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オランダのスーパー利用者、半数はもう有人レジを使わない
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キャッシュレスが進んているオランダでは、スーパーマーケットで、店員がいるレジを使わない人は半数に上る。この数は昨年末の55%より若干減ったものの、上昇傾向にある。買い物の途中で商品をスキャンする方法と、買い物の終わりにまとめてスキャンする方法があるが、いずれにせよレジに並ぶ人は減っている。

ハンド・スキャナーや、アプリをダウンロードした携帯電話を手に持って商品をかごに入れるたびにスキャンする人は約25% 片手がスキャナーや携帯を持っていなければいけないので買い物がしにくいという欠点がある。これに対し、商品をまとめてカートに入れ、店員のいないレジで自分でスキャンする人はますます増えている。とくに買い物が少ないときには、長い列に並ばずにこちらの方法を選ぶ人が多い。

セルフスキャンはスーパーマーケットにとって人件費削減につながる。顧客にとっても長い列に並ばず素早く支払いができるのは楽だ。ただし、レジで買い物を好む人も多いことは確かだ。店員と話をするのを楽しみにしているという人たちだ。とくに65歳以上の人たちは70%が通常のレジを好む。また現金で支払いをする人も通常のレジを使うため、有人レジはまだ残るはずだ。


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近々コロナのスピードテスト、スーパーマーケットで販売
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政府は近い将来に、医学的な監視下に置かないコロナウィルスのスピード検査キットを導入したい意向だ。たとえば、仕事やトレーニングをより安全にしたいと考えている企業、学校、大学などで使用できるほか、イベント会場や映画館、コンサートホールなどでも利用ができる。このスピード検査キットはスーパーマーケットやドラッグストアで販売される。デ・ヨング健康省大臣によれば4月にもこの検査キットは販売可能となるという。

このセルフテストでは、鼻の奥までいれる綿棒(痛みを伴う)は使用せずに短い綿棒を使うという。検査結果は15分で表示される。ただ、このスピード・セルフ検査は、従来の医療機関による検査より信頼性は低いと同大臣。微生物学者のクラウトマンス博士は、検査の結果は保健所で行うPCR検査より若干正確性に欠けるが、それでも信頼性は充分と言えると語っている。
ただし、もしこの検査で陽性という結果が出たり、症状がある人は保健所(GGD)で検査を受けたほうがいい。このセルフ・スピード検査は、あくまでも予防が目的であるので、症状がない人が使用するのが基本だ。


オランダのスーパーマーケット、高齢者専用時間を設置
オランダ大手スーパーマーケットであるアルバートハイン(AH)は来週3月23日(月)から、高齢者専用の買い物時間帯を設けると発表した。70歳以上の高齢者は7時から買い物ができる。その後8時からは一般の人が入店可能となる。これによりコロナウィルスに感染を恐れる高齢者は多くの人がいる時間帯を避けることができる。

他の大手スーパーであるユンボ(Jumbo)も多くの店舗で同様な措置をとるとすでに発表している。アルバートハインはオランダ全土で実施する。

オランダのスーパーマーケットでは、コロナウィルス感染防止対策を進めており、紙幣(キャッシュ)での支払いを受け付けないところがほとんどだ。アルバートハインではレジと顧客の間にガラス壁を立て始めている。またレジに並ぶ人は前後1.5メートルの隙間を空けねばならない。
またピンコード(暗証番号)を押す必要がないカードをかざすだけの支払いも、最高金額が引き上げられ不要にキーボードを触る必要がなくなる。

