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「トニーズ・チョコロンリー」、児童労働を使わないチョコレートリストから削除
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オランダで最もサステイナブルなブランドに挙げられているチョコレート「トニーズ・チョコロンリー( Tony's Chocolonely)」が「奴隷(児童労働)を使用していない製品リスト」から削除された。カラフルなパッケージと豊富な味の種類で、オランダのスーパーマーケットで見かけた人も多いはず。このチョコレートメーカーのモットーは、パッケージにも書かれている「生産過程に奴隷(児童労働者)を100%使用していない。」という人々の良心に働きかけるもの。これが突然一転した。

チョコレートの原料であるカカオの栽培には未だに児童労働者や奴隷に近い労働者が従事している。これをなくすために、2007年に米国の「奴隷を使わないチョコレート(Slave Free Chocolate)」という機関が組織され、これに適したチョコレート製造業者をリストアップしている。「トニーズ・チョコロンリー」もこのリストに載っていたのだが、この突然の削除の背景には何があったのだろうか?

トニーズは、スイス(ベルギー)の多国籍企業である「バリーカレボー」社と協力していることが、このリストからの削除の理由だという。バリーカレボーは「生産チェーンに児童労働や近代の奴隷制度の使用は排除しない。」と公表している企業だ。

トニーズ・チョコロンリー社は今回のリストからの削除を非常に遺憾だと表明、バリーカレボーとのコラボレーションは、小さな企業の努力で他の大規模チョコレート生産者の意識を変えたいことが根底にあったと述べている。トニーズ社は昨年だけでも、バリーカレボー社管轄のトニーズのチョコレート生産で、387の児童労働を使った栽培農場を発見し、このうち221ヶ所でこれを是正している。
トニーズ・チョコロンリー社は2018年からオランダ最大のチョコレート製造企業となっている。


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バレンタインのためのチョコレートケーキ
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Fumiko Jongkindさんの「バレンタインに手作りチョコケーキ(ザッハトルテ)」

バレンタインにチョコレート。海外生活長かったり、外国人の彼氏がいると、チョコレート渡すのは日本だけ!(最近は、特にタイなんかは日本の影響受けててバレンタインチョコ有りますが)って分かってはいますが、毎年バレンタインになるとなんらかのチョコレートはあげたいなあ。と考えてしまいます。

写真は去年のバレンタインに作った「ザッハトルテ」です。チョコレートのキラキラグラサージュに憧れて。
使ったチョコはスーパーで安売りの時に買っておいた「Tony’s Chocolonely 70%カカオ」です。
後 グラサージュ、できたケーキにとろ〜っとかけて下に落ちたのをかき集め(勿体ない)ハート型に入れてハート型チョコも飾りました。
チョコケーキも、もし膨らみが悪くても、チョコをかけちゃうので、スポンジケーキよりはごまかせます!

あとは個人的な感想で、本場っぽく(本場の食べたことないですけど)スポンジスライスしてアプリコットジャム挟みましたが、私は無い方が良かったです。だったらチョコクリーム挟む方が断然いいなあと作った後思いました。

<材料>

ダークチョコ(Tony’s 70%)120g
Patentbloem extra fijin 65g
コーンスターチ10g
ココア 30g
無塩バター 100g
牛乳 50ml
卵黄(L) 3個
卵白(L)3個
グラニュー糖40g(卵黄用)
グラニュー糖40g(卵白用)

アプリコットジャム 適量

ダークチョコレート 150g
slagroom 35% 150ml
グラニュー糖 20g
水 20ml
無塩バター 15g

<前準備>

型にベーキングペーパーを敷いておく。
卵白と卵黄を分けて卵白は使う直前まで冷蔵庫に入れて冷やしておく(いいメレンゲにするため)。
チョコレートは細かくしておく。(包丁で削ってもいいですし、ポキポキ折っておいてもいいですし、Tony‘sのじゃない普通の板チョコなら折れ目通りに細かく分けておく)

Patentbloem(もしくはベルギーあたりのスーパーでT40の粉)
コーンスターチ
ココアを合わせて2、3回振るっておく。(粉が新しければ1回でも)

オーブン予熱 180℃

<作り方>
1、鍋に牛乳とバターを沸騰しないように温め溶かし、チョコレートを加えて溶かします。
2、溶けたらボウルに移し合わせておいた卵黄3つとグラニュー糖を加え混ぜ合わせます。
3、別のボウルに冷やしておいた卵白を白くふわりとするまで泡立てて、グラニュー糖40g分の1/3ほど加えてさらに泡立てます。泡の粒が小さく、滑らかになったらさらにもう半分加え、メレンゲの艶が出てきたら3回目を加えてさらにピカピカのメレンゲを作ります。
3、出来たメレンゲを2、3回に分けて2のボウルに入れ混ぜ合わせ
前準備で振るっておいた粉をさらに振るいながら一度に入れ、粉っぽさが消えるまでさっくり混ぜ合わせます。
4、型に流し入れ 予熱しておいた180℃のオーブンで30-40分ほど焼きます。
5、チョコスポンジが冷めたら、上下逆にして真ん中をスライスしてアプリコットジャムを挟みます。
6、鍋に生クリームと水 砂糖を入れて沸騰させないように温めてチョコレートを加えて溶かします。
7、火からおろしバターを加えてよく混ぜ艶を出します。
8、スポンジ生地を網の上に置き下にトレイなどを敷いて上から一気に流しかけます。(躊躇せずに行くと綺麗に行きます)

