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変異株オミクロン感染者オランダで13名
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アフリカ南部で発生したと思われる新しいコロナ変異株オミクロン感染者が、南アフリカからオランダへ到着した2便から13名見つかった。日曜日午後の国立公衆衛生研究所(RIVM)の発表によれば、624名の乗客のうち61名が陽性。このうち13名がこの変異株オミクロンの感染者だった。

南アフリカのケープタウンとヨハネスブルグから金曜日にスキポール空港に2機が到着。乗客は全員コロナ検査を受け、結果が分析された。結果はまだ全員分ではないため、13名以上がこの変異株に感染している可能性もあるという。

デ・ヨング健康省大臣は、日曜日の記者会見にて今回の陽性者はすべて隔離、さらにアフリカ南部からオランダに戻る旅行者は全員隔離義務があると発表した。「オミクロン感染者がもっと拡大していた可能性も否めない。これまでの感染者検査ではこのオミクロン変異株は分析されていない場合もある。この変異株は感染力が高いことが懸念される。」と同大臣は述べている。南アフリカなどからの飛行制限はEUの規定に従うというが、オランダのような国での国境閉鎖は事実上難しいとしている。

WHOによればオミクロン変異株はデルタ株に比べ感染力が高いという。しかし重症化の可能性、そして現在のワクチンの効果についてはまだ判明していない。


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インド変異株で秋からまたコロナ拡大か?
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オランダ国立衛生研究所RIVMによれば、今後コロナ感染の中心となるのはインド変異株(デルタ株)になるという。そして秋になってこれが拡大しそうだとRIVMは懸念している。これまで国内でのデルタ変異株は陽性者の1%と少なかったが先週には9%に上昇している。特にスペインやポルトガルに旅行した若い人の間で増えている。

このデルタ株はもともとの新コロナウィルスに比べ28%感染力が強いと言われている。ただし感染した場合に症状が以前の株よりも重篤化するかどうかはまだ明らかでない。ただワクチン接種により、症状は軽くてすみ、悪化して病院入院するケースは少ないと言われている。RIVMはワクチン接種がこのデルタ株に対し最も有効だと昨日火曜日に国会にて発表している。

臨床実験によれば、ファイザーのワクチンを2回接種することで、デルタ株の感染を88%防げる。12%は感染の可能性はあるが、重症化はファイザーワクチン接種者の96%以上は防げるという。アストラゼネカのワクチン接種者は重篤化して病院入院するのを92%防げる。
26日から大幅な規制緩和が始まるが、1.5メートルのソーシャルディスタンスなどの基本規制は守るべきとRIVM。ワクチン接種後のバケーション中も注意が必要である。

イギリスの変異株の蔓延で、ロックダウン3月2日まで延長に
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本日19時に行われた記者会見にて、ルッテ(暫定内閣)首相は、コロナ第3波に襲われるのを防げないかもしれないと語った。「異常な速さで拡大するイギリス変異株のウィルスがオランダ中を席巻している。このためロックダウンは3月2日まで延長する。これは中高等学校も同様で3月2日までは開校しない。」と発表した。現在コロナウィルスで陽性反応が出た人のなんと3分の2がこのイギリス変異株に感染した人。そしてこの変異株はこれまでのコロナウィルスと比較すると1.5倍の感染力を持つという。記者会見にて発表された規制は以下の通り。

1.ロックダウンは3月2日まで続行。中高等学校は3月2日まで閉校。開校してからも1.5メートル規制は続く。
2.夜間外出禁止令は2月9日まで。しかし、現在の禁止令による効果を分析し、これがさらに延長されるか否かが決まるという。
3.小学校と保育所は2月8日から再開。
4.スーパーマーケットや食品店以外の店舗は再開するが、注文された品物を渡すのみが許可される。(クリック&コレクト)


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