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シントマールテンのお祭りは家の中で
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11月11日は聖マルティヌスを記念するお祭りで、オランダを含め、フランス、スペイン、ドイツ、ハンガリーなどで行われている。オランダではシントマールテン祭と呼ばれ、夜子どもたちが提灯をぶらさげ近所の家の前で歌を歌う。お返しにお菓子をもらうというのが伝統になっている。しかし今年のシントマールテン祭はコロナ禍第二波の真っ最中。市町村によってはこの行事を止めるよう呼びかけている。

アムステルダム市では子どもたちに外に出て家々を訪ねないよう呼びかけ、お菓子の代わりに芽キャベツを与えようといった半分冗談半分本気の「別のやりかたでシントマールテンを祝おう(Sint Maarten Anders)」というアドバイスを発表した。

「近所の子供が歌ってくれたらお返しにはミニトマトやニンジン、ラディッシュや芽キャベツをあげよう。子どもたちは嫌がるだろうけど。」とアムステルダム市は、子供が外に出ないよう呼びかけた。シントマールテン祭の夜は、子どもたちは外に出ず家にいて歌を歌おう。と呼びかけ、歌うなら自宅のドアの前か、リビングルームでカラオケでしよう。またお菓子をあげるなら、イースターのときのようにいろいろな場所に隠しておき、子どもたちが探し回って見つけるというようなゲームにしようというのが、アムステルダム市の提案だ。

ちなみにこのシントマールテン祭は最近ではハロウィーンに押されて存在感が薄れている。シントマールテン祭は昔は貧者が金持ちの家を訪ね施しをもらうという習わしだったというが、面白おかしいハロウィーンのほうが現代の人を引きつけるのだろう。