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オランダニュース

アムステルダムでは飲食店の増加と利用客の増加、そして深刻な人手不足で、昼間の営業をやめたり、週のうち数日を休業にしたり、完全に閉鎖するというレストランが出てきている。地元民や観光客でごったがえすアルバート・カイプ・マーケット通りにある大きなレストラン「バザール」も昼間の開店を諦めた。すでに5ヶ月間も求人を出していたが従業員が見つからなかったという。市の中心街ローキン通りにある「ブラッセリー・ベームス」も同じ理由から33年の歴史に幕を閉じることになった。24年間続いたヨルダーン地区のカフェ「フィンチ」も最近閉鎖を余儀なくされた。

飲食店の人手不足は昨今の飲食店数の増加と関係する。2014年には「Horeca」と一括りにされるホテル・レストラン・カフェの総数は4500店だったのが現在では6000店に増えている。観光客の増加にともない飲食店は大きな利を得てきたのも確かだ。しかし経営は人手不足が足かせとなり、困難な状態となっている。中央統計局によればアムステルダムでの飲食業に必要な従業員数は5年前は37,500人だったのが、33%も増加して現在は50,000人。さらに、好景気で求職者も飲食業以外に簡単に職が見つかるようになったため労働条件の好ましくない業種には行かなくなった。

オランダ飲食業協会会長のエフェルス氏によれば、オランダの飲食業界で働く人は学生のアルバイトが多く離職率も高い。これに対しオランダ以外の国ではプロとして働く人が多いので供給も安定しているという。アルバイトを長期間確保するには、使い捨てという考えを改め、彼らの要求に耳を貸すことから始めなければならないと同氏。

アムステルダム市内だけで飲食店のサービス要員には現在510件の求人があるが全部が埋まる可能性は低い。そのためオランダ語ができない外国人や高校生なども率先して雇用するところが増えている。給与を上げたり、個人事業主を雇うなどの工夫も必要だという。

2019-07-19
オランダの大都市に店舗を多く構えるローカル製品やオーガニック製品に特化した食品スーパー「マルクト(Marqt)」が経営不振で、メインバンクのINGから戦略変更を迫られている。売却も選択肢にある。

店舗数を拡大し続けたマルクトはここ数年経営不振に陥っている。先月には理事が全員辞職した。その前にはCEOも辞職している。辞任の背景には戦略に関する株主の意向の不一致があるという。
月曜日にはマルクトのアムステルダムの店1店舗とハーグ店がアルバートハインとなっている。残りは16店舗でそのうち11店舗はアムステルダムにある。

マルクトは2008年に元アルバートハイン(アホールド)の従業員2人が「正しい食品」を販売するスーパーとして創始したもの。人間にも動物にも環境にも優しいというのがモットーだ。この11年間で店舗数は18に増え従業員も750名を数える。マルクトは伝統的なオーガニック食品店のイメージを払拭し全く新しいコンセプトとデザインを採用した。ターゲットグループは所得が高い人達である。オランダ全土で60店舗の展開も目指していた。さらに経営面でも、利益は顧客や従業員への還元を目指し、「持続可能(サステイナブル)」な投資家を募集した。
ただ赤字は膨らむ一方で経営が困難になってきている。根本的な経営の見直しを図るか、身売りをするかのどちらかの選択を突きつけられている。

2019-07-18
1日中誰とも話さない高齢者はオランダでも少なくない。スーパーマーケットはこぞって孤独な高齢者が人々と会話できるようなサービスを始めている。オランダのほとんどのスーパーマーケットには無料でコーヒーが飲める「コーヒーコーナー」が設置されているが、これも孤独な人々に他人と接する機会を提供するのが目的だ。ユンボ(Jumbo)のブラバント州フレイメンの店舗では「おしゃべりレジ」を新規に設置した。スピードを追求するレジでは、なかなか店員と話す時間もないが、このレジでは高齢者がゆっくりとレジ店員と会話を楽しめる。急ぎの人はこのレジに並ばずに通常レジに行けばいい。

このスーパーではコーヒーコーナーでもおもしろい試みを実施している。コーヒーやお茶を飲みながら「ヘルプ募集フォーム」に記入できるのだ。例えば「家の電球を取り替えて...
2019-07-17 続きを読む ▶
今年は没後350年ということでレンブラントにちなむイベントが各地で行われている。7月15日はレンブラントの誕生日。アムステルダムの国立美術館では子供からプロのアーティストまでが応募した「レンブラントにインスピレーションを得た」作品575点を展示開始した。この誕生日記念プロジェクトには95カ国から8500人が作品を送付、この中から575点が選ばれた。

