安全情報・大使館情報

オランダ内および海外の安全情報や大使館情報を載せています。

社会活動再開に向けた計画に沿った第三弾の措置緩和の実施決定
 本日28日(金)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が新型コロナウイルス対策等に関して記者会見し、社会活動再開に向けた計画における第三弾の措置緩和を前倒しし、6月5日(土)より実施することを公表しました。
 この会見に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細は、「 https://www.government.nl/latest/news/2021/05/28/step-3-nearly-everything-to-reopen-subject-to-certain-conditions 」(英語)をご参照ください。

1 緩和・変更される措置
 6月5日(土)、以下の措置が緩和・変更される。それ以外の措置や基本ルールは、引き続き適用される。
(1)自宅における訪問可能人数
 自宅における訪問可能人数は、1日に最大4名(12歳以下の子供は含まれない。)まで。
(2)屋外において集まれるグループの人数
 屋外において集まれるグループは、最大4名(12歳以下の子供は含まれない。)まで。
(3)在宅勤務
○引き続き、可能な限り、在宅勤務を行う。
○研修等のための社内ミーティングは、再開可能となる。
(4)大規模施設
 互いが1.5メートルの距離を保ちつつ、部屋やホールごとに最大50名まで。固定された席が1,000席以上ある大規模施設は例外とされ、1.5メートルの距離を保ちつつ、最大250名まで。このルールは、屋内外のすべての大規模施設に適用され、例えば、イベントホール、野外劇場、コンサートホールなどが該当する。
(5)文化施設
○屋内の博物館や歴史的な建造物は再開可能となる。
○博物館の場合、10平米ごと1名まで。映画館や劇場などでは、予約(12歳以下の子供と同一世帯を除き、最大4名まで。)や健康状態のチェック、定められた席への着席などの条件付きで再開できるが、1.5メートルの距離を保ちつつ、部屋やホールごとに最大50名まで。
(6)芸術・文化活動
○グループでの芸術・文化活動が、年齢を問わず、再開できる。例えば、オーケストラでは、一堂に介して、リハーサルを行うことが可能となる。リハーサル中、他に選択肢がない場合には、1.5メートルの距離を保つ必要はない。
○1部屋あたり最大50名(講師を除く。)まで。
○観客を受け入れることはできない。歌、演技、ダンス、音楽に関するその他の条件は、引き続き、適用される。
(7)レクリエーション施設
○遊園地、自然・動物公園の屋内スペースも再開可能となる。また、カジノやゲームセンター、サウナやスパも営業可能となる。
○10平米ごと1名まで、もしくは、1.5メートルの距離を保ちつつ、1部屋あたり最大50名まで。適用される措置は、活動の性質による。
○予約(12歳以下の子供と同一世帯を除き、最大4名まで。)、登録、健康状態のチェックが必要となる。
○屋内では、マスクの着用が義務となる。
(8)スポーツ
○大人は、運動のために必要である場合、1.5メートルの距離を保つことなく、50名までのグループで運動することができる。
○17歳以下の者による競技大会が可能となる。18歳以上の者は、競技大会は引き続き認められないが、同一クラブ内での試合は認められる。
○アマチュアスポーツにおける観客の受け入れは、引き続き認められない。
○更衣室、シャワー、サウナは再開できる。
○スポーツ施設の飲食施設も再開することができる。
○事前予約と健康状態のチェックは必要。
○屋内では、マスクの着用が義務付けられるが、運動時には外すことができる。
(9)飲食業(レストラン、カフェ及びバー)
○飲食店の営業可能時間は、午前6時から午後10時となる。
○決められた席に着席し、バーカウンターに着席することは不可。1.5メートルの距離を保ちつつ、1つのテーブルで、最大4名(12歳以下の子供と同一世帯を除く。)まで着席可能。屋内、もしくは、テラス席では、それぞれ最大50名(スタッフを除く。)まで。
○夕食時、1テーブルにつき1晩2回までのシフト制が適用される。セルフサービスは不可。
○ライブパフォーマンスやスポーツイベントの視聴などのエンターテイメントは認められない。
○事前の予約、健康状態のチェック、決められた席が必要。
(10)酒類の販売
 午後10時から翌午前6時まで、酒類の販売は不可。
(11)店舗
 すべての店舗は、通常の営業時間通りに営業可能となる。10平米ごと1名まで客を受け入れることができる。

2 検査証明を活用した最大収容人数の緩和
(1)政府は、第三弾の措置緩和で、検査証明を活用することを決定。
(2)飲食業、文化施設、プロスポーツイベントの主催者などは、検査証明を求めることが可能となる。
(3)入場時に検査証明を求める場合、1.5メートルの距離を保ちつつ、会場が収容可能な範囲の客を受け入れることができる。また、屋内外を問わず、1.5メートルの距離を保ち、固定席によるイベントも可能となる。
(4)許可等の自治体のルールは引き続き適用。
(5)詳細については、該当ページ( https://www.rijksoverheid.nl/onderwerpen/coronavirus-covid-19/testen/testen-voor-toegang?utm_campaign=coronavirus&utm_source=rijksoverheid.nl/testenvoortoegang&utm_medium=redirect )(蘭語)を参照。

3 今後の緩和予定
(1)社会活動再開に向けた計画は改訂され、緩和段階は5段階から4段階となった。
(2)第4段階の措置緩和(自宅訪問人数や屋外での集まれるグループの人数制限の緩和、フェスティバルやコンサート、移動遊園地の再開、ディスコやナイトクラブの再開等)は、現在、6月30日(水)に予定されている。6月22日(火)には、その可否を決定予定。
(3)最後の段階(基本ルールの緩和、引き続き適用される措置の解除、検査証明の活用停止)は、感染者数や入院患者数の状況が許す場合、実施される(注:記者会見では、夏以降に検討される旨の言及がありました。)。


新型コロナウイルス関連情報(オランダ国内における新型コロナウイルスのワクチン接種に関する情報提供)
現在、オランダ国内において、18歳以上の方を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されておりますが、オランダにお住まいの日本人の皆様の当地での接種について、以下のとおり、御参考までにお知らせします。
 なお、予防接種を受けるか否かの判断にあたっては、予防接種による効果と副反応のリスクの双方についてご理解頂いた上で、オランダ政府ホームページ( https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/dutch-vaccination-programme )(英語)等による最新情報を確認いただくようお願いします。

1 対象者
 オランダ政府が行っている新型コロナウイルスのワクチン接種は、オランダに居住し、自治体で住民登録を行っているすべての方が対象者となり、また、現時点での対象者は、18歳以上とされております。なお、ワクチン接種は、任意であり、接種費用は無料となります。
出所:オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)が策定している新型コロナワクチン接種実施ガイドライン( https://lci.rivm.nl/richtlijnen/covid-19-vaccinatie )。

2 接種スケジュール
 ワクチン接種スケジュールについては、以下のリンク(英語)をご参照ください。これらのリンクからは、ご自身の健康状態や出生年等に応じて、接種時期の見込み、使用されるワクチンの種類、接種場所を確認することが可能です。なお、ワクチンの接種時期や接種順については、変更があり得るとされておりますので、ご留意ください。
●医療・介護等従事者以外の方( https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/dutch-vaccination-programme/order-of-vaccination-against-coronavirus/order-of-vaccination-for-people-who-do-not-work-in-healthcare )
●医療・介護等従事者の方( https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/dutch-vaccination-programme/order-of-vaccination-against-coronavirus/health-and-care-workers )

3 ワクチン接種予約手順
(1)ワクチン接種スケジュールに沿って順番が回ってきた場合、原則、郵送にてワクチン接種通知が送付されます。
※接種通知サンプル:
https://www.government.nl/binaries/government/documents/letters/2021/04/30/invitation-letter-for-covid-19-vaccination/uitnodiging-coronavaccinatie-Engels.pdf
※オランダ政府のホームページによれば、接種通知は、対象者に応じて、RIVMの他、医療・介護等従事者の場合には所属組織、家庭医、医療専門家から送付されます。また、オランダ政府は、老人介護施設入居者など一部の場合を除き、通知は、原則、郵送にて実施されるため、仮に、電子メールでそのような通知を受け取るなどした場合には、決して電子メール内のリンクをクリックしないよう注意喚起をしております。
(2)同通知を受け取った後、インターネット又は電話で予約をすることができ、予約後、予約確認の電子メールが送付されます。
※インターネットの場合、DigiD(政府のオンライン上でのサービスを利用する際に必要となるID)が必要です。申請は、該当ページで行うことができます( https://www.digid.nl/en/ )。

4 その他
 オランダ国内におけるワクチン接種概要については、オランダ政府が発行している資料( https://www.government.nl/topics/coronavirus-covid-19/documents/leaflets/2021/01/19/getting-vaccinated-against-covid-19-in-the-netherlands )に記載がございますので、こちらを必ずご参照ください。


注意喚起:偽のウェブショップを通じた詐欺被害の増加
●オランダにおいて偽のウェブショップを通じた詐欺被害が増加しています。
●ウェブショップ上で商品を購入される際には、十分にご注意いただくとともに、こうした過程においていわゆるフィッシング詐欺の被害にも遭うことのないよう十分注意してください。

 報道によると、オランダでは、偽のウェブショップを通じた詐欺被害が増加しており、その被害の規模は、今年1月から3月中旬までの間で被害件数が約1,500件、被害総額は218,000ユーロ以上に上っているとのことです。これは、2019年における年間の規模に匹敵するとされています。
 昨今の新型コロナウイルスによる状況を受け、ウェブショップにおいて商品を購入される機会が多くなっているものと思われます。そのため、ウェブショップ上での買い物の際には、十分にご注意ください(多くの場合、支払いをしても商品が届かないといったケースがみられています。)。また、こうした過程において、ご自身のIDやパスワード等の重要な個人情報が窃取されてしまういわゆるフィッシング詐欺の被害に遭ってしまう可能性もあります。こうした点にも十分注意してください。万が一、被害に遭ってしまった際には速やかに警察に相談するなどしてください。

