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アムステルダムに大規模アウトレットオープン(11月26日)
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11月26日、アムステルダムにアウトレット「ザ・スタイル・アウトレット(The Style Outlets)」がオープンする。北東部の元製糖工場跡にできたこのアウトレットは、Halfweg駅に隣接する。オランダにはリンブルグ州やフレーフォランド州などにアウトレットはいくつかあるが、首都周辺はこれが初めて。ファッションブランドと飲食店が軒を並べる。ブランドリストを見ると高級ブランドは出店していないようだが、G-Star、カール・ラガーフェルト、ゲス、ナイキ、アディダス、といった中級ブランドやスポーツブランドが揃っている。

ザ・スタイル・アウトレットは駅に隣接しているので公共交通機関を使っても簡単に行けるだけでなく、2200台分の駐車場や200台分の駐輪場が用意されているのでアクセスもよい。列車を使えばアムステルダムの中央駅から8分、スキポール空港駅から10分という距離だ。駅はHalfweg-Zwanenburg。
アムステルダム、ロッテルダム、ハーグ、ユトレヒト付近からの訪問客がターゲットだという。当初は年間2400万人というアムステルダムを訪れる観光客も取り込む予定だったというが、コロナ禍で外国人観光客はいないのでしばらくは静かに買い物ができそうだ。
ただオープンニングの26日から29日まではブラック・フライデーと重なるため、混雑するかもしれない。


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オランダで増える大型アウトレット、激安ブランド品は粗悪品?
オランダでは大型アウトレット・モールが人気で、毎年2,000万人が訪れている。現在、ルールモンド(Roermond)、レリースタット(Leliestad)、ローゼンダール(Roosendaal)の3ヶ所だが、近い将来にはアムステルダム郊外のハルフウェハ(Halfweg)、ハーグ郊外のズーテルメール(Zoetermeer)そしてアーネムに近いゼーフェンナー(Zevenaar)にも新設される。ズーテルメールにできる「ホランド・アウトレット・モール」はオランダ最大規模となり、年間500万人から700万人の訪問者を見込んでいる。

しかし、大型アウトレットで販売されている激安ブランド品は、実際には値下げではなかったり、粗悪品である場合が多いと、ドイツのテレビ番組「WDR捜査」で露呈された。アウトレットでは、前シーズンの残りものを格安で提供するのが売りだが、実際にはアウトレット用の製品を別途生産したり、元値を偽ったりしていることが多いという。

アウトレット用に別途生産されている商品は、店舗やウェブショップでは売られていない。番組ではオランダのルールモンドなどドイツ周辺のアウトレットを調査、リーバイス、ヒューゴ・ボス、ポロ・ラルフローレン、トミー・ヒルフィガーなどのブランド製品を一般のショップで売られているものと比較した。この結果、アウトレットで売られている商品の中で洗濯やクリーニングの後、縮んだりほつれが出たりという粗悪品が見つかった。また、オリジナルの価格を偽っているものも多かった。

オランダ、大型アウトレット盛況
オランダの小規模店舗は苦境に追いやられている一方で大型のアウトレットは盛況を呈している。ブランド物を安い値段で買うためだけでなく、娯楽としてアウトレットに出かける人が多いのが特色である。ドイツ国境に近いデザイナー・アウトレット・ルールモンドでは今年510万人が訪れると見込んでいる。このアウトレットはヨーロッパ最大の規模で、総面積は50,000平米と巨大である。レリースタットにあるバタビア・アウトレットは2001年にオープンした当時は総面積8000平米だったが、拡張を重ね現在では34,500平米となっている。

オランダには上記2店のほかに、ローゼンダールに100軒ほどの店舗が並ぶロサダ・アウトレットがあるが、3店ともオーナーはイギリスの不動産会社。各店舗の賃貸料金は売上によって決まる。販売する商品の基準は一度は3ヶ月以上通常の店舗で売られていた商品であること、そして30%以上のディスカウントをすることとなっている。

これらのアウトレットがターゲットとしているのは中国人やロシア人観光客。レリースタットではすでに、中国人向けツアー会社とともに、風車のザーンスハンスの観光後にアウトレットに寄るというパッケージツアーを売っている。
オランダではさらに大型アウトレットが増える予定で、アーネムの近くのセーフェナール(Sevenaar)とアムステルダム近郊のハルフウェハ(Halfweg)に建設予定である。