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オランダニュース

28日(火)にはオランダ全土で公共交通機関の24時間ストが計画されている。労組が年金制度の改善を求めて交渉中で、合意に至らない場合にはストは決行される。ストが予定されているのは、オランダ鉄道、バス、トラム、メトロといったほぼすべての公共交通機関。通勤・通学は徒歩、自転車あるいは車といった手段のみとなる。

すでにグリーンウィールやシックストといったレンタカーは予約が急増している。KLMなどは車の通勤者が増えるのを見越してすでに通常より広い駐車場を借りている。企業でもこの日は従業員の在宅勤務を推奨するところも多い。

政府も通勤、通学者に注意を呼びかけている。ファン・ニュウェンハウゼン交通大臣は、渋滞を懸念し「車での外出の必要がなければ使用しないように」と述べている。労組と年金について交渉しているコールメース社会省大臣は「火曜日のストを回避するよう努めているものの、非常に複雑な問題がからんでおり」火曜日までに双方の合意が得られるかはわからないとしている。

スキポール空港は、空港への公共交通は火曜日も通常通り運行するよう呼びかけている。もしストを決行するなら裁判でストを中止させる圧力をかけると発表した。


2019-05-25
極右政党の台頭が懸念されていたオランダで昨日23日に行われた欧州議会選挙で、出口調査の結果、大方の予想がはずれ、労働党が第一党となった。労働党は全26議席中5議席とトップ、中道のキリスト教民主党(CDA)と自由民主党(VVD)はそれぞれ4議席、反EUをかかげた極右の民主フォーラム(FvD)党は3議席とオランダのEU支持が明確となった。

前回の2014年の選挙では3議席だった労働党の圧勝の裏には、元外務大臣で欧州委員会のナンバー2の地位にあるフランス・ティマーマン氏がいる。労働党は2017年のオランダ総選挙で38議席から9議席へと大敗したという苦い歴史があるが、今回の欧州議会選挙でカムバックを成し遂げたといえる。

投票率は41.2%と1989年以来最も高かった。5年前は37.2%だった。他の欧州諸国も今日、明日そして日曜日に選挙が行われ、最終結果は来週の月曜日に発表される。

2019-05-24
4億2600万人が投票権を持つ世界で最も大規模な欧州議会選挙が開始した。加盟国の選挙日は4日間に分散されているが、オランダは最初の日の本日23日に行われる。28カ国の加盟国の投票が終了する日曜日夜にはオランダでの投票結果が出そうだ。各国でポピュリストと呼ばれる移民排斥や反EUの党が台頭しており、今回の選挙の結果は欧州の行末に大きな影響を与える。

オランダでは16党が参戦するが、欧州議会議席総数751議席のうち26席が割り当てられてる。議席数は人口に比例する。議会は各国の政党が政治色によって分けられている。例えば、オランダの自由民主党(VVD)と民主66党(D66)はリベラル派に、社会党と労働党は左派といった具合だ。最終結果はイタリアが投票を終了する日曜日夜から...
2019-05-23 続きを読む ▶
日本の小学校6年生にあたるオランダのグループ8の生徒は、中等教育を選択するために試験を受ける。試験の結果で、大学進学コースか職業訓練コースかなどの進路アドバイスを受ける。試験はCITOと言われる中央管理されている試験と民間試験があるが、この民間試験を受けた子どもたちのうち数千人が採点ミスで間違ったアドバイスを受けた可能性があると教育省が発表した。

4月に試験を受けた11歳から12歳の子供の総数は175,000人。このうち採点ミスがあったのは19854件である。この中で実際よりも高いレベルの学校をアドバイスされた子供は18288人。問題なのは実力よりもレベルの低いコースを推奨された子どもたち1566人。採点は民間テスト会社ではなく、独立した採点専門家が行っている。...
2019-05-22 続きを読む ▶
今年3月に行われたオランダ地方選挙で第一党となった反移民、反EUの民主フォーラム党(FvD)のボーデット氏が、アメリカの政治誌に寄稿した記事に対し、各党が砲火を浴びせている。「アメリカン・アフェア」誌の中でボーデット氏は、フランスの小説家ウェルベックについて書き、中絶、安楽死、そして働く女性に反対する旨を書いている。批判をしているのは、中道右派の自由民主党や民主66党そして左派の労働党、社会党そして緑の党である。

