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 アムステルダム北部で強盗と警察の銃撃戦。まるで犯罪映画
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アムステルダム北部で水曜日、貴金属輸送車を襲う強盗事件が発生。犯人は2台の車で逃走したが、追跡する警察との撃ち合いとなり2名が負傷、1名が死亡という事件が起きた。逃走車は、アムステルダム北部からブルック・イン・ワーターランドまで警察とのマシンガンによる銃撃戦を繰り返しながら逃走し、最終的には7人が逮捕された。逃走に使われた車2台は犯人によって燃やされていたが、その後別の車に乗り換えロッテルダム方面に逃走した犯人もいた。最終的には全員が逮捕された。

貴重品輸送車には5000万ユーロ(60億円)相当の金塊や宝石が積まれていた模様だが、強奪されたものはまだ見つかっていない。

銃撃戦が繰り広げられたブルック・イン・ワーターランドはアムステルダム北東にある静かな村。そばにはスーパーマーケットなどがある。目撃者によれば銃撃戦は戦場のようだったという。犯人は、オランダ人とベルギー人だと言われているが、まだ詳細は発表されていない。


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TEFAFの強盗で盗まれた宝飾品の行方?
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マーストリヒトで開催されている世界最大級のアート・アンティークフェア「TEFAF」で、28日4人の強盗が飾り棚のガラスを割って宝飾品を盗んで逃亡するという事件が起きた。ギャングドラマ「ピーキー・ブラインダース」の服装を真似た男4人が、拳銃などを持って会場に入り、盗難後にも何事もなかったように会場を出ていった。(ちなみにセキュリティは翌日から厳しくなった)盗まれた宝飾品の中にはひとつ数百万ユーロ(数億円)のものも含まれていたという。犯人はこれをどうやって売りさばくのだろうか? 通常の市場で販売するのは不可能だ。

盗まれた宝飾品の中にはロンドンの宝飾店「シンボリック&チェイス」の黄色いダイヤモンドが埋まっているネックレスもあった。この品は今回のTEFAFに出展されている宝飾品の中で最も高く2700万ユーロ(37億円)の値札がつけられていた。このほかにもカルチエの400万ユーロ(5億円相当)のダイヤモンドも数個盗まれたと言われている。ただ詳細については警察もTEFAFも公表していない。


TEFAFで宝飾品が盗まれたのは実はこれが初めてではない。2008年には120万ユーロ相当のダイヤモンドのネックレスが、2010年には86万ユーロ相当のペンダントと指輪が盗まれている。また2011年にもダイヤモンドのネックレスとブローチが盗まれている。

盗んだ宝飾品はどうやってさばくのか?鑑定書や記録があるため通常の市場で売るのは不可能だ。盗品は国際的なデータベースに登録されている。おそらく宝石を研磨して小さくして売るしかないと専門家。ただ研磨する人がこの犯罪にかかわっていない限り、報告する可能性が高い。

唯一考えられる方法としては、犯人が保険会社を脅迫しコミッションを得るというやりかただ。TEFAFに出展されている品物は保険がかかっているため、盗まれれば保険会社が負担しなければならない。これを見つけて返品すれば、この負担はなくなる。そのかわりに犯人に40%払うといった交渉が行われる可能性もある。ただしこれが行われる可能性は極めて低いという。盗難品をどうやってさばくのかは、未だに闇の中だ。

オランダ、強盗にあった宝石店オーナー夫婦強盗を射殺
先週の金曜日の夜、オランダの南部ブラバント州にあるデュールネという村で起きた強盗事件での犯人射殺について警察はまだ調査中であると発表した。2人のモロッコ系オランダ人が宝石店に強盗に入った際、店主の妻がピストルでこの強盗を射殺するという事件で、これが正当防衛であるかどうか警察は現在事情聴取などで調べている。

店に備え付けられたビデオカメラによると、強盗犯に向かい発砲したのは宝石店オーナーの妻。また警備用のカメラがとらえた写真によれば店主の男性も銃を手にしていた。この銃が強盗犯と揉み合った際に強盗から奪ったものであるのか、このオーナーのものなのかはまだ明らかにされていない。さらに、このオーナーが銃の保持を許可されていたのかどうかもまだ調査中だという。

月曜日朝には、モロッコ人による「正当防衛」に反対するデモが行われた。しかしソーシャルメディアではこのオーナーたちを賛える数が多く、フェイスブックの「私はこの宝石店を支持する」に「いいね!」を押した人の数は週末だけで6,833、さらに「オーナーの妻は無実!」というページの「いいね!」の数は36,659に上った。過去おらんだでは、宝石店などが強盗に襲われ店主が殺されるなどの事件が何度か起きていたが、これに立ち向かったということを賛美する声が大きい。ただ、犯人がモロッコ系であることが多いので、モロッコ人に対する反感が助長されるのも確かである。

強盗、誘拐を繰り返すオランダ人カップルドイツで逃走中
月曜日からオランダ東部で銃撃や誘拐事件を起こしドイツへ逃走中のオランダ人カップルは依然として行方が見つかっていない。アントニオ・マルコス・ファンデル・ブルーフ(25)とエニース・メルフェ・ビルカン(19)は、オランダ東部のキャンプ場で銃による強盗を行った後、エンスヘーデ市で誘拐事件を起こし逃走中。誘拐された男性はオランダ国境に近いドイツの町アハウスで発見された。2人は青いホンダCRVに乗っているという。

ファンデル・ブルーフは2月10日にもメッペル市で52歳の女性に暴力をふるい強盗したあと誘拐した。この女性は11日にレリースタットの森の中で発見されている。
容疑者カップルは「非常に危険」人物として警察により指名手配中である。現在、オランダとドイツの警察が共同で捜査を続けている。


ベルギー ブリュッセル空港のダイヤモンド強盗に新たな逮捕者
ブリュッセル検察は、昨年2月にブリュッセル空港の駐機場が現場となった大規模なダイヤモンド強盗に関連した容疑者を新たに拘束したと発表した。

隣接する工事現場から空港内に侵入した2台の車には、警察の制服を着用し武装した8人の男たちが乗っており、チューリッヒに向かうため離陸の準備をしていたスイス国際航空の機体に警備会社が積み込み作業を行っていたところを阻止し強盗を働いた。彼らは3700万ユーロの価値があると見られている121の袋に分けられたダイヤモンド原石を奪い去った。犯行に要した時間はたったの5分、発砲もなく怪我人はでなかった。犯行に使われた車の1台はゼリクで燃えた状態で発見されている。

5月にはベルギー、フランス、スイス3国の警察が一斉に強制捜査に踏み切り31人を逮捕、うち 4人は未だ拘留中となっている。この犯行を事実上裏で操ったと推測されているフランス人のマークバートルディは先月釈放されている。盗まれたダイヤは見つかっていないばかりか、捜査官たちはこの主犯と考えられている男を逮捕するための確実な証拠をあげることができていない。

今回新たに逮捕された容疑者は43歳、“NORDINE A”と呼ばれており本名は明らかにされていない。この男は12月13日に逮捕されていたが、尋問とDNAサンプルの提出後に1度釈放された。そして12月23日に再逮捕され、翌日には投獄されている。検察の広報担当者は今回の再逮捕に至った経緯が、この男から提出されたDNAサンプルと犯行現場で見つかった物との一致によるものかまだ確定していない。

この大胆で鮮やかな強盗事件に新たな展開が期待されている。

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