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KLM 全ての長距離フライトを停止か?
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KLMオランダ航空は全ての長距離フライトを停止する可能性があると発表した。コロナウィルス規制強化で、オランダに入国する際の事前PCRテストを受ける義務が課せられたことで、大陸間を飛行するのが乗務員の負担を考えるとこのまま運行を続けるのは不可能だという。乗務員が飛行先の国でPCRテストを受け、それが陽性だった場合にはその国に滞留せねばならなくなるリスクがあるためだ。現在計画している飛行停止のフライトは、通常の乗客輸送だけでなく、貨物運輸にも適用される。

KLMは、大陸間のフライトだけでなく、一部の欧州内フライトも停止する計画だ。とくに夜間の飛行で飛行先の国で一泊せねばならない場合があるため、夜間のフライトは廃止される。このフライト停止がいつから実施されるかは不明だ。




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エールフランス・KLM、71億ユーロの損失 「航空業界始まって以来最大の危機」
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エールフランス・KLM(エールフランスとKLMの持株会社)は2020年度の損失が71億ユーロにのぼった。コロナ禍による旅行制限による旅客の激減がその背景にある。同社の売上は59%落ちて111億ユーロとなった。KLMの親会社であるエールフランス・KLMの旅客数は67%の減少。同社のトップであるベン・スミス氏は「航空業界始まって以来最悪の危機」だと述べている。
同社はコスト削減のため8700人の人員整理を行っている。さらに、フランスとオランダの政府が104億ユーロの支援をしており、このうち34億ユーロがオランダ政府から出ている。

現在フランスとオランダ政府はエールフランス・KLMのさらなる支援策を練っているが、オランダはおそらく10億ユーロの追加融資を行う計画だ。KLMのみの損失は12億ユーロとなっている。


オランダ政府、KLM航空に34億ユーロの支援
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オランダ政府は26日、コロナ危機で多大な損失を被っているKLMオランダ航空に34億ユーロ(約4000億円)の援助措置を行うと発表した。このうち10億ユーロは政府からの融資、そして24億ユーロは銀行保証という形だ。今回の救済措置を発表したフークストラ財務大臣は、KLMが被った損失は当初の予測をはるかに上回っていること、そしてKLMはオランダ経済にとって非常に重要な企業であることを強調した。

政府は、今回の救済措置に関連し、平均給与の3倍以上の給与を受け取る従業員に対し20%返上を求めている。またこれより給与が低い従業員へも給与の一部返上が要求されている。さらに、救済期間中は配当金の支払いはない。

さらにKLMは今後「持続可能な環境」に積極的に取り組むよう求められた。2030年までに乗客ひとりあたりのCO2の排出量を2005年の半分にしなければならない。

KLMの連合企業であるエールフランス航空は、フランス政府から約70億ユーロの支援を受けることが決定している。

KLM、キャンセル便に関し今後は返金のオプションも
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KLMは、便が運行停止したためにキャンセルをせざる得なくなったチケットの料金を払い戻すというオプションを設けることになった。これまでは、キャンセルしたフライトについてはバウチャー(別のフライトに変更できる利用券)を提供するのみだった。しかしこのバウチャー発行に対する批判が多かったのと、インフラ・水道省の政策変更で、今回の方針転換となった。

これまでKLMは、キャンセル便に関してはバウチャーを発行。このバウチャーは12ヶ月間使用しなかった場合には換金できるというものだった。しかし、これは欧州法に違反していた。欧州の消費者保護規定では、顧客は航空会社の意向でフライトがキャンセルされた場合には返金を要求する権利がある、となっている。バウチャーの発行も許可されているが、顧客がバウチャーか返金かを選べるというものだ。

今後、KLMの顧客はバウチャーか返金を選択できる。ただし、過去の方針によりバウチャーを受け取った顧客はこれを返金に変更できない。また、すでにキャンセル便によりバウチャーを受け取る予定だった人も、これを返金に変更できない。

オランダ政府はEU法に反し顧客に選択の自由を与えないという立場をとってきた。同じような政策をとる他国とともに、この欧州法を無視するという可能性を探っていた。もし返金ということになると、企業の流動性リスクに直面する(倒産の可能性)ことになるというのがその背景にある。KLMエアフランスが3月1日からキャンセルしたフライトは30億ユーロに及ぶ。

KLMでも機内でのマスク着用義務化
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KLMオランダ航空は、コロナウィルス感染防止のため機内でのマスク着用を義務化した。この措置は現時点で8月31日まで有効である。KLMのプレスリリースによれば、5月4日から段階的に欧州内の運行を再開している。マスク着用は欧州航路では5月4日から、その他の航空路については5月11日から義務付けられる。マスクは乗客が自分で用意する。
再開したフライトは、バルセロナ、マドリード、ローマ、ミラノ、ブダペスト、プラハ、ワルシャワ、ヘルシンキとアムステルダム間。コロナ危機以前の約15%となっている。

マスク着用については、オランダ公衆衛生環境研究所(RIVM)はいまだに推薦していない。人との距離を十分にとればマスク着用は不要だというのがRIVMの見解だ。しかし、隣国のベルギーやドイツを含む欧州諸国ではマスク着用は必須となっており、オランダは数少ないマスク着用不要国となっている。オランダを通過する高速列車タリスやユーロスターでもマスク着用は義務化されている。(ポートフォリオ5月3日記事)

先週、KLMは20億から40億ユーロの政府支援を受けられることになったと発表している。ただ支援がどのような形で行われるのかはまだ不明である。

KLMエアフランス、90%のフライトを停止
エアフランス・KLMはコロナウィルス感染の拡大により、今後2ヶ月の間フライト数を90%まで減らすと発表した。この計画でKLMのボーイング747機体はすべて地上待機となる。KLMの提携会社であるエアフランスはエアバスA380機が飛行停止となる。

コロナウィルス拡大での損失をできるだけ減らし、2億ユーロのコスト削減を行うため、飛行停止のほかいくつかの措置をとるという。ただ単純なコスト削減計画ではここ数日で被った損失を補うことはできないと同社は懸念している。

先週KLMは2000人を解雇すると発表した。このほか同社は、労働時間縮小措置を申請する予定だ。これにより労働時間が減らされた従業員は失業保険を受け取れるという。KLM,エアフランスの他、ルフトハンザ航空などの大手もフライトを削減することになっている。