 なお、ウェブショップにおいて商品を購入される際には、以下の注意点を参考にしてください。
○安全なウェブショップであると確信が持てない場合には買い物をしない。
○価格が良すぎると思われる場合には、レビューを確認するなどして、悪い評価をしている顧客がいるかどうかを確認する(商品の価格について他の業者等と比較することも重要です。)。
○当該ウェブショップ自体について検索するなどして情報収集を行う。
○当該ウェブショップに関する概要や案内のメールアドレスにフリーメールが使われていないかを確認する。
○お店への連絡方法を確認する(メールアドレスやチャット機能しかない場合、不適切なウェブショップの可能性があります。)。
○振込先の口座が個人名義になっていないかなども確認する(オランダの場合には、外国の銀行口座に誘導するものも多くみられるようです。)。
○ドメイン名、URLを確認する(これらが、ウェブショップの名称と同じでない場合や販売する製品とは関係がない場合には、危険である可能性があります。)。
○ウェブサイト「WHOIS」を通じて、ドメイン(URL)がいつどこで登録されたかを確認する(詐欺ヘルプデスクによると、ごく最近登録されたサイトや海外で申請されているオランダのサイトは疑わしいとのことです。)。
○「Thuiswinkel waarborg」や「Webshop keurmerk」などの消費者ラベルを発行している組織のウェブサイトを通じて、当該ウェブショップが実際にメンバーであるかどうかを確認する。


新型コロナウイルス関連情報(日本への帰国者に必要となる検査証明書について)
本への帰国・入国にあたって必要となる新型コロナウイルスの検査証明書に不備があり、航空機に搭乗できない事例が発生しています。日本への帰国者に必要となる検査証明書について、改めてご確認いただきたく、以下のとおり、お知らせします。

 3月11日(木)付メール( https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100157935.pdf )にてご案内いたしましたとおり、2021年3月19日(金)以降に日本へ入国される日本人を含む全ての方は、出国前72時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書を所持している必要があり、日本において提出の求められる、要件を満たした検査証明書を提出できない方は、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないため、出発地において航空機への搭乗が拒否されます。

 検査証明書の主な不備事例は以下のとおりです。
・検査証明書が日本語又は英語で記載されていない。
・日本政府が指定する検査方法ではない。
・日本政府が指定する検体採取方法ではない。
・検体採取日は記載されているが、採取時刻の記載がない(出国前72時間以内に検査が行われたことを確認するため、採取時刻の記載が必要となります)。

 検査証明書に求められる条件につきましては、以下の厚生労働省ホームページにてご確認いただけますので、日本へのご帰国にあたり陰性証明書を取得される場合には、事前にご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html

 なお、オランダにおいては、以下の施設にて検査証明を取得することが可能です。求められる内容が検査証明書上に明記される旨、確認をしておりますが、発行される証明書に不備が無いよう、受検前に必ず証明書に明記される内容をご自身で確認するようにしてください。
 ・KLM Health Services:
https://klmhealthservices.com/en/journey-preparation/coronatest/
 ・Coronalab.eu:
https://coronalab.eu/en/
 ・Huisartslab:
https://www.hethuisartslab.com/covid19

(日本における陰性証明書に関するお問い合わせ先)
厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口(検疫の強化について)
海外から電話の場合:+81-3-3595-2176(日本語、英語、中国語、韓国語に対応)
国内から電話の場合:0120-565-653
照会受け付け時間:日本時間 午前9時~午後9時(土日祝日も可)


海外在留邦人・日系人の生活・ビジネス基盤強化事業のご案内
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により生活に支障が出ている海外の在留邦人・日系人の方を支援する為、海外の日本人会、日本商工会議所、日系人団体等を通じた、在留邦人・日系人コミュニティの感染拡大防止策やビジネス環境作りの支援策を講じることとなりましたので、ご案内を致します。

 本事業にご申請が可能となるのは、海外の日本人会、日本商工会議所、日系人団体等の団体(個人や企業によるご申請はできません)となります。

 対象となる団体、事業、申請方法等に関する本事業の詳細は以下の外務省HPにてご案内しておりますので、ご関心のある団体(個人や企業によるご申請はできません)は、当該HPをご覧ください。

 https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003572.html


新型コロナウイルス関連情報(帰国者は検査証明書が必須となります)
3月5日(金)付で日本国外務省より案内のありました「広域情報:新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(9)」(詳細は以下の海外安全ホームページをご参照ください。)に関して、「検査証明不所持者については、検疫法に基づき上陸等できないこととし、これにより、不所持者の航空機への搭乗を拒否するよう、航空会社に要請する」との措置について、2021年3月19日(金)以降に日本へ入国される日本人を含む全ての方に対して実施される旨、厚生労働省ホームページにて案内がなされておりますので、お知らせいたします。

 2021年3月19日(金)以降に日本へ入国するフライトに搭乗予定の方は、検査証明書を有していない場合、航空機への搭乗を拒否されますので、日本において提出の求められる、要件を満たした検査証明書を必ずご用意いただくようご留意ください。

 また、日本において提出の求められる検査証明書について、認められる検査方法が追加されました。検査証明書に記載が求められる内容等詳細につきましては、以下の厚生労働省ホームページにて案内がされておりますので、ご確認ください。

海外安全ホームページ:広域情報(新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(9))

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C040.html

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html


新型コロナウイルス関連情報(現在のロックダウン措置の更なる強化等) 2021-1-20
本日20日(水)午後2時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関して昨年12月15日(火)から実施されているロックダウンの措置に関連し、同措置を強化することなどについて発表しました。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細は、「 https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2021/01/20/lockdown-verder-aangescherpt-vanwege-zorgen-om-nieuwe-virusvarianten 」(蘭語)をご参照ください。

1 追加対策の背景及び目的
(1)政府は、これまでのものと比較して、感染力の強い英国型新型コロナウイルス変異株について非常に懸念をしている。また、懸念を引き起こす他の変異株も存在する。これらの新たな変異株をコントロールするため、追加対策が必要である。

(2)追加対策の目的は、現在の感染レベルを下げ、現在流行しているウイルスと新たな変異株のウイルスの拡散を遅らせ、新たな変異株の流入を可能な限り最小化することである。これにより、新たな変異株が優勢になるのを可能な限り遅らせることができる。さらに、医療機関が今後数か月間、新型コロナウイルス患者のための余剰を維持し、他の医療を可能な限り継続できるようにするためにも重要である。
(注:記者会見の質疑応答では、措置緩和として最初に検討されるものとして、夜間外出禁止及び小学校の閉鎖である旨の言及がありました。)

2 追加対策の内容
(1)夜間外出禁止
○政府は、下院の承認を経た後、数日以内にオランダ全土での夜間外出禁止を導入する計画である(注:記者会見の質疑応答では、仮に下院が明日(1月21日(木))、承認する場合、同措置は、1月23日(土)、若しくは、24日(日)から開始され得ると言及がありました。)。その意図は、午後8時30分から午前4時30分まで人々を屋内にとどまらせることである。有効な理由なしに、夜間外出禁止の間に外出することは禁じられる。下院の承認後、詳細が公表される。夜間外出禁止は、原則として、2月10日(水)午前4時30分まで適用される。
○以下の場合、例外に該当する。
・緊急事態の場合。
・自分自身、サポートを必要とする者、若しくは、動物が、緊急に(医療の)支援が必要な場合。
・雇用主が業務のために外出することを要求する場合。
・自身が海外へ渡航する場合、若しくは、オランダへ戻る場合。
・葬儀に関連して外出しており、それを証明できる場合。
・裁判官、検察からの召喚、もしくは、異議申立てや控訴の審理に関連して外出しており、それを証明できる場合。
・リードを付けた犬を散歩する場合。これは一人で行うこと。
○外出が必要である場合、自己宣言フォーム(注:現時点で、該当ページにフォームは掲載されておりません。)を持参しなければならない。仕事で外出する必要がある場合、雇用主によるステートメントを提示する必要がある。いくつかのケースにおいては、フォームを必要としない。詳細情報は、該当ページ( https://www.rijksoverheid.nl/onderwerpen/coronavirus-covid-19/avondklok )を参照のこと。
(注:記者会見の質疑応答において、取締りは厳格に実施され、警告が行われることはなく、違反者には即座に95ユーロの罰金が科される旨、さらに、書類を偽造した場合、犯罪であり、より厳しく罰せられると言及がありました。)

(2)追加的な渡航制限
 以下のア~ウの3つの措置については、1月23日(土)午前0時1分から実施される。

ア フライト禁止措置等
○英国について、フライト禁止及び船舶の停泊禁止を適用する。
○フライト禁止は、南アフリカ、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、チリ、コロンビア、エクアドル、フランス領ギアナ、ガイアナ、カーボ・ベルデ、パナマ、パラグアイ、ペルー、スリナム、ウルグアイ、ベネズエラからの旅客便にも適用する。
○この航空機の乗り入れ禁止は、現時点で、最大1か月間、若しくは、旅行者に対する強制的な検疫が法的に規定されるまで適用される。