シンタクラース用の頭文字チョコレート
12月5日はシンタクラース祭り。スイーツを売るどの店にもチョコレート・レターと呼ばれるアルファベットのチョコレートが売られている。プレゼントとして相手の名前の頭文字を買う人が多い。
ただ、そのチョコレートレターにもかなり質の違いがあるという。工場で大量生産しているものと、個人のパン屋さんやパティシエで売られるものとは大きな違いがある。オランダでは毎年数百万個のチョコレートレターが売られているが、このほとんどがスーパーマーケットでの販売だ。

チョコレートレターの作り方は大きく分けて2通り。ひとつは金型でつくるもの。もうひとつは天板に吹き付けるやりかた。工場では金型を使っているが、パティシエでは両方のやりかたで作っている。

チョコレートレターの含有物を見ると半分が砂糖。そして3分の1はカカオバターとミルクパウダーという飽和脂肪だ。パティシエやパン屋さんのの手作りレターは、砂糖の含有量は少ないが脂肪が多いという。「天板に吹き付けやすくするために、チョコレートにクリームやバターを入れる。」のがその理由。

工場で作られるレターと手作りレターの大きな違いはカカオの質からくるもの。見た目では全くわからないが食べてみてはじめてその違いがわかるという。質の良いカカオ入のチョコレートレターを買うなら、やはりパティシエか手作りのパン屋さんがいいようだ。

売れ残りのイースター・チョコレートの行方、再利用? 寄付?
イースター時期、スーパーマーケットにはチョコレート製の卵や鶏が溢れていた。ところがイースターが終わるとともに棚から姿を消す。いったいイースター用チョコレートはどこへ消えたのだろうか。オランダの放送局RTL-Zが追跡調査をした。

ベルギーのチョコレートメーカーで日本でも有名な「レオニダス」は今年4400万個のイースターエッグを販売した。これは昨年の30%増だという。社長のデ・スエリエールス氏がRTLZに語ったところによれば、当初は3500万個ぐらいを予想していたので今年は思いがけない増加だったという。今年は不足気味だったが、もし余剰が出てしまったらどうするかという質問に同社長は、「来年のイースターまでとっておくということはしない。アンダーレフト(Anderlecht)にあるアウトレットでディスカウントで売りさばく。」と答えている。

オランダのチョコレートメーカーである「トニー・チョコロンリー」も今年はイースターエッグは全く残らず売れたという。小売業者と綿密な計画を立て、イースターの1週間前までに売り切れるよう生産量を調整している。ただし同社のイースター用板チョコは9000枚売り残った。この売れ残りは、デーベンターにあるフードバンクに送った。トニー・チョコロンリーはイースターに限らず特別な祭日用のチョコの売れ残りはすべてフードバンクに寄付するという。

スイスのリンツ社も売れ残りのイースターエッグ・チョコは来年まで取っておかないと述べている。質を重要視するため長期保存はできないと同社。また売れ残りを再度溶かして別のチョコレートにすることもしないという。

これに対し売れ残りのイースターエッグチョコを溶かして再利用するというメーカーや店もある。店舗ではチョコレートケーキの材料にしたりする。ただし、ひとつひとつ包装をはがしチョコレートを溶かすというのはあまりにも労働力がかかるため、これを避けるというところが多いらしい。スーパーのアルバートヘインでは店頭に並ばなかった自社製品は溶かして再利用するという。ユンボやヘマでは割引して販売する。スーパーのユンボは、2週間売れなかったら、フードバンクに寄付するか、顧客に無料で配るという。

アントワープにチョコレート天国開園!
チョコレート好きにとってベルギーは魅力的である。アントワープに新しく開かれるチョコレート天国はミュージアム「チョコレート・ネーション」で、4千平米の館内で展示されるチョコレートは世界一の規模だという。


ここではチョコレートの原料であるカカオが生産されるジャングルからカカオが水揚げされるアントワープの港の様子を体験できるだけでなく、なぜベルギーがチョコレートで有名になったのかが説明されている。
もちろん訪問者はこの「チョコレート・ネーション」で試食ができる。チョコレートづくりのワークショップも体験できる。


オランダのチョコレート会社「Tony's Chocolonely」ザーンダムに工場と遊園地
オランダのどのスーパーマーケットにも売っているカラフルなパッケージのチョコレート「トニーのチョコロンリー(Tony's Chocolonely)」が、アムステルダムの北ザーンダムにある元製粉工場で自社チョコレート工場を始める。投資額は1億ユーロ(約130億円)だというが、ジェットコースターも併設という変わった工場となる。

創始者で社長のベルトマン氏によれば、この工場で年間7千万本ほどの板チョコを生産する予定だが、工場は一般公開する予定。さらに工場の隣にはジェットコースターやカフェ、レストランそして観客席も設けるという。12年前に設立されたトニーのチョコロンリーはオランダで一番人気のチョコレート。ここのチョコレートは児童労働や奴隷労働を伴わないカカオを利用しているということで有名になった。

いまのところトニーのチョコレートはベルギーで生産されている。自社工場を持つことで念願を達したが、今度はどうやってチョコレートが生産されるのかを見てもらいたいとベルトマン氏は語っている。建設は来年から始まりおそらく2021年にオープンの見込み。トニーのチョコレートは海外への拡大を目指しており、アメリカとイギリス市場への進出が目下の目標だという。