安全情報・大使館情報

オランダ内および海外の安全情報や大使館情報を載せています。

12月8日に発表されたオランダ政府による措置など
本日8日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関してオランダ国内でとられている措置に関し、ホリデーシーズンにおける部分的ロックダウンの継続や今後の見込みなどについて発表しました。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/12/08/partial-lockdown-continues-to-apply-during-festive-season 」(英語)をご参照ください。

1 新型コロナウイルス感染者数は、依然として多く、医療セクターを圧迫している。毎日平均24名が集中治療室に入院している。このため、ホリデーシーズンにも、部分的ロックダウンを継続させるしかない。我々は異なるものを願っていたが、ウイルスは我々が気を緩めることを許していない。十分な距離を保ち、他人との接触回数を減少させることにより、私たちは自分自身とお互いを守ることができる(注:記者会見では、現在の感染状況に鑑み、4段階ある感染レベルのうち、レベル2(懸念)に戻るのが1月中となり、レベル1(注意)となるのは2月中となる見込みとの言及がありました。)。

2 このことは、引き続き、自宅に1日最大3名までの来客を受けることができることを意味する。レストラン、カフェ、バーは、引き続き、閉鎖する。大人は、運動する際、1.5メートルの距離を保たなければならない。可能な限り自宅勤務を行うよう強く勧告する。そして、他国への不必要な渡航は避けるべきである。

3 ホリデーシーズン
(1)我々は、限定したグループのみで、自宅でホリデーを祝わなければならない。しかし、例えば、オンラインツールを活用したり、数日に分散したりするなどの創意工夫により、引き続き、集まることができる(注:記者会見では、職場でクリスマスパーティーを開催等することのないよう言及がありました。)。
(2)ホリデーシーズン中、基本的なルールを遵守し続けることが特に重要である。これは、食卓やお祝いの間にも、同居していない者とは、1.5メートルの距離を保つことを意味する。可能な限り、もっとも広い場所を選ぶことで、安全な距離を容易に保つことができる。他人の家に着いた時や食事の前など、頻繁に手洗いを行うこと。そして、症状がある場合、軽症であっても、自宅待機をし、検査を受ける。外出せず、来訪を受けないこと。感染した場合、買い物等を他者に依頼すること。
(3)基本的なルールの遵守は、ホリデーに向けた準備期間にも重要なことである。予め買う必要があるものを決め、午前中や平日に一人で買い物に行くこと。自治体や店舗は、混雑を防止し、ルールを遵守させるための対策をとっている。

4 変更点
(1)本日12月8日(火)現在、キュラソーには、新型コロナウイルス感染者の増加により、オレンジの旅行勧告が発出されている。これにより、キュラソーへの旅行は推奨されない。キュラソーからオランダに到着する者は、自宅検疫をしなければならない。
(2)12月17日(木)から、トップレベルの大会に出場するトップアスリートは、トレーニングや大会を再開することができる。国際大会は、他国の選手に遅れをとらないためにも重要である。競技中、距離の保持や集団形成ルールは、適用しない。トレーニングや大会中には、屋内に30人以上が集団形成することが認められる。サッカー1部及び2部リーグの選手や指定された場所でのトップアスリートによるトレーニングや試合は、すでに認められている。

5 今後の見込み
 政府は、来年に向け、もう少し社会を開放する方法を検討している。政府は、1月中旬から、スポーツ大会や劇場の観客、ビジネス会議での参加者の拡大に係る比較対象試験を行いたいと考えている。その目的は、状況が許す限り、これらのイベントをどのように安全に開催できるかを見極めることにある(注:記者会見では、感染トレンドがこのまま増加し続ける場合、より厳しい措置がとられることになるが、現時点で、そうした厳しい措置をとる理由はないとしました。また、現在、新型コロナウイルス対策に関する工程表が見直されており、新たな工程表が本年末頃に策定される見込みである旨の言及がありました。)。

6 ワクチン
 政府は暫定的なスケジュールを策定し、どのグループが、どのタイプのワクチンを接種し、どこに接種場所を設置するかを示した。ワクチン接種の最初のグループは、老人ホームに勤務する専門スタッフである。このグループは、保健所(GGD)によって設置される約30か所の会場で、ワクチン接種を受けることができる。次に、障害者施設に勤務する専門スタッフ及び在宅介護スタッフが続く。同じ頃に、老人ホーム及び知的障害者が居住する施設の入居者を対象とした接種が開始され、これらの者は、自身の居住施設でワクチンを接種することができる。ワクチンプログラムの準備に携わる全ての人々が、2021年1月の可能な限り早い段階にワクチン接種が開始できるよう、準備を進めている(注:ワクチンに関するオランダ政
府の発表につきましては、こちら( https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2020/12/08/aanpak-eerste-fase-coronavaccinatie )(蘭語のみ)をご参照ください。)。

7 支援措置及び他者への気配り
(1)新型コロナウイルス及びその対策は、社会や経済の一部に大きな影響を与えている。そのため、政府は支援パッケージで、企業や従業員を支援している。明日12月9日(水)、経済・気候政策大臣、社会・雇用大臣、財務大臣が、支援策に係る最新の調整内容に関する詳細を提供する。
(2)特に、ホリデーシーズンは、他者に気を配ることが重要である。また、電話をかけたり、訪問したり、カードを送ったりして、孤独を感じている人や対処に困っている人々に手を差し伸べる努力をすることも重要である。新たに始めるキャンペーンでは、周囲の人たちのために何か特別なことをすることを推奨するため、オランダ国内の取り組みに係る情報を共有する。詳細は、ウェブサイト( www.aandachtvoorelkaar.nl )(蘭語のみ)を参照のこと。