スーパーマーケット, 孤独な高齢者のための「おしゃべりレジ」を設置
1日中誰とも話さない高齢者はオランダでも少なくない。スーパーマーケットはこぞって孤独な高齢者が人々と会話できるようなサービスを始めている。オランダのほとんどのスーパーマーケットには無料でコーヒーが飲める「コーヒーコーナー」が設置されているが、これも孤独な人々に他人と接する機会を提供するのが目的だ。ユンボ(Jumbo)のブラバント州フレイメンの店舗では「おしゃべりレジ」を新規に設置した。スピードを追求するレジでは、なかなか店員と話す時間もないが、このレジでは高齢者がゆっくりとレジ店員と会話を楽しめる。急ぎの人はこのレジに並ばずに通常レジに行けばいい。

このスーパーではコーヒーコーナーでもおもしろい試みを実施している。コーヒーやお茶を飲みながら「ヘルプ募集フォーム」に記入できるのだ。例えば「家の電球を取り替えてくれる人」や「話相手になってくれる人募集」といった小さなヘルプである。このコーナーではボランティがやってきて高齢者とおしゃべりもする。ユンボではこの店舗の試みがうまくいけば他の場所にも拡大する意向だ。

ブレダにあるスーパー「アルバートハイン」でも孤独な高齢者のためのサービスを行っている。各店舗が高齢者基金(Ouderenfonds)と協力しイベントを企画。例えばイースターにブレダにある大教会に200名の高齢者をブランチに招待したり、店内で高齢者がケーキを焼くといったものまで大小様々な企画である。どちらのスーパーも、こういった高齢者サービスは利益にはつながらないが社会奉仕として行っている。もちろん「気持ちよく」買い物ができれば長期的には売上に反映されると担当者は述べている。

イースターはスーパーマーケットとガーデンセンターの稼ぎ時
市場調査会社GfKの調査によればイースター期間のスーパーマーケットの売上は通常よりもずっと高くなる。通常時は平均7億2000万ユーロだが、イースターには8億4000万ユーロと17%も上昇する。中央小売業局(CBL)によれば、今年は天気も良いこともあり8億7000万ユーロにも達する可能性があるという。とくに果物、野菜、バーベキュー用の高級肉の売上が伸びそう。

イースター用のショッピングで、最も人気はアイスクリームケーキ。起源は19世紀の終わりに遡るというこの冷凍ケーキ、イースター期間は通常の3倍も売れるという。そのほかには、イースターブレッドと呼ばれるアーモンドペースト入のパン、カナペ用のクラッカーなども通常時の3倍の売上。チョコレートのイースターエッグを買う人も多い。花や植物そしてアルコール類の消費も急増する。

ほとんどのオランダ人が休暇をとっている金曜日から月曜日までのイースター期間は、毎年ガーデンセンターが混み合う時期である。オランダ人は4月5月に夏に向けての庭造りに精を出すが、イースター休みは絶好の機会。
ガーデンセンターにはドイツ人の客も多いという。ドイツでは金曜日から月曜日まで店が閉まるため、ほとんどの店が開いているオランダに国境を超えてやってくるのだという。

火曜日、ワールドカップでベルギーのスーパーマーケットは1時間早く閉店。
ベルギーのスーパーマーケットチェーン、デレーズ(Delhaize)とリドル(Lidl)は、火曜日の夜にはワールドカップ準決勝のため通常より1時間早く19:00に閉店する。ベルギー対フランスの準決勝は明日20:00から開始する。アルバート・ハインの傘下にあるデレーズとドイツ系のリドルは、従業員が準決勝を観戦できるようこの措置をとるという。従業員は早退してもその分の給料は支払われる。また電子機器小売のメディア・マルクトも19:00 閉店となる。

これに対し競合スーパーのコルライトとカルフールは、準決勝でも閉店時間は変更しない。「すべての顧客がベルギーサッカーチーム(赤い鬼)のファンであるわけでもない。」とカルフールのスポークスマンは述べている。ベルギーのサッカーチームは先週金曜日の対ブラジル戦を2対1で勝ち越し準決勝へ進むことになった。ブラジルは過去5回世界チャンピオンになってる。ベルギーがワールドカップで準決勝へ登場するのは1986年以来初めてで、国をあげて祝福モードである。

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