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コロナウィルス対策、欧州他国では? 10月15日現在
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オランダでの1日のコロナウィルス感染者数は増え続け、15日には7833名と前日より500名増加している。10万人に対し32人が感染という高い数字だ。今週から飲食店閉鎖など新規に規制が発表され、外出と人との接触を減らす対策が施行されている。欧州ではオランダだけでなく多くの国でコロナウィルス第二波に突入した。他の国の状況と対策は以下の通り。

ドイツ:一時下火になっていたドイツでも感染者数は爆発的に増加している。先週は10万人あたり5人が感染した。規制は州ごとに異なるが、一部の地域での飲食店の閉店時間を早めたり、顧客数を制限している。またマスク着用を義務付ける州もある。メルケル首相は、「これまでは接触調査が多くの場所で行われ感染拡大が防げていた。しかし感染は拡大し管理機能が失われつつあるので、安心はできない。」と語っている。

スペイン:カタロニア州では15日間飲食店閉鎖。マドリードもロックダウンではないが市外へ出ることが禁止されている。昨日には1日で12000人が感染し200人が亡くなるというニュースも出ていたが、先週は10万人に対し22人が感染したという記録が発表された。スペインでは道路、店舗、公共交通機関などあらゆる場所でのマスク着用が義務付けられているが、これに反対する人はほとんどいないという。ただし、違法に(マスクなしで)パーティを開催する人が引きも切らないという問題が浮上している。

イタリア:イタリアは欧州でも感染者数を抑えている国の一つだ。検査結果で陽性になる人は10万人に8人。イタリアでもマスク着用は義務付けられている。多くの人が今年の3月に起きたコロナ禍が再発することを恐れており、12月のクリスマスシーズンを警戒している。

フランス:ここでもコロナ感染者数は急増している。10万人に対し26人が陽性。カフェ(バー)は閉鎖中だがレストランは開店している。春には禁止されていた国内旅行は許可されている。公共の場所、職場、学校などでマスク着用が義務付けられている。14日マクロン大統領は、パリを含む一部都市での21時から6時までの外出禁止令を発令した。

イギリス:過去2週間で感染者数は爆発的に増加した。先週では10万人あたり22人が検査の結果陽性だった。ジョンソン首相は3段階に分けた規制を発表。例えばリバプールは最も厳しい規制が敷かれ、パブ、映画館、ジムが閉鎖され、市外への不要不急な外出は禁止された。ICUも95%が満室という非常事態に落ちいている。ロンドンも厳しい規制が発令されている。飲食店は22時で閉店。マスク着用もレストランも含め屋内では義務化。マスクを着用しないと200ポンドの罰金で、これが重なると罰金額が上がるという仕組みなので、これを無視する人は少ない。
(画像は、European Centre for Disease Prevention and Controlから)