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オランダ、ワクチン接種のテンポ上がり、6月中には全員に
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デ・ヨンゲ国民保健省大臣によれば、7月までに3分の2のオランダ住民は1回目あるいは2回めのワクチン接種が終了しているはずだという。6月には週に200万本の接種が計画されている。5月31日現在、すでに延べ900万人が接種済み。

すでに高齢者や疾病を持つ人の接種は終わっており、健康な60代以下も5月中に始まった。5月終わりには50代の人はワクチン接種の招待を受け取っているはずだ。6月の初めには40代、半ばにはそれより若い人たちの順番が回ってくる。招待は書簡の場合もあるが、ネット上で「1979年と1980年生まれの人は申し込める」というような知らせが出る。(サイトはこのページの下にあるリンク)お知らせページにあるリンク(corona vaccinatie afspraak)に行くとネット上で申込みができる。

オランダはワクチン接種開始が他の欧州諸国より遅れていたが、現在供給と流通が順調になったため、接種率は10位に上昇した。
(画像:RIVM)


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今年の冬はインフルエンザが蔓延。ワクチン接種について
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コロナ規制が大幅に緩和されたことに伴い、今年の冬は通常のインフルエンザが猛威を振るう可能性が高いと、ウィルス専門家が警告している。今日は全国インフルエンザ・ワクチンの日。インフルエンザに関するシンポジウムなどが開催される。オランダでは10月と11月には、約400万人にインフルエンザのワクチン接種が無料で提供される。対象は60歳以上の人、慢性疾患のある人、そして医療関係者である。

インフルエンザ協会は対象者がワクチン接種を受けるよう呼びかけているが、それでもWHOが推奨する75%に満たない。さらに、コロナウィルスの感染する人は減少しているものの、水平線をたどっている。それでも、イベントは開催されるし、1.5メートル規制も廃止されるなど大幅にコロナ規制は緩和された。さらに、ここ1年半の期間インフルエンザに感染した人はほとんどいないため、免疫を持つ人が減っている。このため、今年の秋冬にインフルエンザが爆発的に広がる可能性があると、アムステルダム大学病院のウィルス専門家であるデ・ヨング博士が警鐘を鳴らしている。

インフルエンザワクチンは子供も摂取を受けることができる。子供は感染しても症状は軽いが、これを両親あるいは祖父母に感染させる可能性がある。
政府が対象としていない60歳未満の健康な大人も希望すれば自費でワクチン接種が可能だ。ホームドクターに連絡しワクチンの処方箋を出してもらい、これを薬局で受け取る。受け取ったワクチンをホームドクターに持っていき摂取を受けるという仕組みである。費用は保険でカバーされる場合が多い。また企業によっては会社負担でワクチン接種を進めているところもある。

秋にコロナ禍再発か? 3度目のワクチンの可能性
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新たなコロナウィルス感染の波がやってきそうだと、国内外の専門家が警鐘を鳴らしている。オランダの国立衛生研究所(RIVM)の試算は、ICUに2,200人から3,400人が収容され(ICUベッド数の2−3倍)、16,000から22,000人が入院を余儀なくされるという暗いシナリオを呈している。

オランダでワクチンを摂取した人は約85%、摂取を拒否(あるいは不可能)している人が180万人いる。さらにワクチンを摂取しても重症化はしないもののコロナウィルスに感染する人が75万人ぐらい出そうだと推定されている。
これから秋に入り通常のインフルエンザも蔓延する季節になる。ワクチン接種を受けていない人は早かれ遅かれコロナウィルスに感染するだろうとRIVMは予測している。

さてこれだけウィルスが蔓延し感染済みの人が増えれば、集団免疫がすでにできあがっているのではないかと考える人も多い。しかし国内外の専門家は否定的だ。いまだに集団免疫は確立していないというのが彼らの一致した意見である。また新規の変異株の発生など予測不能の事態もあるため、上記のRIVMの試算も確実性は高くない。

政府は再度のロックダウンを避けるため、手洗いやソーシャルディスタンスといった基本的な規制を進めるとともに、ワクチン接種拒否者に対し接種をするよう呼びかけている。ただワクチン接種開始が早かったイスラエルでも、コロナ禍が再燃し今週だけでも500人以上が重症化し入院した。これを受け現在第3回目のワクチン接種が始まっている。イスラエルと同様、第3回目のワクチン接種の可能性も9月には政府は検討するだろう。

コロナやワクチンに関するフェイクニュースや陰謀説を流す団体の口座凍結
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コロナウィルスやワクチンに関する「フェイクニュース」や「陰謀説」を流していると見なされた団体の銀行口座が凍結されている。全国紙NRCハンデルスブラット紙によれば、影響力のあるインターネットサイトを運営する企業、少なくとも8社が銀行口座を凍結されている。「ウィルスの真実(Viruswaarheid)」や、出版社「ブルータイガー(De Blauwe Tijger)」そして「エバンジェリスト・ヤープ・ディーレマン」などが含まれる。

