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新政府の大臣任命式には髪の毛伸び放題で出席?
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ロックダウン規制で接触業である美容・理容室が閉まっているため、髪の毛伸び放題の人が多い。来週月曜日に予定されている新政府の閣僚任命式に、新大臣らはこの規制を遵守した「コロナヘア」で出席する(はず)だ。この規制に反対する美容・理容協会は、任命式には美容院に行ったばかりのすっきりした頭で出席するなと警告している。きれいにカットやセットしたヘアスタイルで式に列席すると「国民に誤った印象を与える」と同協会。

コロナ大臣で知られたヒューゴ・デ・ヨング元健康省大臣(新しく住宅・空間計画省大臣となる)は、「ジェルでなんとかごまかすが、たぶん見る人にはわかってしまうかも」と話している。元副大臣で、新規に貧困・年金担当大臣となるカローラ・スハウテンは昨日ルッテ首相と会見したときに、美容院に行ったばかりのような髪型で登場。本人は自分でやったと述べている。来週の月曜日の任命式にも、ヘアドライヤーとヘアアイロンでごまかすとインタビューに答えている。

国務・王室担当大臣となるハンケ・ブラウンス・スロット氏は、月曜日にはきちんとした髪で出席できるはずと述べている。さてヴィレム・アレクサンダー国王だが、広報局(RVD)によれば、「月曜日にコロナヘアで出席するか否かはまだ検討中」だとしている。

式には大臣などのほか報道関係者などが多数集まることから、この任命式自体を延長すべきだという声も出ている。


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現行のコロナ規制、1月14日まで延長。小学校も休暇早まる
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12月14日の政府記者会見にて、現行のコロナ規制の延長が発表された。延長は少なくとも2022年1月14日まで続く。コロナウィルス感染者数は減ったものの入院患者数は多く、通常患者の手術や手当が遅れている。また変異株であるオミクロン株に対するワクチン効果などの不確実性もあり、政府は規制を延長した。

現行の規制は、飲食店や小売店などの営業時間の短縮などを含む夜間外出禁止。1.5メートルという距離を保ったり、手を洗い、自宅勤務といった基本的な規定である。クリスマスでも家に招待できる人数は1日4人まで。(ゲスト、ホストともに簡易コロナテストが必要。)これらの規定や措置はこのまま続行される。

■小学校
このほかに、新しい措置として、小学校がクリスマス休暇(通常は24日から)の始まる週(遅くとも12月21日)に閉校する。0−4歳までの保育所は閉鎖されない。学校が休みになった場合、子供はできるだけ自宅にいるようにし、高齢者に近づかない。

■ ブースターワクチン接種
他の欧州諸国から遅れをとっていたブースター接種(ワクチンの追加接種)は急速に早まる。
これまでは最終の接種から6ヶ月以上たった人がブースター接種を受けられたが、これが3ヶ月後に縮小される。これにより18歳以上の人は1月末までに接種が可能となる。国立衛生感染研究所(RIVM)あるいはホームドクターから接種の通知を受ける場合もあるが、自分でGGDに申し込むことも可能である。(オンラインでは以下のリンクから)

■ 補償
政府は文化セクターと企業へ補償を出す。44億ユーロに上る補償金は、飲食店など時短により収益が減った業者、企業そして従業員への支援である。

現行の規制、来年初頭まで続きそう
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夜間の外出規制などを含む現行のコロナ規制はおそらく来年初めまで続行しそうだ。12日首相官邸に専門家などが集まり討議した結果である。正式発表は火曜日夜の記者会見にて行われる予定だが、政府筋からの情報によれば、飲食店や非必需品小売店などの17:00閉店規制は続く。またジムやスポーツクラブでのスポーツも17:00で終了。自宅に招待できる人数も4人までという規制もそのまま続く。

先週には感染者数は減ったが、医療機関での負担は高いままだ。入院患者数やICUの患者数は高く、コロナ患者以外の患者の手術や手当が遅れている。政府はアウトブレイク・マネジメント・チーム(OMT)のアドバイスに従い、規制緩和を行わないという結論に至った。コロナ変異株であるオミクロン株の感染性などについてまだ不確実な点が多いことで、OMTは緩和に反対している。

