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「孤独」「金銭的問題」「健康の不安」など、赤十字のヘルプライン、クリスマスもオープン
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オランダ赤十字は、コロナ禍による金銭的そして精神的に打撃を受けた人に対する相談をおこなっている。すでに35,000人が利用しているという。社会的な弱者といわれる人や孤独感を感じている人向けに、赤十字ヘルプラインとよばれる電話(070-4455 888)やワッツアップによる相談を受けるため、クリスマスや新年も電話オペレーターやコーチを待機させている。オランダ語がほとんど話せない人向けにもこのサービスをおこなっている。また「Blijfovereind」と呼ばれるコーチングの団体は、とくに若い人向けにこのクリスマス中に相談にのる。赤十字と政府が提携しているこのコーチングサービスは、約1時間半のセッションで無料。英語でも可能だ。孤独感を抱えている人というと一人暮らしの高齢者を想像するが、実際には若い人も多いという。

赤十字によれば、コロナ第2波のほうが第一波よりも助けを求める人が増えているという。孤独感だけでなく、医療上の問題や食料が足りないといった相談や、ホームレスになってしまったり、社会的な問題で精神的に不安定だというケースも増えている。相談する人は、16歳から30歳の若い人が全体の3分の1以上だと赤十字。ロックダウンで社会との接触が断たれただけでなく、暗くて寒いという時期も影響していると見られる。 (画像:Rodekruis)


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不治の病の少年,マニュキア・キャンペーンで約8000万円を集め赤十字に寄付
オランダのNPO団体3FMが行っている「シリアス・リクエスト」に、6歳の不治の病を患うタイン君が参加、マニュキアを塗るというキャンペーンで70万ユーロの寄付金を集めた。タイン君は水曜日父親といっしょにブレダ市に置かれた「ガラスの家」でのキャンペーンを申し出た。タイン君は脳のガンに罹っており治癒の見込みがない。このガンにかかる子どもは毎年15人から20人程度という非常に稀で治療が難しい病気だそうだ。

少年が始めたキャンペーンはソーシャルメディアを通じオランダ全土に広まった。マニュキアを塗ってもらい1ユーロ払うというキャンペーンだが、これに有名な歌手やDJ、そして極右政治家のウィルダース氏なども参加し、瞬く間に寄付金は70万ユーロ(約8000万円)に上っている。

毎年行われるこの「シリアス・リクエスト」寄付キャンペーンは、DJやミュージシャンがガラスの家に6日間閉じこもり、ラジオ放送を行い寄付を募るもの。今年は3日目ですでに180万ユーロ集まっている。昨年は6日間の合計330万ユーロが赤十字に寄付されている。