銀行口座凍結や支払いサービスの停止などは銀行が自主的に行っているもので、政府とは関係ない。ラボバンクは「コロナ陰謀説や偽情報を積極的に流すサイトにはサービスを提供しない。」と発表、「WWFTと呼ばれるマネーロンダリングの防止とテロ資金調達に関する法律に抵触する過激活動と同等に対処している。」と説明している。

トリオドス銀行も「ウィルスの真実」というサイトを運営する企業を排除している。また支払いサービスのモリー(Mollie)もコロナワクチン反対の動画をYouTubeなどで流すサイトへの支払いサービスを停止した。
ING銀行は、保守的な出版社であるブルー・タイガー社との取引を停止。この出版社は国家安全保障およびテロ対策コーディネーター(NCTV)が「反政府扇動、フェイクニュース、陰謀論」を流す企業と指定したことが引き金となり、ING銀行が取引を拒否したもの。
3月に全国のホームドクター向けに「根拠のないワクチンの驚異」について手紙を送りつけた「真実のための医師(Artsen voor Waarheid)」は、バンク(Bunq)銀行が取引停止をしている。

国民の間では思想の自由の保障に反し差別的だという意見や、銀行などの商業機関の方針は自由だという意見が混在している。

ワクチン接種直後にクラブに行けるのか?
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一回の接種だけで完了するヤンセンのワクチン(Johnson & Johnsonのオランダ名。オランダで開発されたワクチン)を打った直後にクラブに行けるのだろうか? 現在クラブも再開し、今日からコロナパスポート(CoronaCheck アプリのQRコード)の提示だけで入場できる。すでに先週だけで23万3000人がこのヤンセン・ワクチン接種予約している。

実際のところヤンセンのワクチンは感染を66%防ぎ、重篤化を85%防ぐことが実証されている。政府広報(Rijksoverheid)によれば、接種してから2週間後に効果が出るとしている。ただ、現実ではコロナパスポートに接種証明QRコードがあれば、これを待たずに入場は可能だ。

これに対しワーへニンゲン大学のサーフェコウル教授は「正しくない」と否定、速攻でワクチンが感染を防御するという科学的根拠はないとコメントしている。感染から身を守り、他人を感染させないためには、ワクチン接種後最低でも3日間は待たねばならないし、重篤化を防ぐには最低でも10日間は必要だという。「ワクチンが血管を通して体内に入り、免疫を作るのに数週間かかる。」とライデン大学のワクチン専門のケルステン教授も述べている。

ワクチン接種証明がワクチンパスポートに反映されても、2週間は感染のリスクがあると国民健康省は強調している。また陰性証明書も100%確実ではない。ただ混み合ったクラブで踊ることはあくまでも自主判断に委ねられている。さらにオランダでは、危険国(オレンジ)からの旅行者もこのワクチン証明書でクラブにもイベントにも行ける。他国ではこれはもっと厳しく、ギリシアやイタリアでは旅行者に対しワクチン接種後2週間、フランスでは4週間の待機期間を義務化している。

この「ゆるい」オランダの政策は後にツケが回って来るのか? 上記専門家たちは、バケーションの終わった9月にこれが判明するだろうとしている。

12歳から17歳も希望者はワクチン接種可能に
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オランダに住む18歳以上の成人はすでにワクチン接種の招待を受けているが、12歳から17歳の青少年も希望によりファイザーのワクチンを接種できるようになる。オランダの政府の諮問機関である健康評議会(Gezondheidsraad)が昨日提言した。ファイザー製のワクチンは欧州医薬品庁(EMA)により12歳以上の青少年への接種も安全性が認められている。評議会は、12歳から17歳の青少年への接種に対する法的そして倫理的な評価を行っていた。

子供はコロナウィルスに感染しても症状が悪化しないのでワクチンの接種は不要だと考えられていたが、実際には後遺症などが残るケースも出ている。現在若者の間で感染が広がっているが、ワクチンを接種すればこの拡大にも歯止めがかかり、自宅隔離や学校、学級閉鎖が防げると、評議会。さらにこの秋から冬にかけて予想されているコロナウィルスの再発も食い止められるかもしれない。

ファイザー製のワクチンは副作用や副反応が少ないといわれている。しかし、最近ファイザーのワクチンを接種後に心筋炎や心膜炎が起きたケースが1億6000万本のうち前者で122件、後者で126件起きていることが判明している。このため政府は青少年にワクチン接種に関する情報が行き渡ることが重要だとしている。16歳と17歳の青少年は自分でワクチン接種をするかどうか決定できるが、12歳から15歳は親の同意が必要。

Ortrun LenzによるPixabayからの画像

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