学校のクリスマス休暇を延長するか否かについて、政府はまだ決定していない。OMTは学校内での感染拡大を防ぐために休暇延長を提案している。火曜日の記者会見までに他の規制などについても討論が行われる。

ロッテルダムで規制反対の暴動、7人負傷
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昨夜ロッテルダムの中心街で政府の規制に反対する暴動が起き、警察が2人に発砲するという事件が起きた。暴徒は警察隊に石や花火を投げたり、パトカーに放火するなどで収集がつかなくなった。政府が検討している2G規制に反対するデモに、サッカーのフーリガンなど様々なグループが加わり暴動となった。3週間のロックダウンや昨日発表された年末の花火禁止などに対する怒りが爆発した形だが、意味なく単に破壊行為や暴力を行う暴徒も少なからずいた模様。

数百人が加わったこの暴動で警官を含む7名が負傷し20名以上が逮捕された。ロッテルダム市長が「暴力の乱交」と称したこの暴動で、緊急事態宣言が発令され、市内への立入禁止とロッテルダム市内の主要駅の封鎖が行われた。


政府のコロナ規制に反対する大規模なデモ
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先週末から施行されているコロナ規制で、マスク着用やコロナチェックQRコードの提示などが義務付けられた。オランダのコロナ感染者数を見れば、この規制は適切で、他の欧州諸国に比べると開始時期は遅いし、規制もそれほど厳重ではない。それでもこの規制やワクチン接種に反対する人はいる。

7日日曜日、2万人から2万5千人の参加者がハーグに集まり、政府のコロナ規制に反対するデモを繰り広げた。デモ隊は中央駅そばのマリーフェルドを開始点に国会付近を行進した。警察隊が行進を誘導していたが、花火や爆竹以外の暴力などはなく終了している。

参加者の多くがプラカードや横断幕を掲げ、コロナ規制に対する反対や、ルッテ内閣の批判を表明していた。「愛、自由、反独裁者(ルッテ首相を指す)」というプラカードや「我々は嘘にうんざりしている」などの政府への批判が目立った。また行進ルートの電柱やゴミ箱に「メディア=ウィルス」、「コロナワクチン=毒」というステッカーが数百枚貼られていた。行進は問題なく行われたが、政府を批判する人たちの怒りが目立った。

デモは数十の団体がまとまった「オランダのための共生」という団体が組織している。

感染者増加でコロナ規制再開(11月2日の記者会見)
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コロナ感染者が増加し、入院患者が増えるなど医療が逼迫しているのを受け、2日政府は記者会見にて新しい規制を設けることを発表した。
これまでの握手などの接触を避けたり在宅勤務をするなどの基本的な規制のほか、また1.5メートルのソーシャルディスタンスが義務付けられるようになった。

さらに公共交通機関以外でもマスクの着用が義務付けられる。店舗、駅構内、病院、老人ホーム、市役所などの屋内の公共の場所ではマスクを着用しなければならなくなる。中高、大学でも移動時には義務付けられる。美容師、マッサージ、指圧師といった接触業でもマスク着用が必要となる。例外はセックスワーカーでマスクは不要。
コロナチェック(グリーンパス)を提示が必要な場所ではマスク着用の義務は生じない。つまりコロナチェックを義務付けられている飲食店ではマスクは不要。

コロナチェック証明書(QRコード)の提示場所が拡大する。これまで不要だったスポーツジム、美術館、飲食店のテラス、アマチュアスポーツ競技、ダンスや音楽学校での授業でもQRコードの提示は必須となる。ただし18歳以下の人は不要。

さらに在宅勤務もまた復活する。勤務時間の最低半分は在宅で行うことが強く勧められている。政府は現在、勤務場所でもコロナチェック証明書の提示を法令化することを検討している。
11月半ばにはさらに厳しい規制が設けられる可能性もあるが、現在の規制で再評価し、11月12日にもう一度記者会見で発表される予定だ。


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