがこんなに辛い事だと分からせてくれたことがコロナがもたらした唯一の恩恵でしょうか。平穏無事に健康で日々を過ごせることに感謝しなくちゃいけないと、いまさらながら気づいたこの一年でした。 (村山龍児さん)

■コロナがなくなったら、パリとミラノに行って美術館巡りと食べ歩き市場巡りする! 日本に里帰りして家族姪っ子友人に会う。友達に次々と会って遊ぶ。毎日どっかのカフェでお茶タイムする。アムスとハーグで食べ歩きする。食い気がメインになってきてると改めて認識、いきなり支出が増えるのは必須。タガが外れてもしばらくいいことにする!
映画も観に行く!コンサートも聞きに行く。ブテイックを覗いて歩く! (Yokoさん)

■ レストランに行って、美味しい物が食べたい。もちろん、美味しいお酒もです。(Chieさん)

■ とにかく旅がしたいです (Shinobuさん)


コロナ第二波は第一波と比べてどのくらい深刻なのか
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コロナ第一波に襲われた3月から5月、人々は自宅に閉じこもり街に人影がなかった。昨年暮れから始まったロックダウンではコロナ慣れやコロナ疲れからか、街を歩く人は明らかに増えている。いったい第二波は一波より安全で、安心していても大丈夫なものなのか? 実際には今回の第二波は昨年の第一波に比べ、長期間続いており、ICUに入院する人の数は多く、養護施設での感染は多く、死亡率も高いのである。コロナウィルス検査が増えたこともあり軽症患者の数も含めると感染者数は増えているが、重症に至らないと高をくくるのは危険かもしれない。

集中治療室(ICU)に入院した人の数は昨年夏のロックダウン解除までに2,741名を数えた。その後ICUに入院した人は4000人を超えている。第一波ではICUでの病床が足りずドイツへ搬送するなどパニック状態だった。今回は入院者数が多いにもかかわらず、前回よりも治療法が改善されたこともあり、なんとか足りているという状態だ。しかし、ICUに入った患者の多くが死亡するという事実も忘れてはならない。7月1日までにICUで亡くなった人は868人、その後現在までに1,130人が亡くなっている。またICUに入る前に入院患者として亡くなる人も多い。第二波中、病院でコロナウィルス感染で亡くなった人は4,646名。

老人ホームや養護施設での感染は第二波で深刻だ。3分の1の施設で、1日あたり最低でも1人が感染している。コロナ禍の開始以来、現在までに、養護施設での死亡者数は予想よりも8,600人多く、そのうち第2波では3,400人が死亡している。
(画像:Volkskrant)