イ ハイリスク地域(注:1月20日(水)時点では、日本は安全な国に指定されています。)からのすべての旅行者に対する迅速検査提出義務化
○ハイリスク地域から航空機又は船舶でオランダへ到着するすべての旅行者は、オランダへの出発直前に実施された陰性の迅速検査結果を提示する必要がある。この検査は、搭乗から遡って4時間以内のものである必要がある。迅速検査は、空港や港周辺のどこでも実施できるわけではないため、二重の検査義務を課すことにより、実質的にオランダへの渡航を減少させることになると期待される。
○陰性の迅速検査結果の提示は、既に義務付けられている陰性のPCR検査結果(到着から遡って72時間以内のもの。)の提示に加えて行われる。
○これらの措置は、オランダ領カリブ海領域の旅行者にも適用する。
○ハイリスク地域からの旅行者は、オランダ到着後、10日間の自己検疫を行わなければならない。なお、到着から5日後、検査を受けることも可能である。このPCR検査の結果が陰性の場合、検疫は終了する。

ウ 入国禁止の例外リストの見直し
○政府は、EU域外の国から渡航する旅行者に対する入国禁止の例外リストを見直すことを決定した。これにより、ビジネスを目的とした渡航者、学生、高度なスキルを有する移民、文化・クリエイティブセクターの専門家、短期滞在を目的とする遠距離恋愛者等はオランダへの入国が禁止される。

(3)自宅への訪問制限の厳格化等(注:最短でも2月9日(火)まで実施。)
○自宅へ客を招く場合、1日あたり、13歳以上の訪問客は1名までとする。
○さらに、1日に1度までの訪問とするよう要請する。
○自宅勤務について、再度、強く要請する。

(4)自己隔離の義務化
○新たな変異株に関し、隔離ルールに従わないことは、ウイルスの拡散リスクを拡大させるため、政府は、隔離ルールを義務化する方策を検討している。オランダへの渡航者を登録し、自己隔離中の人に電話をかけるなどの対応を検討している(注:記者会見の質疑応答では、ランダムに実施される旨の言及がありました。)。今後、詳細が発表される。

(5)葬儀
○政府は、Outbreak Management Team(OMT)(注:政府に対して勧告を行う専門家会議)の助言を踏まえ、葬儀の参列者数の上限についてのルールを調整する。1月25日(月)から、葬儀の参列者数は最大50名までとなる。


新型コロナウイルス関連情報(英国からの乗客を乗せた航空機の乗り入れ禁止措置)
本日20日(日)、オランダ政府は、英国において新型コロナウイルスの変異体が発見されたことに伴い、本日20日(日)午前6時から遅くとも2021年1月1日(金)までの英国からの乗客を乗せた航空機の乗り入れを禁止する旨の発表を行いました。この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/12/20/restrictions-on-travel-from-the-united-kingdom 」(英語)をご確認ください。

1 英国において、新型コロナウイルスの伝染性の新たな変異体が発見された。このウイルスの特徴は、より簡単に、また、より早く拡散し、検出がより難しいと考えられている。このことから、19日(土)午後、英国政府は、ロンドン、イングランド南東部、イングランド東部に対し、措置の引締め策を発表した。

2 12月初旬のオランダでのサンプリング調査では、英国で発見されたものと同一のウイルスの特徴を示した。英国からの最新の報告を受け、これについて、更に調査が行われている。

3 オランダ政府は、今晩(注:19日(土))、予防措置として、12月20日(日)午前6時(現地時間)に、英国からの旅客を乗せたフライトに対する禁止措置を発効することとした。なお、この禁止措置は、遅くとも2021年1月1日(金)まで有効となる。

4 オランダ政府は、新型コロナウイルスに関する海外の動向を注視し、他の輸送手段に対する追加措置を検討している。今後数日にわたり、他のEU加盟国と共に、新たな特徴を有するウイルスが英国から持ち込まれるリスクを更に抑えるための検討を行う。


12月8日に発表されたオランダ政府による措置など
本日8日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関してオランダ国内でとられている措置に関し、ホリデーシーズンにおける部分的ロックダウンの継続や今後の見込みなどについて発表しました。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/12/08/partial-lockdown-continues-to-apply-during-festive-season 」(英語)をご参照ください。

1 新型コロナウイルス感染者数は、依然として多く、医療セクターを圧迫している。毎日平均24名が集中治療室に入院している。このため、ホリデーシーズンにも、部分的ロックダウンを継続させるしかない。我々は異なるものを願っていたが、ウイルスは我々が気を緩めることを許していない。十分な距離を保ち、他人との接触回数を減少させることにより、私たちは自分自身とお互いを守ることができる(注:記者会見では、現在の感染状況に鑑み、4段階ある感染レベルのうち、レベル2(懸念)に戻るのが1月中となり、レベル1(注意)となるのは2月中となる見込みとの言及がありました。)。

2 このことは、引き続き、自宅に1日最大3名までの来客を受けることができることを意味する。レストラン、カフェ、バーは、引き続き、閉鎖する。大人は、運動する際、1.5メートルの距離を保たなければならない。可能な限り自宅勤務を行うよう強く勧告する。そして、他国への不必要な渡航は避けるべきである。

3 ホリデーシーズン
(1)我々は、限定したグループのみで、自宅でホリデーを祝わなければならない。しかし、例えば、オンラインツールを活用したり、数日に分散したりするなどの創意工夫により、引き続き、集まることができる(注:記者会見では、職場でクリスマスパーティーを開催等することのないよう言及がありました。)。
(2)ホリデーシーズン中、基本的なルールを遵守し続けることが特に重要である。これは、食卓やお祝いの間にも、同居していない者とは、1.5メートルの距離を保つことを意味する。可能な限り、もっとも広い場所を選ぶことで、安全な距離を容易に保つことができる。他人の家に着いた時や食事の前など、頻繁に手洗いを行うこと。そして、症状がある場合、軽症であっても、自宅待機をし、検査を受ける。外出せず、来訪を受けないこと。感染した場合、買い物等を他者に依頼すること。
(3)基本的なルールの遵守は、ホリデーに向けた準備期間にも重要なことである。予め買う必要があるものを決め、午前中や平日に一人で買い物に行くこと。自治体や店舗は、混雑を防止し、ルールを遵守させるための対策をとっている。

4 変更点
(1)本日12月8日(火)現在、キュラソーには、新型コロナウイルス感染者の増加により、オレンジの旅行勧告が発出されている。これにより、キュラソーへの旅行は推奨されない。キュラソーからオランダに到着する者は、自宅検疫をしなければならない。
(2)12月17日(木)から、トップレベルの大会に出場するトップアスリートは、トレーニングや大会を再開することができる。国際大会は、他国の選手に遅れをとらないためにも重要である。競技中、距離の保持や集団形成ルールは、適用しない。トレーニングや大会中には、屋内に30人以上が集団形成することが認められる。サッカー1部及び2部リーグの選手や指定された場所でのトップアスリートによるトレーニングや試合は、すでに認められている。

5 今後の見込み
 政府は、来年に向け、もう少し社会を開放する方法を検討している。政府は、1月中旬から、スポーツ大会や劇場の観客、ビジネス会議での参加者の拡大に係る比較対象試験を行いたいと考えている。その目的は、状況が許す限り、これらのイベントをどのように安全に開催できるかを見極めることにある(注:記者会見では、感染トレンドがこのまま増加し続ける場合、より厳しい措置がとられることになるが、現時点で、そうした厳しい措置をとる理由はないとしました。また、現在、新型コロナウイルス対策に関する工程表が見直されており、新たな工程表が本年末頃に策定される見込みである旨の言及がありました。)。

6 ワクチン
 政府は暫定的なスケジュールを策定し、どのグループが、どのタイプのワクチンを接種し、どこに接種場所を設置するかを示した。ワクチン接種の最初のグループは、老人ホームに勤務する専門スタッフである。このグループは、保健所(GGD)によって設置される約30か所の会場で、ワクチン接種を受けることができる。次に、障害者施設に勤務する専門スタッフ及び在宅介護スタッフが続く。同じ頃に、老人ホーム及び知的障害者が居住する施設の入居者を対象とした接種が開始され、これらの者は、自身の居住施設でワクチンを接種することができる。ワクチンプログラムの準備に携わる全ての人々が、2021年1月の可能な限り早い段階にワクチン接種が開始できるよう、準備を進めている(注:ワクチンに関するオランダ政
府の発表につきましては、こちら( https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2020/12/08/aanpak-eerste-fase-coronavaccinatie )(蘭語のみ)をご参照ください。)。

7 支援措置及び他者への気配り
(1)新型コロナウイルス及びその対策は、社会や経済の一部に大きな影響を与えている。そのため、政府は支援パッケージで、企業や従業員を支援している。明日12月9日(水)、経済・気候政策大臣、社会・雇用大臣、財務大臣が、支援策に係る最新の調整内容に関する詳細を提供する。
(2)特に、ホリデーシーズンは、他者に気を配ることが重要である。また、電話をかけたり、訪問したり、カードを送ったりして、孤独を感じている人や対処に困っている人々に手を差し伸べる努力をすることも重要である。新たに始めるキャンペーンでは、周囲の人たちのために何か特別なことをすることを推奨するため、オランダ国内の取り組みに係る情報を共有する。詳細は、ウェブサイト( www.aandachtvoorelkaar.nl )(蘭語のみ)を参照のこと。


新型コロナウイルス関連情報(12月1日(火)からのマスク着用義務化に関する詳細)
11月18日(水)のメールにおいて、11月3日(火)に公表された措置の緩和及び部分的ロックダウンの措置の継続等に関するオランダ政府の公表内容につき、その概要をお知らせしました。
 その中で、12月1日(火)に新型コロナ法が施行され、これによって、店舗、博物館、レストラン、劇場等の公共の屋内空間におけるマスクの着用が義務化されること及び政府はその詳細について近日中に公表するとしていることにつきお知らせしました。本日19日(木)、オランダ政府が、その詳細について発表したところ、概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細は、「 https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2020/11/19/mondkapje-verplicht-vanaf-1-december 」(蘭語)をご参照ください。

