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ロッテルダムで規制反対の暴動、7人負傷
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昨夜ロッテルダムの中心街で政府の規制に反対する暴動が起き、警察が2人に発砲するという事件が起きた。暴徒は警察隊に石や花火を投げたり、パトカーに放火するなどで収集がつかなくなった。政府が検討している2G規制に反対するデモに、サッカーのフーリガンなど様々なグループが加わり暴動となった。3週間のロックダウンや昨日発表された年末の花火禁止などに対する怒りが爆発した形だが、意味なく単に破壊行為や暴力を行う暴徒も少なからずいた模様。

数百人が加わったこの暴動で警官を含む7名が負傷し20名以上が逮捕された。ロッテルダム市長が「暴力の乱交」と称したこの暴動で、緊急事態宣言が発令され、市内への立入禁止とロッテルダム市内の主要駅の封鎖が行われた。



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モロッコ・ベルギー戦で、オランダでも暴動
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日曜日夜、サッカー世界選手権のベルギー対モロッコ戦でモロッコが勝ったことを受け、ベルギー各地で暴動が起きた。オランダのロッテルダム・アムステルダムそしてハーグにもこれが飛び火した。この暴動で警察官2人が負傷し、2人のサポーターが逮捕された。ロッテルダムではガラスや爆竹が警察隊に投げ込まれるなど、暴動がエスカレートした。この試合では予想に反し、モロッコが2対1でベルギーに勝ち、ベルギーに住むモロッコ人らがお祭り騒ぎをし、これが暴動に発展したもの。

アムステルダム西部のメルカトール広場でも、車に火をつけるなどの行為が行われひとりが逮捕された。ハーグのバイラン広場でもモロッコチームのサポーターたちが爆竹を投げるなど騒ぎが起きた。

ただオランダの他の都市ではお祭り騒ぎのみで、問題なく夜が過ぎたという。ベルギーのブリュッセルでは車が壊されるなどの暴動が起き、警察は催涙ガスで応酬した。

アムステルフェーンで暴動、24人逮捕
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土曜日夜から日曜日にかけて、アムステルダムの郊外アムステルフェーンのパーティセンター「ディアマント」で開かれていたパーティで暴動が発生、警察が介入し24人を逮捕するという事件が起きた。暴徒は介入した警察に敷石などを投げて抵抗、またひとりは警察隊に車で突入した。

真夜中にアムステルフェーンのビジネス地域にあるLegmeerで喧嘩が始まりひとりが怪我をしたという警報がはいった。パーティセンターの入り口で中に入りたい人とこれを防ぐ警備の間で揉め、これが暴動の引き金となった。

騒動はエスカレートし、市の警察には手に負えなくなり国家警察に応援を求め、警察犬やヘリコプターも動員された。暴徒は道路の敷石をはずして警察に投げたり、車で警察に突入するなど抵抗。その後暴動は何度も再燃し、ビジネスエリアから日本人も多く住むアムステルフェーンの南部のウエストワイクという住宅街まで拡大し、バス停のガラスなどが破壊された。アムステルフェーンのポッペンス市長は、許されない事件として怒りを表明、パーティセンターとの話し合いを行うと述べている。(画像:Amstelveen.nl)

農家デモで暴動、警察が高速道路で発砲
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オランダ北部ヘーレンフェーンで火曜日夜22時40分ごろ、警察が農家のデモ隊に発砲するという事件が起きた。警察によれば、ヘーレンフェーン近くの高速道路A32上で、トラクターに乗りデモをしていた農業従事者たちが、パトカーに乗り込むなどの暴動行為を起こしたため、警告の意味で発砲したという。トラクターには命中したが、負傷者は出ていない。この暴動で警察は3人を逮捕している。現在、警察ではこの発砲行為が正当であったかを調査中である。

火曜日夜にはオランダ全土で農家によるデモが行われた。高速道路A50ではアーネムとアペルドールンの間がトラクターで封鎖されている。また同時に干し草の俵やタイヤを燃やすなどの行為に出て、消防車が出動する事態に陥った。また、ヘルダーマルセン(Geldermalsen)とヴィエルト(Weert)では、スーパーマーケットの流通センターを農家が一時期占拠した。フリースランドのシント・アナパロヒーでは、トラクターが野菜果物の配送センターに乗り込んでいる。

窒素排出規制に反対する農家は今週の月曜日から大々的なデモを行っている。これまでもトラクターで高速道路を走行し、交通を妨げるなどのデモは行っていたが、今週からは規模や内容が深刻化している。流通センターを占拠されたスーパーマーケットも数千万ユーロの損失を被っている。政府は今回の暴動などに対し「一般の人を困らせない合法なやりかたでデモをすべき」だとコメントしている。
水曜日の朝にはフローニンゲン空港の占拠が予定されているが、検察、警察そして市当局との交渉済みだという。

オランダ各地でまた暴動、3日目
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先週金曜日の夜ロッテルダムで暴動が起きたが、土曜日、日曜日と続き各地で同様な暴動が起きた。土曜日はハーグで、昨夜日曜日にはレウワールデン、フローニンゲン、エンスヘーデ、ローゼンダール、そしてティルブルグという地方都市で暴動が起き警官隊が介入した。

北部の街フローニンゲンでは市長が緊急事態宣言を発する結果となった。午後にはコロナ対策反対デモが支障なく行われたが、夜になりソーシャルメディアを通して暴動が扇動され、若者が街に集まり破壊行為を始めた。バス停や店舗のガラスを壊すなど大きな被害をもたらした。
東部の街エンスヘーデでも、ソーシャルメディアを通じて集まった若者が暴動を起こした。ここでも緊急事態宣言が発令され、中心地から離れるよう通達された。逮捕者も出ている。
南部の街ローゼンダールでも複数の地域で小学校を放火するなどの暴動騒ぎが起きた。また花火や爆竹を投げたり、車を燃やすなど破壊行為も目立った。

警察や市当局が事前に暴動を検知するのは不可能ではないが、暴動扇動者は外部の介入が難しいテレグラムのようななインターネットメディアを利用しているため、容易くないという。また暴動に加わっているのは、ほとんどが20歳以下で13歳14歳という未成年者も混じっている。

ハーグで政府のコロナ政策に反対する大規模なデモと暴動
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政府のコロナ対策に反対するデモが日曜日ハーグのマリーフェルト(中央駅付近)で行われ、これが暴動に発展した。警察は花火などで対抗する抗議者をや放水などで対応し数名を逮捕した。この日は17日に行われる総選挙前最後の日曜日で、政府の対策への抗議を示す人たちが集まった。

200人の参加が事前に許可されていたデモは14時ごろに開始されたが、時間が経つにつれ抗議者は数千人へと膨らんだ。政府は事前に参加者同士の距離を保つよう通達していたが、これが全く守られなかったため警察が介入したもの。警察は解散を呼びかけたが、これに従わなかったため警察犬や騎馬隊がデモ参加者の間に導入した。一部の抗議者は別の地域へと逃げたが、最終的には逮捕されることになった。このデモは「占領下オランダ(Nederland in Verzet)」という団体が組織したもの。

このデモと暴動に対し、アムネスティ・インターナショナルは、警察が警察犬の導入や警棒で叩くなど過剰な暴力で対応したと批判している。

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