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ペットボトルなどの廃棄物で作った車誕生。アイントホーフェン工科大学
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アイントホーフェン工科大学は本日廃棄物で作った車を発表する。使用済みペットボトルや家庭廃棄物だけでなく、海洋プラスチックも使用している。このプロジェクトは22人の学生が1年半かかって取り組んだ成果で、車産業界に廃棄物も立派な原材料となることを示したいと意欲を見せている。

ルカ(Luca)と名付けられたこの車は、複数の企業の協力を得て、亜麻、ココナッツ繊維、馬の毛などと組み合わせた廃棄物を、強く、安全で、美しい新素材として誕生させた材料からできている。ルカの後輪には2つの電気モーターがついているが、同等の電気自動車の半分の重量で、航続距離220キロメートルが測定されている。

オランダ車両リサイクル社 (Auto Recycling Nederland)はこのプロジェクトに注目している。もちろんルカはこのまま量産はできないが、将来性がありそうだ。最近の車にはプラスチックが多用されていて、欧州の車工場だけで年間100万トンのプラスチックを使用。この量は年々増加している。また近年問題になっている海洋プラスチックも素材として再利用可能だ。

同社によれば、最近では廃車はほとんどリサイクルされているという。再利用率は98.4%と高い。オイルは船舶用に、金属は金属業界へと流れるが、新車に使用する率は低い。
車全体が廃棄物からできているというのは、目新しいし将来性がありそうだ。