1 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は、12月1日(火)から、店舗、博物館、レストラン、劇場等において、マスクの着用を義務化したいと考えている。教育の場(小学校を除く。)においても、マスクを着用しなければならない。義務化は、美容師や運転教官等の接触を伴う職種では、顧客とサービス提供者双方に適用される。公共交通機関では、既に、マスクの着用が義務づけられていたが、今後は、駅やバス・トラムの停留所でも、着用が義務づけられる。マスク着用義務化は、13歳以上の全ての者に適用する。ルールを遵守しない者には、95ユーロの罰金が科される可能性がある。

2 マスクは、鼻と口を完全に覆い、ウイルスの拡散を防止するものでなければならない。医療用マスクは、ヘルスケア分野での使用を目的としたものであり、非医療用マスクが、店舗、学校、公共交通機関、美容院等での使用に適したものである。従って、薬局やスーパーマーケットで購入できるマスクを使用することが望ましい。フェイスシールドは、鼻と口を完全に覆うものではなく、マスクの代替として使用することはできない。スカーフやバンダナ等も同様である。施行日までは、マスクの着用は義務ではなく、罰金を科されることはないが、既に、マスク着用に関する緊急勧告が発出されている。

3 公共の屋内空間、駅舎、空港
 マスク着用義務は、全ての公共の屋内空間、駅舎、空港に適用する。公共の屋内空間の例は、店舗、博物館、ガソリンスタンド、レストラン、カフェ、劇場、コンサートホールである。固定の席がある場合には、マスク着用は義務とはならない。具体的には、例えば、レストランや劇場において、テーブルや劇場内で着席している場合、マスクを外すことができる。その後、トイレや外に出るために立ち上がる場合、再度、マスクを着用しなければならない。教会、モスク、寺院、シナゴーグなどの宗教の実施に係る建物内では、マスクの着用は義務化されない。

4 教育現場
 中・高等教育、中・高等特別教育、中等職業教育(MBO)及び高等教育(高等職業教育(HBO)及び大学)では、児童、生徒、教師及びその他スタッフは、校舎内を移動する際、マスクを着用しなければならない。授業中、全員が固定された席や立ち位置にいる場合には、マスクを取り外すことができる。つまり、教師が、生徒の前に立っているときには、マスクを着用する必要はないが、教室内を移動する際、マスクを着用しなければならない。体育、歌、演劇、ダンス及び一定の実技教育は、マスク着用義務から除外される。

5 接触を伴う職種及び医療従事者
 接触を伴う業種では、1.5メートルの距離を維持することは、時に現実的でない。故に、美容院、運転教習やネイル施術においても、マスクの着用が義務づけられる。これは、顧客とサービス提供者双方に適用される。家庭医や理学療法士などの医療従事者は、義務の対象外となる。しかし、人々は、その場でもマスクの着用を求められることになり得る。「Healthcare Quality, Complaints and Disputes Act」に基づき、病院や医療施設では、マスクやその他の個人用防護具に関する独自の規則を適用する。患者、訪問者、介護士は、これらの規則に従うことになる。

6 例外
 障害や病気のために、マスクの着用ができない場合、マスクの着用義務化は適用しない。警察及び特別執行官は、この例外の適用について説明を求めることができる。また、スポーツ、演技、リハーサル・公演、ラジオやテレビのインタビューでも、マスクの着用は義務付けられない。

7 マスク着用義務を含む規則は、まず、3か月間適用され、その後、延長も可能である。医療上の必要性がなくなり次第、同規則は、廃止される。


新型コロナウイルス関連情報(11月17日(火)に発表されたオランダ政府による措置等)
昨日17日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関してオランダ国内でとられている措置について、予定通り、11月3日(火)に公表された措置を緩和し、部分的ロックダウンの措置を引き続き継続することなどについて発表しました。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/11/17/partial-lockdown-to-continue 」(英語)をご参照ください。

1 互いを守るため、引き続き、種々の対策が必要である。新型コロナウイルス感染者数は減少しつつあり、朗報である。我々は対策を遵守しており、効果を上げているが、まだ十分ではない。故に、部分的ロックダウン(partial lockdown)を継続することが重要である。接触や移動の制限、基本的ルールの適用を継続する。そして、困難な時期に、互いに助け合うよう努める。

2 2週間の閉鎖を経て、博物館、劇場、プール、遊園地は再開し、スポーツのグループレッスンが再び可能となる。自宅における来客は1日あたり最大3名まで、集団での外出は最大4名までとなる。同時に、部分的ロックダウンは維持される。政府は、引き続き、1月中旬までは、真に必要でない限り、海外渡航を避けるよう求める。接触回数を制限するため、引き続き、イベントは禁止され、飲食施設は閉鎖する。

3 基本的ルールの遵守
 新型コロナウイルス感染者数を減少させるため、基本的ルールを遵守し続けることが重要である。症状がある場合、軽度であっても自宅に待機し、可能な限り早期に検査を受ける。感染した場合、食料品の購入や家事について、他者からの助けを得ることで、自宅にいることができるようにする。1.5メートルの距離を保ち、混雑している場所を避けること。公共の屋内施設では、非医療用マスクを着用すべきとの緊急勧告がある。

4 支援措置と経済的困窮者等への注視
 これらの新型コロナウイルス対策は、社会・経済に大きな影響を与える。故に、政府は、支援策を通じ、企業や労働者、求職者を支援している。孤独を感じている人々や経済的に困窮している人々にも注意が払われている。しかし、引き続き、対策を遵守し続けることも重要である。自身が健康を維持し、他者が健康でいられるように。新型コロナウイルスはまだ存在するが、家族や友人と一緒に過ごせるように、一緒にスポーツができるように、一緒にイベントやレストランに行くことができるなど、日常生活の中でより多くの自由を実現するために。

5 見通し
(1)12月初旬(注:記者会見では、12月8日(火)となる旨、言及されました。)に、政府は、現在行われている措置を変更できるかを決定する(注:記者会見では、12月半ばに、感染リスクレベル2(1日あたりの新規感染者数が3,600名以下、かつ、新規の集中治療室患者数が10名以下)に戻ることが条件と言及がありました。また、リスクレベル1に戻るのは、1月半ばとなる見込みであり、その後、大きな措置緩和の検討が可能となる旨の言及がありました。さらに、リスクレベルが1となった場合、7月の状況を繰り返さないよう、政府は、慎重にコミュニケーションを行う予定である旨、述べられました。)。これは、シンタクラースを祝うことができることを意味するが、他者と距離を保ち、来客は最大3名
までとなる。しかし、例えば、数日間に分散して小グループとすることやデジタルツールを使うなど、少しの創造性を働かせることで、シンタクラースを祝うための策を見つけることができる。加えて、プレゼントの買い物は一人で行い、可能な限り近隣で、又は、オンラインで行うよう求める。
(2)政府は、クリスマスや大晦日の頃にどのような措置が適用されるかをまだ決定していない。しかし、今、対策を遵守すればするほど、措置が緩和される可能性は大きくなる(注:記者会見では、仮に、感染者数が減少しても、10月13日(火)に公表された、感染レベルごとのロードマップに掲載された措置に沿うのではなく、場合によっては、それよりも厳しい措置が継続される可能性がある旨の考えが示されました。)。

6 検査
 12月1日(火)以降、無症状であっても、感染した可能性がある場合、検査を受けることができるようになる。これには、接触確認アプリ(CoronaMelder)が、感染の可能性を知らせた場合や感染源・接触者調査によりその可能性が判明した場合が該当する。その時点から、当該者は、自宅待機を行うよう通知される。5日後、当該者は検査を受けることができる。検査で陰性となった場合に、自宅待機の必要はなくなる。

7 新型コロナ法(注:一連の新型コロナウイルス対策実施の新たな法的根拠となる時限立法)
 12月1日(火)、新型コロナ法が施行される。これは、店舗、博物館、レストラン、劇場などの公共の屋内空間におけるマスクの着用の義務化等を含む。この点については、近日中に政府から詳細を公表する(注:記者会見では、マスクの着用義務及びソーシャルディスタンスのルールは、人々が十分にワクチンを接種した後、廃止されることになるとの見込みが示されました。)。

