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バー、レストラン、午前1時に閉店規制
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公共放送NOSや他のメディアによれば、政府は一部の地域でバーやレストランを午前1時に閉店するという規制を施行する。さらに、宴会場(結婚式、葬式など)では収容人数は最高50名までとなる。この規制が敷かれるのは、Amsterdam-Amstelland(アムステルダム周辺)、Rotterdam-Rijnmond(ロッテルダム周辺)、Haaglanden(ハーグ周辺)、Utrecht(ユトレヒト周辺)、 Kennemerland(ハーレム周辺)、Hollands Midden(ライデン周辺)。これらの地区はコロナ検査で陽性反応が出た人が多い。

この規制に対し、飲食業界、とくにバーを経営するオーナーは怒りを隠せない。「2週間前にルッテ首相は飲食店は安全」と発表したばかりだとオランダ飲食業協会会長(KHN)のベルヤーツ氏。「この規制は見せかけにすぎない」と述べている。さらに同氏は、この規制が始動すれば、地下に潜った違法のパーティが増加するとコメント。オランダ公共衛生環境研究所(RIVM)によれば、この違法パーティでコロナ感染する人が最も多いという。

KHNは飲食店での感染は統計的に少ないと述べている。「RIVMの統計によれば先週飲食店で感染したと思われる人は113人。飲食店に行く人が週に1500万人と想定すると、この数は極端に少なく、安全な場所だといえる。」という。


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飲食店閉鎖でも外食ができるという抜け穴でホテル繁盛
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秋休み真っ最中の先週の水曜日夜、飲食店閉鎖という部分的ロックダウンが始まった。それでも海岸沿いや森林地帯のホテルは満室に近いところが多くなっている。例年なら国外で休暇を楽しむ人が、今年はコロナ規制で国外に行くのを取りやめ、代わりにオランダ国内でバカンスに変更しているというのも背景にある。さらに、飲食店は閉鎖でも「ホテルの宿泊客はホテル内のレストランで食事をするのは可能」という一種の規制の「抜け穴」を利用し、ホテルで宿泊と食事のセットを予約する人が増加している。

チェーンホテルであるフレッチャーホテルによれば、3月から4ヶ月間のロックダウンで深刻な損失があったが、規制緩和後の夏には国内の客でほぼ満室状態。例年よりも売上は上がっており、秋休みもこれが続いているという。

同じくチェーンホテルであるハンプシャーホテルも、地方のホテルは満室状態だが、都市部ではキャンセルが相次いだという。ビジネス客が多いアムステルダム、ハーグ、ユトレヒトのホテルの客室予約は、今では50%程度に落ちている。

ホテルの宿泊客はホテル内のレストランで食事可能というトリックを使い、ロッテルダムのミシュラン星レストラン「Joelia」は、レストランが入居しているヒルトンホテルの宿泊客にもこのレストランで食事ができると宣伝。しかし、司法大臣の介入で、この抜け穴トリックは中止されることになった。

最後の晩餐で外食する人で飲食店賑わう、ハーグではパーティで警察の介入も
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13日に発表された部分的ロックダウンにより、14日水曜日夜10時をもってオランダ全土の飲食店が閉店した。考えることは皆同じで、最後の外食やドリンクを楽しもうとする人たちで、どこのレストランやバーも満席。レストラン予約サイトの統計によれば、通常より22%も高い予約率だった。

ハーグの国会付近のプライン広場(Het Plein)に設置されたテントでは歌ったり踊ったりする人でパーティ状態となり警察の介入も強いられた。この様子はソーシャルメディアを通じて全土に広まった。
これに対しハーグ市長のヤン・ファン・ザーネン氏は強い憤りを表明。「無責任にも程がある。コロナ患者のために病院で働いている人、ICUに入院している患者、そしてコロナ禍で手術を待たねばならない人たちへの思いやりが微塵もない。パーティをするのはわかるが、このような自己中心な行動で、コロナ規制は延長される可能性があることを考えてほしい。今回のパーティに関してはテントの設置責任者と訪問者に対して法的措置を考えている。」と語った。

オランダの飲食店はコロナ規制で財政的損害を被っている。飲食店を代表する団体であるKHN(王立飲食店協会)は、今回の騒動に対し遺憾の念を表明。これまで規約通りに1.5メートル規則などを守ってきた飲食店や従業員の努力が踏みにじられたとコメントした。