国立美術館のオープニングには691人の子供から大人まで「アーティスト」が勢揃いした。会場ではアーティストでありバンド「ノルマール」のシンガーであるベニー・ヨリンクが、誕生歌「Lang zal hij leven」を斉唱し、レンブラントの誕生日を祝った。 作品には「夜警」にちなんだものが96点、子供の作品が253点、そし...
2019-07-16 続きを読む ▶
古い衣料を回収する収集コンテナが危機に陥っている。この衣料収集コンテナに普通ごみを捨てたり、ひどい場合には化学液体を捨てる人がいるため、衣料を回収している団体は財政危機に見舞われている。通常古い衣料はアフリカなどに送られ再販されるほか、裁断しリサイクルされる。ところが、生ゴミや化学物質などで汚れた衣料は再生不可能なので燃やすしかない。市町村によっては衣料用のコンテナは廃止し、リサイクルショップに持っていくか通常ゴミといっしょに捨てるよう促すところもある。

安い衣料が大量に出回るなか、廃棄も増えている。その上、分別が行われなくなるとゴミが増えるばかり。危機感を覚えたテキスタイルの再生連盟(VHT)は、本日政府のファン・フェルトホーフェン次官に事態の改善を呼びかける書簡を送った。VHTは分別に関...
2019-07-15 続きを読む ▶
在オランダ日本大使館からのお知らせ。

第25回参議院議員通常選挙に伴う在オランダ日本国大使館での在外投票は,7月14日(日)で終了いたします。在外選挙人証をお持ちの方で,まだ投票をお済ませになっておられない方は,期日にご注意ください。

日本大使館の投票場開場時間は,9時30分から17時までです。常時開場で,お昼休みはありません。

在外公館投票を行うに当たり必要となる書類は以下のとおりです。コピーは使用できませ...
2019-07-12 続きを読む ▶
オランダの好景気を反映し、どのレストランやカフェも深刻な人手不足に悩んでいる。ところがユトレヒト近郊のアハターフェルド村の食事ができるカフェ(Eetcafe)「ヘッセンカー(Hessenkar)」では働きたい人のウェイティングリストができるほどの人気である。

オランダの飲食業界は成長し続け、毎年3.5%も必要従業員数が増加している。この増加数はオランダ全体の業種の0.6%をはるかに上回っている。レストランやカフェに行っても「従業員募集」の張り紙を見ることが多い。

従業員に人気の「ハッセンカー」の人気の秘訣はなんであるのか? RTLZニュースが...
2019-07-12 続きを読む ▶
オランダ人の休暇旅行先トップはフランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペインである。このうち食品などの日用品の買い物が一番安いのがスペインであると、中央統計局(CBS)が昨日発表した。スペインの食品価格はEU平均より4%低い。オランダの食品価格は欧州内でも平均的だが、上記5国のうちでオランダより安いのはスペインのみ。

フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアの食品価格はオランダより高い。とくにオーストリアでの買い物は欧州平均より27%高と高くつく。その中でも肉類は欧州平均の46%高。

2019-07-11 続きを読む ▶
今年の春からアムステルフェーンとアムステルダムを結ぶメトロ51番が廃止され、現在バス55番が運行しているが、実はこのバス料金、かつてのメトロ料金より高いことが5月に発覚した。アムステルフェーンの始発駅からウェストワイクからアムステルダム南駅まで片道49セント高い。料金は8月5日より旧メトロと同等に変更される予定だ。さらにメトロが廃止された今年の3月からバスを利用していた人は、料金の差額の払い戻しが可能になる。差額の払い戻しは、この9月から12月までの間、GVBの自動販売機で可能である。

バス55を利用するとメトロ51よりも運行距離が長いため、距離で計算される料金は高くなる。差額分が返済されるが、この合計は120万ユーロに上る。3分の1は、アムス...
2019-07-10 続きを読む ▶
今年の6月にオランダでの販売台数が最も高かった車は、テスラのモデル3(Tesla Model3)である。1ヶ月で新車登録数は2487台と全販売車両数の6%を記録した。(参考:Bovag en Rai Vereniging)  車の販売台数そのものは減っており、昨年6月に46746台だったものが今年は41671台。

テスラはペイパルの創始者であるイーロン・マスクが主導する車とソーラーパネルのメーカー。車両はコンピュータ制御された電気自動車。人気はあったが価格が高いのがネックであった。しかし最近開発されたテスラ・モデル3は標準装備で47,800ユーロと手頃な価格である。さらにオランダでは「Bijtelling」と呼ばれる社用車やリースカーにかかる22%の税金が徴収されているが、50,000ユーロ以下の車はこれが...
2019-07-09 続きを読む ▶