8 11月19日(木)以降の措置
(1)集団形成
〇自宅において、1日最大3名の来訪。1日あたり最大1グループの来訪。
〇自宅以外における集団形成は、異なる世帯から最大4名まで。
〇人々が着席する屋内施設において、最大数は30名。
(2)日常生活
〇可能な限り移動を少なくする。
〇他に選択肢がない限り、自宅勤務(注:記者会見では、困難であることは理解しつつも、再び、オフィスへの出勤を避けるよう述べられました。また、多くの人々が出勤していることから、引き続き、オフィスは感染リスクの高い場所であるとされました。)。
〇13歳から、公共の屋内施設及び公共交通機関においてマスクを着用
〇中・高等学校(VO)、中等職業教育(MBO)及び高等教育(高等職業教育(HBO)及び大学)では、全員が、教室外でマスクを着用。
〇全ての飲食施設を閉鎖。店舗での受け取りは、引き続き可能。例外には、以下が該当する。
・ホテル(宿泊客向け)。
・葬儀施設。
・セキュリティチェック後の空港。
・企業の食堂。
・ヘルスケア機関における飲食施設(患者及びその訪問者向け)。
・脆弱な立場にある人々を対象とするデイケアセンターでの飲食施設。
・複合施設では、飲食機能を有する場所を閉鎖。
〇小売店は、遅くとも午後8時に閉鎖する。
〇スーパーマーケットは、その後も、営業することができる。
〇アルコール類は、午後8時から午前7時まで、販売、又は、配達されない。
○午後8時から午前7時までは、公共のスペースでの酒類の所持及び飲酒を禁止。
〇イベントは禁止される。例外には、以下が該当する。
・市場(毎週行われる通常の市場)。
・展示会、会議。
・映画館、劇場、コンサートホール、博物館等。
・トップレベル選手用トレーニング施設におけるトップアスリート向け競技・大会、サッカー1部及び2部リーグの試合、自身が所属するスポーツクラブ内での対抗戦を行う18歳未満の子供。
・パブリックイベント法に規定されるデモ、集会、会合。
〇小売業界においては、同業界で定められた規則の一層の遵守に係る合意がなされる。過度に混雑する場合、又は、基本的なルールが遵守されない場合、当該場所(の一部)が閉鎖され得る。取締りが強化される。
〇動物園、博物館、図書館及びその他の人の出入りのある場所の訪問は、時間ごとの予約により行われなければならない。これは、小売店や市場には適用しない。
〇集団での歌唱禁止。例外には、以下が該当する。
・プロの歌手。
・12歳以下の子供。
・宗教等の文脈での歌唱。
・デモの一部としての歌唱。
〇葬儀には最大100名までが参加可能。
(3)スポーツ
〇18歳以上の者は、1.5メートルの距離を維持し、1名、又は、4名以下のグループでのスポーツだけが可能となる。試合は禁止。例外には、以下が該当する。
・Papendal等の指定された場所において(トレーニングする)トップアスリートとしてのステータスを持つ者。
・1部及び2部リーグの(「チーム」のスタッフを含む。)サッカー選手。
〇18歳までの子供(チームスポーツや自身のクラブ内での対抗戦は可能。)。
○スポーツ施設に付帯する飲食施設に加え、シャワー、更衣室は閉鎖。
○無観客で行うこと。
(4)旅行
○オランダ国内での旅行
・不必要な旅行を避ける。
・旅行に行く場合は、可能な限り当該旅行先で滞在する。
・移動の回数を減らし、混雑を避ける。
○海外旅行
・真に必要な場合を除き、1月中旬までは海外旅行や予約をしない
・休暇旅行や家族訪問は必要な旅行ではない。
・旅行前には、必ず渡航勧告ページ( Nederlandwereldwijd.nl )に掲載されている国別の最新の旅行情報を確認する。
・渡航勧告がオレンジとなっている地域から帰国する場合、10日間の自宅隔離を行う。
・オランダ領カリブ海領域への旅行は可能。これに関する最新の渡航勧告を確認する。


新型コロナウイルス関連情報(11月3日(火)に発表されたオランダ政府による新たな措置等)
 本日3日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、現在実施されている部分的ロックダウンの措置に加えて、追加的に実施する措置等について発表しました。なお、これらの措置は、明日11月4日(水)午後10時から2週間有効となるとされています。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/11/03/temporary-tightening-of-partial-lockdown 」(英語)及び「 https://www.rijksoverheid.nl/onderwerpen/coronavirus-covid-19/nederlandse-maatregelen-tegen-het-coronavirus/openbaar-en-dagelijks-leven 」(蘭語)をご参照ください。

1 我々は、感染者数の増加を食い止めることができており、正しい方向に進んでいるが、そのスピードは依然としてあまりにも遅い。医療機関で勤務するスタッフへの過度な負担を避け、全ての患者に対する医療の質を確保するため、より早いペースで感染者数を減少させる必要がある。また、日常生活においては、迅速に、より多くの自由を取り戻したいと考えている。このため、政府は、現在、実施されている部分的ロックダウンに加え、今後2週間、追加措置を導入することを決定した(注:なお、記者会見において、地域を限定したロックダウン(午後10時から午前4時までの外出禁止、中・高等学校(VO)の閉鎖、日常生活上必須でない店舗の閉鎖等)について実施の可能性が示唆され、今後、各地域の感染状況を注視しつ
つ、1~2週間で決定されるとされました。また、この地域的なロックダウンは、地域と協議の上、政府によって決定されるとしております。なお、現時点で、ロッテルダム及びドルドレヒトにおいて、感染者数に問題を抱えている旨、述べられました。)。

2 感染リスクは依然として高く、現在、オランダの6人に1人が陽性と診断されている。このため、種々の対策を維持することが重要である。症状がある場合には、自宅待機をし、検査を受けること。人ごみを避け、距離をとること。これは、自分のためでもあり、大切な人のためでもある。また、営業を継続したい小売店経営者のためでもあり、営業を再開させたい飲食業のためでもある。

3 11月19日(木)からは、10月14日(水)から実施されている部分的ロックダウンへ戻る(注:記者会見では、本追加措置は2週間継続され、2週間経過後、自動的に現行の部分的ロックダウンへ戻る旨、述べられました。)。12月中旬、政府は、それ以降、何が可能となるかを評価する(注:記者会見では、2~3週間後、政府は、クリスマス期間に対する方針を提供することができる見込みとされました。また、現時点での情報に基づけば、感染者数は1月には、許容可能なレベルとなり、12月中旬には再び緩和できる可能性がある旨の見通しが示されました。)。対策が再検討されるためには、感染者数の減少と通常の治療が逼迫していないことが十分に明らかとなっていなければならない。

4 接触や移動を更に減少させることにより、ウイルスの感染リスクが最も高いところに対処する。今後2週間のモットーは、可能な限り自宅で過ごし、不必要な移動を避けることである。海外旅行や旅行の予約は、真に必要でない限り、1月中旬まで推奨されない。

5 残念ながら、今回の措置の引き締めは、我々の生活や経済に影響を与えることになる。しかし、このステップは、ヘルスケア部門や我々の日常生活において、ウイルスに可能な限り対処する社会への見通しを早期に提供するために必要である。嬉しいとき、悲しいとき、運動中、レストランにおいて、家族や友人が共にいられるように。

6 11月3日(火)に公表された措置の概要(11月4日(水)午後10時から、11月18日(水)まで)
(1)集団形成
○自宅において、1日あたりの来客は2名を上限とする。
○屋内(自宅を除く。)及び屋外での集団形成は、異なる世帯から2名を上限とする。
○家族には、集団形成の上限数はない。
○11月9日(月)以降、葬式は30名を上限とする。
○結婚式は20名を上限とする。
(2)日常生活
○祝日も可能な限り自宅で過ごす。
○不必要な移動は避ける(注:記者会見では、現時点で、公共交通機関に対する更なる制限は予定しないとされました。)。
○やむを得ない場合を除き、自宅勤務を行う。
○13歳以上は、公共の屋内施設や公共交通機関では、マスクを着用する。(注:記者会見では、準備が整い次第、法的に義務化するとしたが、おそらく12月1日(火)の数日前になるとの見通しを示しました。)
○中・高等学校(VO)、中等職業教育(MBO)及び高等教育(高等職業教育(HBO)及び大学)では、全員が、教室外でマスクを着用する。
○一般にアクセス可能な場所は、全て閉鎖。例えば、博物館、劇場、性風俗店、映画館、遊園地、動物園、プール、図書館などが該当する。
○飲食店は全て閉鎖。テイクアウトは可能。例外として、ホテル(宿泊客向け)、葬儀場、空港(セキュリティチェック通過後)。複合施設では、飲食施設部分を閉鎖。
○小売店は、午後8時までに閉店。ショッピングイブニングは行わない。
・食料品店は、午後8時以降も営業可能。
・市場は、引き続き営業可能。
○午後8時から午前7時までは、酒類の販売や配達を禁止。
○午後8時から午前7時までは、公共のスペースでの酒類の所持及び飲酒を禁止。
○(屋内外の)イベントは、パブリックイベント法に規定されるデモ、集会、会合を除き、禁止。
○小売業界においては、同業界で定められた規則の一層の遵守に係る合意がなされる。過度に混雑する場合、又は、基本的なルールが遵守されない場合、当該場所(の一部)が閉鎖され得る。取締りが強化される。
(3)スポーツ
○18歳以上の者は、1.5メートルの距離を維持し、1人、又は、2人以下のグループでのスポーツだけが可能となる。試合は禁止。
○例外として、
・Papendal等の指定された場所において(トレーニングする)トップアスリートとしてのステータスを持つ者。
・1部及び2部リーグの(「チーム」のスタッフを含む。)サッカー選手。
○18歳までの子供(チームスポーツや自身のクラブ内での対抗戦は可能。)。
○スポーツ施設に付帯する飲食施設に加え、シャワー、更衣室は閉鎖。
○グループレッスンは禁止。
○無観客で行うこと。
(4)旅行
○オランダ国内での旅行
・可能な限り自宅で過ごす。
・不必要な旅行を避ける。
・旅行に行く場合は、可能な限り当該旅行先で滞在する。
・移動の回数を減らし、混雑を避ける。
○海外旅行
・真に必要な場合を除き、1月中旬までは海外旅行や予約をしない(注:記者会見では、これは強い要請であるとされました)。
・休暇旅行や家族訪問は必要な旅行ではない。
・旅行前には、必ず渡航勧告ページ( Nederlandwereldwijd.nl )に掲載されている国別の最新の旅行情報を確認する。
・渡航勧告がオレンジとなっている地域から帰国する場合、10日間の自宅隔離を行う。
・オランダ領カリブ海領域への旅行は可能。これに関する最新の渡航勧告を確認する。


新型コロナウイルス関連情報(10月27日(火)に行われたオランダ政府による措置継続等に関する発表)
昨日27日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策として10月13日(火)に発表された措置について、引き続き国内の感染者数が増加していることを受け、これらの措置をしばらくの間継続することなどについて発表しました(新たな措置の発表はされておりません。)。この発表における主なポイントは以下のとおりです。