オランダ、部分的ロックダウンに。飲食店閉鎖など
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コロナウィルスう感染者と入院患者の急増を受け、13日午後7時に行われた記者会見にてルッテ首相は「部分的ロックダウンに入る。」と発表した。ウィルスのさらなる拡散を防ぐため、移動と社会的な接触をできる限り減らすのが目的だ。さらに、3月以来争点だった公共の場所でのマスク着用義務についても、法的な整備が整い次第施行すると発表。まだ整備が整っていない現状では強い要請にとどまっている。

以下は14日午後22時から施行される規制で10月27日までの間に評価が行われ、4週間後に継続か否かが決まる。

*ホテル・飲食店・店舗
バーとレストランは閉鎖。例外はホテル、葬儀場、空港内(セキュリティチェック後)の飲食店。店舗は20時までに閉店で、週に一度の夜間営業は中止。スーパーマーケットはこれに含まれない。テイクアウトはこれまで通り営業可。コーヒーショップ(大麻などのソフトドラッグ)は閉鎖だが、テイクアウトは許可。

*スポーツ
18歳以上は個人競技は許可。チームの場合には4人まで。(テニスのダブルスなど)。大人の試合は中止。ただし、プロ及びトップ競技者のサッカーの試合は許可される。18歳未満の青少年はチームスポーツ可能。自分のクラブ内での試合も許可される。
スポーツ施設の食堂、シャワー、ロッカールームも閉鎖。
スポーツクラブ(ジム)は閉鎖されない。

*娯楽
マーケット、見本市、競技会、デモ、会議を除いては、すべてのイベントは中止となる。
アルコール販売は20:00から07:00まで禁止。
コーヒーショップ(大麻などのソフトドラッグ)でのテイクアウトは20:00で閉店。朝7:00から開店可能。
公共の場でのアルコールやソフトドラッグ使用は20:00から7:00まで禁止となる。
美術館、図書館の入館は予約制となる。

*会合
家では一日に3人まで招待できる。ただし12歳以下の子供は例外。屋外屋内を問わず、グループの会合は4人まで。
屋内での集まりは30名まで。

*交通
不要不急での公共交通機関利用は避ける。
教師などの通勤が不可欠の人や重病の家族訪問をする人などはこれに含まれない。
在宅勤務を含め、できるだけ家にいることが強く要請されている。

*学校
授業以外の場所ではマスク着用が義務付けられる。これは義務教育と高等教育全般に適用される。

オランダコロナウィルス第二波、感染者数増大で再度の飲食店閉鎖か
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今夜正式な政府記者会見があり今後のコロナウィルス感染防止対策について発表されるが、その前にNOSRTLニュースなどが政府情報筋から入手した情報によれば、飲食店(ホテル、レストラン、バー)閉鎖とアマチュア団体スポーツ中止が実施されそうだ。さらに自宅でのパーティ開催を防止するため20時以降のアルコール販売も禁止される。

昨日月曜日のコロナ検査による陽性反応者数は6854名と前日の6738名を上回っており、9月28日に発表された規制の効果が見られないことが顕著となった。新しい規制では公共交通を利用した不必要な移動を差し控えたり、人との接触をできるだけ減らすことが織り込まれるという。公共交通利用規制に関しては、いわゆる出勤が必要不可欠な職業の人のみが利用でき、その他の人はできる限り在宅勤務が要請される。

さらに、これまで屋内の最大人数は30名となっていたがこれがさらに減る可能性もある。マスク着用に関しては義務化は難しそうだ。学校は閉鎖されない模様。

上記はあくまでもNOSとRTLニュースなどが入手した情報で、内容は変更される可能性はある。記者会見は10月13日19:00から。


第2四半期もコロナ禍の飲食店への影響深刻に
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ホテルや飲食業(Horeca)はこの過去3ヶ月間もコロナ禍により大きな打撃を被った。いわゆるコロナ規制により、売上は今年の第1四半期(1月から3月)と比較し50%以上減っている。中央統計局(CBS)によれば、第1四半期でもすでに14%減少しているという。

とくに全面閉店規制が行われた4月の売上減少が大きかった。一番の打撃を被ったのがホテルで、観光客が全く来ないという状況下、売上は第1四半期比75%減となった。レストランやバーでの売上も46.2%と半減している。とくにカフェやバーでは60%近い減少だった。 ただしファーストフードチェーンへの打撃はそれほど大きくなく、25%減にとどまった。

ただ、コロナ規制緩和にともない宿泊・飲食業界経営者のビジネスに対する信頼度が高まり、一番深刻だった時期のマイナス84.3%が、現在ではマイナス52.4%にまで回復した。 (画像はCBS)