安全情報・大使館情報

オランダ内および海外の安全情報や大使館情報を載せています。

新型コロナウイルス関連情報(11月17日(火)に発表されたオランダ政府による措置等)
昨日17日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関してオランダ国内でとられている措置について、予定通り、11月3日(火)に公表された措置を緩和し、部分的ロックダウンの措置を引き続き継続することなどについて発表しました。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/11/17/partial-lockdown-to-continue 」(英語)をご参照ください。

1 互いを守るため、引き続き、種々の対策が必要である。新型コロナウイルス感染者数は減少しつつあり、朗報である。我々は対策を遵守しており、効果を上げているが、まだ十分ではない。故に、部分的ロックダウン(partial lockdown)を継続することが重要である。接触や移動の制限、基本的ルールの適用を継続する。そして、困難な時期に、互いに助け合うよう努める。

2 2週間の閉鎖を経て、博物館、劇場、プール、遊園地は再開し、スポーツのグループレッスンが再び可能となる。自宅における来客は1日あたり最大3名まで、集団での外出は最大4名までとなる。同時に、部分的ロックダウンは維持される。政府は、引き続き、1月中旬までは、真に必要でない限り、海外渡航を避けるよう求める。接触回数を制限するため、引き続き、イベントは禁止され、飲食施設は閉鎖する。

3 基本的ルールの遵守
 新型コロナウイルス感染者数を減少させるため、基本的ルールを遵守し続けることが重要である。症状がある場合、軽度であっても自宅に待機し、可能な限り早期に検査を受ける。感染した場合、食料品の購入や家事について、他者からの助けを得ることで、自宅にいることができるようにする。1.5メートルの距離を保ち、混雑している場所を避けること。公共の屋内施設では、非医療用マスクを着用すべきとの緊急勧告がある。

4 支援措置と経済的困窮者等への注視
 これらの新型コロナウイルス対策は、社会・経済に大きな影響を与える。故に、政府は、支援策を通じ、企業や労働者、求職者を支援している。孤独を感じている人々や経済的に困窮している人々にも注意が払われている。しかし、引き続き、対策を遵守し続けることも重要である。自身が健康を維持し、他者が健康でいられるように。新型コロナウイルスはまだ存在するが、家族や友人と一緒に過ごせるように、一緒にスポーツができるように、一緒にイベントやレストランに行くことができるなど、日常生活の中でより多くの自由を実現するために。

5 見通し
(1)12月初旬(注:記者会見では、12月8日(火)となる旨、言及されました。)に、政府は、現在行われている措置を変更できるかを決定する(注:記者会見では、12月半ばに、感染リスクレベル2(1日あたりの新規感染者数が3,600名以下、かつ、新規の集中治療室患者数が10名以下)に戻ることが条件と言及がありました。また、リスクレベル1に戻るのは、1月半ばとなる見込みであり、その後、大きな措置緩和の検討が可能となる旨の言及がありました。さらに、リスクレベルが1となった場合、7月の状況を繰り返さないよう、政府は、慎重にコミュニケーションを行う予定である旨、述べられました。)。これは、シンタクラースを祝うことができることを意味するが、他者と距離を保ち、来客は最大3名
までとなる。しかし、例えば、数日間に分散して小グループとすることやデジタルツールを使うなど、少しの創造性を働かせることで、シンタクラースを祝うための策を見つけることができる。加えて、プレゼントの買い物は一人で行い、可能な限り近隣で、又は、オンラインで行うよう求める。
(2)政府は、クリスマスや大晦日の頃にどのような措置が適用されるかをまだ決定していない。しかし、今、対策を遵守すればするほど、措置が緩和される可能性は大きくなる(注:記者会見では、仮に、感染者数が減少しても、10月13日(火)に公表された、感染レベルごとのロードマップに掲載された措置に沿うのではなく、場合によっては、それよりも厳しい措置が継続される可能性がある旨の考えが示されました。)。

6 検査
 12月1日(火)以降、無症状であっても、感染した可能性がある場合、検査を受けることができるようになる。これには、接触確認アプリ(CoronaMelder)が、感染の可能性を知らせた場合や感染源・接触者調査によりその可能性が判明した場合が該当する。その時点から、当該者は、自宅待機を行うよう通知される。5日後、当該者は検査を受けることができる。検査で陰性となった場合に、自宅待機の必要はなくなる。