1 10月13日(火)に発表された内容( https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100103052.pdf )では、「10月27日(火)までの間に、その後必要とされる措置を評価する」としていましたが、オランダ政府は、今回の発表において、現在の措置の効果が明らかでないことから、追加措置を判断するのは時期尚早であるとしました。そのため、状況が劇的に悪化しなければ、来週11月3日(火)に措置の期間短縮の可能性を含めて記者会見を開く予定であるとし、状況が悪化すれば、それより早く新たな措置を導入する必要があるとしました。

2 同時に、オランダ政府としては、感染レベルをサマーホリデー前のレベルに戻したいとし(注:現在の感染レベルについては、10月13日(火)の発表において、4段階中で最も高い水準となる「非常に深刻」に該当するとされています。)、現在の措置は、当初想定されていた4週間よりもはるかに長くかかり、少なくとも12月まで維持されることが見込まれるとしています。聖マルティヌスの日(11月11日(水))やシンタクラースの日(12月5日(土))は少人数(屋内では家族以外から3名まで、屋外では最大4名まで)で祝うことが可能であるが、クリスマスについては状況がどのように進展するか未確定としました。

3 クリスマスとウィンタースポーツ時期の旅行に関しては、旅行を控えて、オランダ外務省の渡航情報に従うよう要請し、冬から春にかけての渡航勧告を近々発表するとしました


新型コロナウイルス関連情報(9月28日(月)に発表されたオランダ政府による新たな措置等)
 昨日28日(月)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関してオランダ国内でとられている措置について、足下の感染者数の増加等を踏まえ、本日29日(火)午後6時から有効となる新たな措置等について発表しました。
 この発表に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。
 なお、詳細については、「 https://www.government.nl/latest/news/2020/09/28/additional-measures-to-combat-the-spread-of-coronavirus 」(英語)をご参照ください。

1 ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣の記者会見において、接触機会を減らすための新たな措置が公表された。これは、新型コロナウイルス感染拡大を抑止するために必要な措置である。これらの全国的措置は、9月29日(火)午後6時から適用され、今後、向こう3週間は継続される。これらの措置は、社会経済を止めることなく、混雑に伴うリスクや社会的接触機会を減らすことを目的としている。

2 施設内でのルール
(1)厳に不可能な場合を除き、在宅勤務を継続すること。職場で感染が発生した場合、同事業所は14日間、閉鎖され得る。
(2)自宅や庭、バルコニーにおける訪問客は、3名までに制限される。本制限は、家族に加えて適用され、12歳以下の子供は、含まれない。
(3)自宅以外の施設内では、最大4名までグループ形成を行うことができる。12歳以下の子供は、含まれない。映画館やレストランでは、家族、又は、子供を除く最大4名までの予約が可能である。
(4)部屋ごとの最大人数は、30名までとなる。
(5)飲食施設は、午後9時まで開けることができ、午後10時には閉店する。
(6)スポーツ施設に付属する飲食施設は閉鎖する。
(7)飲食業では、感染が発生した場合に備え、客に、保健所(GGD)による感染源・接触者調査のための連絡先等の登録を義務付ける。モニュメント、図書館、博物館など、人の流れ(出入り)のある施設内では、小売業や市場を除いて、客は、タイムスロットごとの予約を行う。これに関し、文化セクター等との協議が実施される。
(8)小売業や市場を除く人の流れ(出入り)のある施設に関して、治安・防災広域行政区域は、その施設との協議を通じ、表面積及び1.5メートルの距離の維持を考慮に入れつつ、場所ごとに、一度に入場できる人数を決定する。
(9)小売業では、人々が、1.5メートルの距離を維持できるよう、入口での措置を行わなければならない。関係業界団体との協議により、地域の実情を踏まえ、大規模スーパーマーケットでは、1日あたり2回、1時間の高齢者や健康に影響を受けやすい人々向けの営業義務が課される。
(10)接触を伴う職業では、客に登録を求める。

3 屋外でのルール
(1)継続した人の流れ(出入り)がない屋外での活動については、最大40名までとなる。これには12歳以下の子供が含まれ、スタッフは含まれない。
(2)動物園や市場など、継続して人の流れ(出入り)がある屋外の場合、1平方メートル当たりの入場者数の基準が設定される。
(3)スポーツ競技は、アマ・プロ問わず、無観客で行われる。
(4)可能な限り移動を制限することが求められる。

4 その他
(1)既存のプロトコルに対する厳格な遵守に関する業界団体との合意も行われる。
(2)保健所(GGD)は、老人介護施設に対して、追加の措置を通知する。これにより、健康に影響を受けやすい人々が守られることになる。これには、防護具、検査、接触、訪問に関する事項が含まれる。

5 例外
(1)施設内(最大30名)及び屋外(最大40名)の例外は以下のとおり。
○葬儀への参列者。
○組織、企業等の日々の活動を継続するために必要な施設内での会合は、独立したスペースごとに最大100名まで。
○パブリックイベント法に規定されるデモ、会合、集会。
○宗教等。
○議会、市議会、州議会、水利管理委員会、これらの組織により設置された委員会及びその他、法律により必要とされる会議。
○オランダ王国の領土内に設置された国際機関の会議、またはオランダ王国が加盟している条約の締約国会議。
○小売業、市場、図書館、博物館、モニュメント、動物園、遊園地、移動遊園地及び人の流れ(出入り)のある同様の集まりには、除外のための以下2つの条件が適用される。
・小売業者は、人々が1.5メートルの距離を維持できるよう、入口での措置を行わなければならない。そして、健康に影響を受けやすい人々向けの営業時間を導入しなければならない(セクタープロトコルにおいて詳細化等が行われる。)。
・小売業や市場を除く人の流れ(出入り)のある施設との協議の上、治安・防災広域行政区域は、表面積及び1.5メートルの距離の維持を考慮に入れつつ、場所ごとに、一度に入場できる人数を決定する。
○教育・訓練施設、チャイルドケア。
○公共交通機関及びその他の商業旅客輸送(ツアーボート等は除く)。
○スポーツ施設。
○0歳から18歳までの若者向け団体(例:スカウティング、文化、芸術)。
○空港。
(2)部屋ごと最大30名の例外は以下のとおり。
○治安・防災広域行政区域は、建物の重要性に応じて、免除を与えることができる。
(3)最大4名までの集団形成の例外は以下のとおり。
○家族。
○13歳未満の子供。
○宗教等。
○パブリックイベント法に規定されるデモ、会合、集会。
○議会、市議会、州議会、水利管理委員会又はそれらの委員会。
○国際機関又は締約国団の会合。
○葬儀への参列者。
○文化部門における、演劇、ダンス、スポーツ、音楽を演じる者。
○職業、企業、団体。
○注:学生及び児童は、教育の場で集団形成をするとみなさない。
(4)レストランの例外(午後9時までの入店、午後10時に閉店)は以下のとおり。
○空港のエアサイドにおける飲食施設。
(5)接触を伴う職業の登録義務に係る例外は以下のとおり。
○登録義務により、職業の実施や安全、福祉が阻害される職業には適用しない。例えば、ヘルスケア提供者、取締官、捜査官などが該当する。

 なお、本記者会見及び報道によれば、Amsterdam、Rotterdam-Rijnmond、Haaglanden、Brabant Zuidoost地域の公共の室内の場所において、マスクの着用が強く勧められるとされております。小売業と飲食店には、マスクの着用を入場措置(規則)に取り入れるよう求めており、また、これらの措置は必須ではないとされておりますが、同地域の小売業者等は、マスクを着用していない訪問者を拒否する場合があるとされております。詳細については、各自治体のホームページ等においてご確認ください。


7月1日からの措置緩和方針など
昨日24日(水)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関してオランダ国内でとられている措置について、7月1日(水)以降の緩和に関する方針等について発表しました。
 この発表について、政府のホームページに掲載された具体的な内容は以下のとおりとなります。更なる詳細、質疑応答等については、今後確認次第、追ってメールにてお知らせいたします。