ボーデット氏自身は各党の批判を全く理解できないと発言している。「世界でも最も重要な思想家(ウェルベック)に関する美しいエッセイだ。全編をしっかりと読んで理解してほしい。」と反論している。
2019-05-21 続きを読む ▶
履歴書送付や面接もなしで即仕事を開始、というシステムがオランダでも始まった。オープン雇用(Open Hiring)という米国で使われている方式がオランダにやってきた。最初にこのシステムを取り入れたのはウーデン市にあるベビー用品小売りチェーン「ママルース」である。今年3月にこの会社で働きたいという人たちがリストに名前を記入した。就職希望の人は例えば10kgを持ち上げられるとか、4時間立ち続けで仕事ができるなどといった特技を記入するだけで、学歴や職歴、年齢、性別などは書く必要がない。55歳の失業者であるコルネーさんは、これまで何度も履歴書を送り、面接を重ねてきたが、年齢でひっかかり就職ができなかった。ところが今回のオープン雇用ですぐに就職が決まり、コルネーさんも会社側も満足しているという。

2019-05-20 続きを読む ▶
18日行われたユーロビジョン・ソングコンテストでオランダ代表のダンカン・ローレンスが優勝した。オランダが優勝したのはなんと44年ぶり。ユーロビジョン・ソングコンテストは1965年に始まった息の長い番組で、各国の放送局が自国代表のアーティストと楽曲を決定し、自国の視聴者に大会を生中継するというもの。開催国は前年の優勝国で、今年はイスラエルのテルアビブで行われたが、来年はオランダとなる。コンテストは視聴者による電話あるいはSMSの投票で行われる。

ダンカン・ローレンスは492ポイントを獲得し優勝、続いてイタリアの465ポイントとロシアの369ポイントが2位3位となった。ダンカンの歌った「Arcade」は彼自身が他の2人のシンガーソングライターと作詞作曲したもの。他の決勝出場国25カ国...
2019-05-19 続きを読む ▶
16日オランダ中が注目したのは、アムステルダムのサッカーチーム「アヤックス」のリーグ制覇記念パーティとシンガーソングライター「ダンカン・ローレンス」のユーロビジョン・ソングコンテストの決勝進出だ。

アヤックスは、15日オランダ・エールディビジ第33節の試合が行われ、デ・フラーフスハップに4-1で勝利し、通算34度目のリーグ優勝を果たした。欧州チャンピオンズリーグでは準決勝でトッテナム・ホットスパーに敗れたものの、かつてない活躍ぶりにオランダ中が湧いた。16日にはアムステルダムのミュージアム広場にファン10万人が押し寄せ、勝利を祝うパーティが行われた。ヘルセマ市長もこれに参加しスピーチを行ったが、途中で缶ビールが投げられるという事態も。投げれた缶ビールはマタイス・デ・リフ...
2019-05-17 続きを読む ▶
オランダのフォルクスクラント紙の報道によれば、中国の通信技術企業ファーウェイ(Huawei)社がオランダにてサイバースパイ行為を行っている可能性があるという。ファーウェイはオランダの大手通信会社経由で顧客情報を盗み取っていると同紙は報じている。オランダの情報機関であるAIVDは中国政府によるスパイ行為であるかを調査に乗り出すという。ただし、AIVDもファーウェイそして大手オランダ通信企業(KPN、Vodafone/Ziggo、T-mobile)も、これが事実かどうかは発表していない。

ファーウェイ社は世界中でスパイ行為の容疑がかけられている。オランダでは無線通信4Gネットワークをさらに高速で信頼度の高い5Gネットワークへの移行が進みつつあるが...
2019-05-16 続きを読む ▶
保険業者組合(Verbond van Verzekeraars)によれば、車両への放火事件が急増しているという。2014年に受けたクレーム数は3000件だったのが、2018年には45%増加し4359件となっている。ユトレヒト州、フローニンゲン州、ゼーラント州での増加が目立っている。人口に対する車両放火数の多い州はオーファーアイゼル州で2900人に対し1件という割合だ。

この増加の背景は明らかではないが、保険業界は若者の間で放火魔を真似する者が増えているのではと見ている。証拠は燃えてしまっているので犯人を捕らえるのは困難を極める。さらに防止も難しい。

2019-05-15 続きを読む ▶