7 新型コロナ法(注:一連の新型コロナウイルス対策実施の新たな法的根拠となる時限立法)
 12月1日(火)、新型コロナ法が施行される。これは、店舗、博物館、レストラン、劇場などの公共の屋内空間におけるマスクの着用の義務化等を含む。この点については、近日中に政府から詳細を公表する(注:記者会見では、マスクの着用義務及びソーシャルディスタンスのルールは、人々が十分にワクチンを接種した後、廃止されることになるとの見込みが示されました。)。

8 11月19日(木)以降の措置
(1)集団形成
〇自宅において、1日最大3名の来訪。1日あたり最大1グループの来訪。
〇自宅以外における集団形成は、異なる世帯から最大4名まで。
〇人々が着席する屋内施設において、最大数は30名。
(2)日常生活
〇可能な限り移動を少なくする。
〇他に選択肢がない限り、自宅勤務(注:記者会見では、困難であることは理解しつつも、再び、オフィスへの出勤を避けるよう述べられました。また、多くの人々が出勤していることから、引き続き、オフィスは感染リスクの高い場所であるとされました。)。
〇13歳から、公共の屋内施設及び公共交通機関においてマスクを着用
〇中・高等学校(VO)、中等職業教育(MBO)及び高等教育(高等職業教育(HBO)及び大学)では、全員が、教室外でマスクを着用。
〇全ての飲食施設を閉鎖。店舗での受け取りは、引き続き可能。例外には、以下が該当する。
・ホテル(宿泊客向け)。
・葬儀施設。
・セキュリティチェック後の空港。
・企業の食堂。
・ヘルスケア機関における飲食施設(患者及びその訪問者向け)。
・脆弱な立場にある人々を対象とするデイケアセンターでの飲食施設。
・複合施設では、飲食機能を有する場所を閉鎖。
〇小売店は、遅くとも午後8時に閉鎖する。
〇スーパーマーケットは、その後も、営業することができる。
〇アルコール類は、午後8時から午前7時まで、販売、又は、配達されない。
○午後8時から午前7時までは、公共のスペースでの酒類の所持及び飲酒を禁止。
〇イベントは禁止される。例外には、以下が該当する。
・市場(毎週行われる通常の市場)。
・展示会、会議。
・映画館、劇場、コンサートホール、博物館等。
・トップレベル選手用トレーニング施設におけるトップアスリート向け競技・大会、サッカー1部及び2部リーグの試合、自身が所属するスポーツクラブ内での対抗戦を行う18歳未満の子供。
・パブリックイベント法に規定されるデモ、集会、会合。
〇小売業界においては、同業界で定められた規則の一層の遵守に係る合意がなされる。過度に混雑する場合、又は、基本的なルールが遵守されない場合、当該場所(の一部)が閉鎖され得る。取締りが強化される。
〇動物園、博物館、図書館及びその他の人の出入りのある場所の訪問は、時間ごとの予約により行われなければならない。これは、小売店や市場には適用しない。
〇集団での歌唱禁止。例外には、以下が該当する。
・プロの歌手。
・12歳以下の子供。
・宗教等の文脈での歌唱。
・デモの一部としての歌唱。
〇葬儀には最大100名までが参加可能。
(3)スポーツ
〇18歳以上の者は、1.5メートルの距離を維持し、1名、又は、4名以下のグループでのスポーツだけが可能となる。試合は禁止。例外には、以下が該当する。
・Papendal等の指定された場所において(トレーニングする)トップアスリートとしてのステータスを持つ者。
・1部及び2部リーグの(「チーム」のスタッフを含む。)サッカー選手。
〇18歳までの子供(チームスポーツや自身のクラブ内での対抗戦は可能。)。
○スポーツ施設に付帯する飲食施設に加え、シャワー、更衣室は閉鎖。
○無観客で行うこと。
(4)旅行
○オランダ国内での旅行
・不必要な旅行を避ける。
・旅行に行く場合は、可能な限り当該旅行先で滞在する。
・移動の回数を減らし、混雑を避ける。
○海外旅行
・真に必要な場合を除き、1月中旬までは海外旅行や予約をしない
・休暇旅行や家族訪問は必要な旅行ではない。
・旅行前には、必ず渡航勧告ページ( Nederlandwereldwijd.nl )に掲載されている国別の最新の旅行情報を確認する。
・渡航勧告がオレンジとなっている地域から帰国する場合、10日間の自宅隔離を行う。
・オランダ領カリブ海領域への旅行は可能。これに関する最新の渡航勧告を確認する。