1 新型コロナウイルスへの対処に関し、我々は、再び、一歩く前に進むことができる。我々は、新たな段階に着手しており、インテリジェントロックダウンからルールに従った空間へと移っている。新型コロナウイルスは完全に消滅したわけではないことから、屋内外での一般的なルールは引き続き必要である。
2 引き続き適用される以下の基本的なルールにより、我々は、新型コロナウイルスの危機から脱し始めている。
(1)新型コロナウイルスの症状がある場合、自宅待機をし、可能な限り早期に検査を受けること。
(2)他者から1.5メートルの距離を保つこと。
(3)頻繁に手洗いをすること。
(4)可能な限り自宅勤務を行うこと。
(5)混雑した場所を避け、可能な限りラッシュアワーを避けて移動すること。
 このアプローチはうまくいっている。感染のピークは過ぎており、我々は、新型コロナウイルスを管理できている。我々は、広範な検査や感染源・接触者調査を大規模に実施することができる。これにより、我々は、迅速かつターゲットを当てた調整を行うことができ、新型コロナウイルスが蔓延する場所でウイルスの拡大を抑止することができる。
3 距離を保つことはお互いに余地を与えている
 引き続き、警戒し、慎重でいることが重要である。新型コロナウイルスの症状を有する者は、自宅待機し、検査を受ける。7月1日(水)以降、以下の一般的ルールが屋内外で適用される。これらのルールは、ウイルスの拡散について我々が得た知見に則したものである。
(1)屋内での一般的ルール
〇互いに1.5メートルの距離を保つこと。
〇(スタッフを除き、)固定した椅子のある部屋ごとに最大100名まで。
〇固定された椅子、予約、事前の健康チェックを行えば、人数制限はない。
〇店舗、博物館、図書館など、訪問者の出入りがあるような場所では、1.5メートルの距離を保つことがルールであり(それぞれの場所自身が、このルールが遵守されているかを確認する。)、人数制限はない。
(2)屋外での一般的ルール
〇互いに1.5メートルの距離を保つこと。
〇(スタッフを除き、)最大250名まで。
〇飲食産業は常に固定された椅子を利用すること。
〇固定された椅子、予約、事前の健康チェックを行えば、人数制限はない。
〇動物園、遊園地など、訪問者の出入りがあるような場所では、1.5メートルの距離を保つことがルールであり(それぞれの場所自身が、このルールが遵守されているかを確認する。)、人数制限はない。
(3)移動
〇公共交通機関の中で、非医療用マスクの着用は義務である。バス、電車、トラム、メトロの全ての座席が利用可能となる。ラッシュアワーを避けることが引き続き重要である。
〇A地点からB地点への移動(例えば、タクシー、乗り合いバン、長距離バス)については、予約及び事前の健康チェック、非医療用マスクの着用が義務となる。
〇車両の中(及び他の私的な輸送手段)では、以下のルールが適用される。複数人が1台の車両で移動し、これらの者が、同一世帯に属さない場合、マスクの着用が推奨される。
〇その他の移動手段では、当面の間、1.5メートルの距離を保つこととする。
(4)子供及び青少年
〇12歳までの子供たちは、子供たち及び大人との間で、1.5メートルの距離を保つ必要はない。これは、託児所及び小学校にも適用する。
〇18歳までの青年同士は、1.5メートルの距離を保つ必要はない。これは、サマーホリデー後に完全な形で再開する中高等学校において、(年齢に関わらず)全ての学生に適用する。学生と学校スタッフの1.5メートルの距離の保持は、引き続き適用される。
〇新たなアカデミックイヤーには、中等職業教育(MBO)、高等職業教育(HBO)、大学において、再び、多くの教育活動を行うことができる。ここでは、学生は、互いに1.5メートルの距離を保つことになる。
(5)例外
〇全ての人が1.5メートルの距離を保つことがルールである。しかし、いくつかの施設では不可能であり、1.5メートルの距離は一時的に緩和される。これには、以下が該当する。
・介助を必要とする者と介助をする者との接触
・(美容師、マッサージ師、自動車教習インストラクター等)接触を伴う職業の人々
・(屋内外の)アスリート、俳優、ダンサー
〇シュプレヒコール、大声での歌唱、集団で大声を上げることは認められない
・合唱やアンサンブルに関して、リハーサルやパフォーマンスは再び可能になる。条件については、国立公衆衛生環境研究所が短期間でこれに関してアドバイスを提供するだろう。
〇ディスコやナイトクラブは、9月1日(火)まで引き続き閉鎖される。
4 最後に
 状況が許し、ウイルスが引き続き管理できている場合、ディスコやナイトクラブは、オープンすることができる。これは、9月1日(火)頃に検討される。一方で、新型コロナウイルスに対する医薬品やワクチンの開発が世界中で行われている。究極的には、これは、1.5メートルの距離の保持等、一般的なルールを終わらせることになる。しかし、新型コロナウイルスが存在する限り、我々は一般的なルールを遵守しなければならない。我々は、共に行動してのみ、新型コロナウイルスを管理できるようになる。


EU・シェンゲン域外からオランダに来る渡航者に対する入国制限措置の再々延長等
1 6月15日(月)以降の入国制限措置について
 本日15日(月)、オランダ政府は、現在行われているEU・シェンゲン域外からオランダに来る渡航者に対する入国制限措置について、6月15日(月)までの期限を6月30日(火)まで延長することを発表しました(入国制限措置の具体的内容等の詳細については、これまでと変更ありませんので、3月19日付のメール「 https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100024876.pdf 」及び4月20日付のメール「 https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100046798.pdf 」のお知らせをご参照ください。)。なお、これは、6月11日(木)に欧州委員会が、EUへの不要不急の入国禁止を6月30日(火)まで再度延長することを提案したことを受けて決定したものです。
 なお、7月1日(水)以降の措置について、欧州委員会は、関係国間で渡航制限の解除の対象となる国のリストを作成するほか、渡航制限の例外となる対象者の範囲を拡大することで、段階的に制限を解除していくよう提案していますが、現時点では、7月1日(水)以降にオランダが具体的にどのような措置をとるかは不明です。

2 6月15日(月)以降の入国後の検疫措置について
 6月4日(木)付のメールにおいて、オランダ外務省の渡航情報においてオレンジ(不要不急の渡航を制限)に指定されている国(日本を含む)から入国する場合には、オランダ入国後にこの2週間の自宅検疫が要請される旨お伝えしましたが、今般、改めてオランダ外務省に説明を求めたところ、「上記措置は、オランダ在住者が観光等の不要不急の目的でオレンジに指定されている国に渡航して帰国する場合を想定したものであり、一般的なルールではない。一般的なルールとしては、EU・シェンゲン域外からオランダに渡航する場合(以下、(※1)参照。)については、これまでどおり、ハイリスク地域(以下、(※2)参照。)からオランダに渡航する場合にのみ、入国後の2週間の自宅検疫が要請される。」との説明があり
ました。この説明によれば、現時点(6月15日(月))では、日本はハイリスク地域の指定は受けていないことから、日本からの入国後の自宅検疫は不要となります。
(※1)EU・シェンゲン域内から渡航する場合は、英国及びスウェーデンからの渡航に限って2週間の自宅検疫が要請されます。
(※2)ハイリスク地域(欧州航空安全局(EASA)が運用するリスト)
https://www.easa.europa.eu/SD-2020-01/Airports


6月3日に発表されたサマー・ホリデー期間中における新たな方針など
 昨日3日(水)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、新型コロナウイルス対策に関して、サマーホリデー期間中における新たな方針等について発表しました。
 この発表について、政府のホームページに掲載された具体的な内容は以下のとおりです。

1 新型コロナウイルスにより、2020年の夏は、我々が経験してきたものとは異なるものとなる。本年、休暇で旅行することは、当然のことではない。休暇で旅行へ行く場合の政府からのアドバイスは、入念に準備し、情報を把握することである。
2 夏の間、全ての人は以下の点を遵守すべきである。
(1)混雑を避けるなど、新型コロナウイルス蔓延防止のための基本的ルールや勧告を遵守すること。新型コロナウイルスの兆候を示す症状がある場合には、検査を受け、自宅待機をすること。
(2)車、自転車、徒歩で旅行すること。公共交通機関は、必要不可欠な行程にのみ利用すること。
(3)自身が学校の休暇と関係しない場合には、可能であれば、オフシーズンに旅行すること。
3 オランダ国内で休暇を過ごすことを検討すること。混雑を避け、通常時の人気観光地以外の地域や街への旅行を検討すること。休暇で海外へ旅行する場合、入念な準備が必要である。旅行勧告レベルがイエローの国のみ旅行すること。これらの国々への旅行は可能であるが、多くの注意を払わなければならない。旅行先の国におけるルール、旅行保険の保障範囲、オランダ外務省の旅行アプリ等により、旅行中、常に最新情報を把握することが求められる。旅行勧告は、旅行中でも、急遽変更され得る。
4 欧州域内の旅行
(1)6月15日(月)以降、欧州域内の複数の国々(注:現時点では、12か国及びオランダ王国カリブ海領域。詳細は「 https://www.nederlandwereldwijd.nl/documenten/vragen-en-antwoorden/coronavirus-veelgestelde-vragen-reizen-naar-het-buitenland 」のとおり。)の旅行勧告が、オレンジからイエローとなる。これは、これらの国々の健康リスクが、オランダと同等であり、オランダ国民がそこで迎え入れられることを示す。フランス、スペイン等の他の国々は、今夏、オランダからの旅行者が迎え入れられるかどうかについて、公式的な決定を下す必要がある。
(2)スウェーデン・英国(健康リスクがオランダよりも大きいと考えられるため)及びデンマーク(オランダからの旅行者を迎え入れることを望んでいないため)の3か国は、旅行勧告レベルでオレンジを維持する。オランダ王国カリブ海領域(ボネール、シント・ユースタティウス島、サバ島、キュラソー、アルバ、シント・マールテン)への旅行は、6月15日(月)以降、可能となることが目標である。最新の旅行勧告は、「 https://www.nederlandwereldwijd.nl/ 」を見ること。
5 欧州域外への旅行
 新たな流行リスクを可能な限り抑えるため、欧州域外への旅行は、推奨されない。従って、欧州及びオランダ王国カリブ海領域以外の旅行勧告は、当面の間、オレンジを維持する。これは、真にやむを得ない場合に限り、旅行することができることを示す。仮にそれらの場所へ旅行する場合、オランダへ戻った後、2週間の自宅検疫をするよう強く要請する。
6 オランダ国内の外国人観光客
 健康リスクがオランダと同等またはそれ以下の国(注:記者会見においては、EU域外からのオランダへの入国については、イエローに変更した国以外は認めないとの発言あり。)からの観光客は、今夏、オランダを訪問することができる。これらの旅行者は、当然、オランダにおいて新型コロナウイルス蔓延防止のために実施されている全てのルールを遵守しなければならない。シェンゲン域内(オランダはその一部)及び英国は、EU域外からの不要不急の旅行者に対して、国境を閉鎖している。この禁止措置は、6月15日(月)まで適用されるが、この日より前に、欧州レベルで評価されることとなる。
7 小学校
 6月3日(水)の記者会見において、ルッテ首相は、小学校は6月8日(月)以降、完全な形で授業を行うとした。オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)による調査では、学校がそのような形で授業を行うことを認めない理由はないとした。


新型コロナウイルス関連情報(新型コロナウイルス検査のための予約窓口の公表)
5月19日(火)付のメールにおいて、オランダ政府による措置緩和方針についてお伝えした際、新型コロナウイルス検査については、6月中に、一般市民が地域の保健所(GGD)に直接連絡し、アポイントをとって検査を受けることができるようになる旨お知らせしました。本日1日(月)午前8時、予約窓口の電話番号が公表されましたので、電話番号などの具体的な内容については、以下のリンクをご確認ください。

https://www.rijksoverheid.nl/onderwerpen/coronavirus-covid-19/testen/afspraak-maken

 なお、5月27日(水)にオランダ保健・福祉・スポーツ省が公表した内容によれば、6月1日(月)以降、新型コロナウイルスによる軽度の兆候(注:5月28日(水)の政府のプレスリリースによれば、従来からの、発熱、息切れ等の症状に加え、「嗅覚または味覚がないこと」が追加されています。)が見られる方は、電話をすることで、近隣の保健所(GGD)での検査を予約することができるとされています。さらに、この窓口は、毎日朝8時から夜8時まで稼動しているほか、予約前には症状に関する簡単な質問が行われる由です。予約の際には、個人特定のためにBSN番号が必要になるとされていますのでご留意ください。


新型コロナウイルス関連情報(EU・シェンゲン域外からオランダに来る渡航者に対する入国制限措置の再延長)
 本日15日、オランダ政府は、現在行われているEU・シェンゲン域外からオランダに来る渡航者に対する入国制限措置について、5月15日(金)までの期限を6月15日(月)まで延長することを発表しました(入国制限措置の具体的内容等の詳細については、これまでと変更ありませんので、3月19日付のメール「 https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100024876.pdf 」及び4月20日付のメール「 https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100046798.pdf 」のお知らせをご参照ください。)。なお、これは、5月8日(金)に欧州委員会が、EUへの不要不急の入国禁止を6月15日(月)まで30日間延長するとの提案を発表したことを受けて決定したものです。


5月6日のオランダ政府による規制緩和内容
本日6日(水)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が記者会見し、オランダ国内でとられている現在の措置の緩和方針と当面の具体的な緩和内容について発表しました。
 具体的な内容は下記1、スケジュールについては下記2、考え方については下記3をご覧ください。

1 措置緩和の具体的な内容
(1)学校
〇小学校については、4月21日(火)の発表のとおり、5月11日(月)から再開。
〇中・高等学校については、6月1日(月)から、小学校と同じく半分のみの出席等限定的な形で再開。なお、この点は更に検討される可能性がある。
〇中等職業教育(MBO)については、6月15日(月)から限定的な形で再開できる見通し。
(2)スポーツや遊戯
〇12歳までの児童及び13歳から18歳までの青少年については、4月21日(火)の発表のとおり。
〇大人は1.5mの距離を維持している限り、屋外でスポーツや運動を行うことが可能。ただし、接触するスポーツは許可されていない。レッスンは行われ得るが、試合や競技会は許可されていない。また、シャワーを浴びる際は、自宅に帰って浴びる必要がある。
(3)客と接触する職業
〇接触が必要となる職種のほとんどの人は、仕事を再開することが許可される。これには、自動車教習所、(準)医療(栄養士、マッサージ師、作業療法士、義歯専門家等)、美容関係(理髪師、美容師、ペディキュリスト等)及びその他の治療従事者(鍼師、ホメオパシー療法士等)が含まれる。
〇可能な限り、顧客と1.5mの距離を維持しながら作業を行うこと。
〇予約制とし、顧客と一緒に事前に健康リスクの可能性について話し合うこと。
(4)図書館
〇図書館は再び一般に公開され、利用者が1.5mの距離を維持した場所に滞在できるように対策を講じる。
(5)公共交通機関
〇代替手段がない場合のみ、公共交通機関を使用すること。混雑時を避け、できるだけ距離をとることが求められる。
〇公共交通機関においては、6月1日(月)から非医療用のマスクの着用が義務付けられ、違反者には罰金が科される。それまでの間は、義務ではないが、マスク着用が推奨される。

2 今後のスケジュール
(1)6月1日(月)から
〇中・高等学校再開(ただし、詳細は検討の上、追って発表される。)。
〇1.5mの距離を維持する限り、カフェやレストランは屋外の座席エリアを再開できる。
〇映画館、レストラン、カフェ及び文化施設(コンサートホールや劇場等)は、特定の条件に従って再開される。
・最大30人(スタッフを含む。)。1.5mの距離を維持できなければならない。
・訪問者は、事前に予約する必要がある。
・事業主は、訪問がリスクを伴うかどうか(本人または同居家族に発熱や咳等の症状がないかどうか)を電話等を通じて事前に顧客に確認する。
〇博物館や文化遺産施設は再開される。ただし、1.5mの距離を維持できるよう、訪問者は事前にチケットを購入する必要がある。
〇公共交通機関はおそらく6月1日(月)頃から混雑するため、1.5mの距離を維持することはより困難になる。そのため、公共交通機関を利用するすべての人は、非医療用のマスクを着用することが義務付けられる。違反者には罰金が科される。
(2)6月15日(月)から
〇中等職業教育(MBO)は試験や実習のために再開。(なお、中等職業教育(MBO)、HBO、大学については、将来的に完全に再開するための計画が作成される。)
(3)7月1日(水)から
〇キャンプ場やホリデーパークのトイレとシャワー再開。
〇映画館、レストラン、カフェ、文化施設への訪問者を最大100人に増。これは、教会の礼拝、結婚式、リハーサル、葬式などの組織的な集会の参加者の最大数にも適用される。ただし、1.5mの距離を維持することが求められる。
(4)9月1日(火)から
〇フィットネスクラブ、サウナ、ウェルネスセンター、クラブの食堂、コーヒーショップ、カジノ、性風俗業再開。
〇あらゆる年齢の人々が接触のあるスポーツや屋内スポーツに参加できる。
〇プロサッカーの試合などのスポーツイベントは、無観客で実施。
〇フェスティバルや主要なコンサートなどの大規模な観客イベントについては、未定。その決定は、9月1日(火)までに行われる。

3 考え方
(1)オランダは、爆発的感染増の時期は脱したものの、ウイルスをコントロールできている状況になるまでには数か月はかかる。加えて、数か月たっても,ウイルスを根絶できている訳ではない。さらに、冬に近づけば、通常であってもインフルエンザへの感染が増えるなどのその他の要因も考慮に入れる必要がある。緩和は、少しずつ行うほかない。また、種々の緩和ルールの結果を見ながら、あるいは、他国の緩和ルールの結果も参考にしながら、調整していくことになる。そのため、発表している緩和スケジュールや具体的な内容は、ウイルスの制御ができていれば、という前提であり、感染が増加した場合は、変更もあり得る。また、9月以降の緩和について、過大な期待は禁物。最も重要な点は、感染に対して脆弱な人を守る
、医療崩壊を起こさない、という2点。手洗いを行う、咳くしゃみエチケットを守る、握手をしない、1.5mの距離を維持する、可能な限り在宅勤務をする、自身または同居家族に症状がある場合は自宅に留まる、70歳以上の高齢者および既往症のある人は特に注意を払う、という対策は引き続き徹底される必要がある。
(2)政府が設立した感染対策チームは、基本的に医療専門家が中心であったが、今後、社会学や経済、政治学の専門家中心に編成換えする。
(3)ICU病床数は、最大2,400床あるが、今後は1,700床を新型コロナウイルス感染患者用として維持しつつ、700床はその他の患者用とする。
(4)検査数は2021年2月頃に最大7万/日を目指すが、当面、6月中に3万/日を実現する。当面の検査数増は、感染を疑う市民のためのではなく、措置緩和によって活動を再開する諸業種に携わる人(教師、美容師、マッサージ施術者、レストラン従業員等)の感染の有無を確認することを優先し、こうした業種グループごとに行われる。これを終えた後、感染の広がりを把握する作業に入る。その意味で、アプリは引き続き重要であるが、現時点ではその開発は最優先で取り組む課題とはなっていない。
(5)マスクについては、医療用マスクはあくまでも医療従事者用であり、一般市民は使用してはいけない。一般市民にマスク着用を求めるのは、あくまでも公共交通機関等が措置の緩和によって、どうしても1.5mの距離をとれない場合の感染リスクを減らすことが目的であり、これによって感染が防止できると誤解してはいけない。また、マスクは手作りすることを求める。レストランや美容院、マッサージ等の客と接触する職業に従事する人にマスクを義務づけない代わりに、予約制かつ事前に発熱や咳等の症状がないことを確認することを義務づけているのは、右理由による。ただし、義務ではないものの、着用は自由。
(6)現時点で、1.5mの距離をとることが不可能となることが確実と考えられるのは公共交通機関であるが、あくまでも通勤のために使用せざるを得ない人を優先するため、学生は可能な限り徒歩または自転車を利用することを求める。(特段の事情がない限り、8kmは自転車通学の距離、とのこと。)
(7)大規模な集会解禁や在宅勤務の解除、学校の完全再開といった方針の緩和については、7月以降も最大人数を変更する考えはなし(たとえ収容力があっても、宗教上の必要性を訴えても、最大100名)。こうした最も難しい事項の緩和時期については、今後1年も現状を継続するのは非現実的ではあるも、9月に実現できるどうかは不明。
(8)移動の自由について、国境を超えた旅行は難しい見通しであるが、今夏に国内のキャンプ場やホリデーパークのトイレやシャワーは使用可能とする。家族以外は、3人以上の集団禁止、1.5mの距離を維持する、買い物は一人で行う、等のルールは変更なし。